おはスタ感想ページ

2011/07/27(水)

出演:井出卓也、テッケン、ワッショイ帯田、マッハカズ
おはガール:さき(スマイレージ)
スポンサー:爆丸、meiji 明治、BANDAI、ポケットモンスターベストウイッシュ、タカラトミー
ハム太郎CM回数:1
ドラゼミCM回数:0
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 インチキランキング・・・でなく、コロコロランキングのコーナー。 ゲームのインチキランキングは2011年6月11日以来です。大人の「おはスタ」視聴者は待ちに待っていました。 もうご存じだと思いますが、このランキングは「人気ゲームソフトトップ10!」とか言いながら、 出典・期間が一切不明という、実にうさんくさいランキングです。 まあ内容を見れば判るのですが、このランキングは「おはスタ」に献金した企業の献金額ランキングです。 どんなにつまらなくて売れていないゲームソフトでも、「おはスタ」に多額のお金を払えば 「人気ソフト」として子供達を騙してくれます。 さっそく今回もインチキ具合を検証していきましょう。

2011/06/11 コロコロランキング(ゲームソフト)

1:ドラゴンクエストモンスターズ(スクエニ)
2:ポケモン ブラック、ホワイト(任天堂)
3:プロ野球スピリッツ2011 (KONAMI)
4:パタポン3(SCE)
5:Wiiパーティ(任天堂)
6:スティールダイバー(任天堂)
7ドンキーコングリターンズ(任天堂)
8:マリオカート(任天堂)
9:トモダチコレクション(任天堂)
10:大乱闘スマッシュブラザーズ(任天堂)


2011/07/27 コロコロランキング(ゲームソフト)
順位 名称 販売元
01 イナズマイレブンストライカーズ LEVEL5
02 太鼓の達人ぽ〜たぶるDX バンダイナムコゲームス
03 ポケモン ブラック、ホワイト 任天堂
04 実況パワフルプロ野球2011 PSP KONAMI
05 ぷよぷよ!! SEGA-SAMMY GROUP
06 ダンボール戦機 LEVEL5
07 スターフォックス3D 任天堂
08 実況パワフルプロ野球2011 PS3 KONAMI
09 wiiリモコンプラスバラエティ 任天堂
10 ゼルダの伝説 時のオカリナ 3D 任天堂



 前回と比べるとポケモンが一つランクダウン。しかし放送ではなぜか前回と同じ順位と紹介されていましたね。 実況パワフルプロ野球2011が今回からPS3版とPSP版の二つに分けてランクイン。 同じように複数の機種で発売されたプロ野球スピリッツ2011は機種を分けていませんでしたが、どの機種が ランクインしていたのでしょうか? また機種では厳密に分けるのに、ポケモンをブラックとホワイトで分けていないのはなぜなのでしょうか? 謎は深まります。

 今回のランキングもほとんど「おはスタ」スポンサーで占められています。唯一スポンサーでないのは太鼓の達人のナムコ ぐらいでしょうか。 一位と六位のレベルファイブは「おはスタ」提供クレジットには入っていません。 しかしイナズマイレブンのキャラが番組中に登場したり、レイトンシリーズを番組で紹介したりしているので、「おはスタ」に 金を落としている事は容易に想像できます。 これは推測ですが、今回のインチキランキング復活は、レベルファイブから資本投下があったからではないでしょうか? 一位と六位に突然ランクインしている辺りが怪しいですね。

 ちなみにamazonのゲームソフトランキングは こちら。 100位以内にランクインしているゲームは、ゼルダ、パワプロ、ポケモンだけですね。 これはコロコロランキングが実際の人気ランキングとは乖離(かいり)した、ねつ造ランキングである事の証明になっていると思います。


 「チョロQ ハイブリッド マッハギア」のコーナー。 今日も音速を超えるスピードとの宣伝文句で登場。 しかし、どこから見ても音速にはほど遠いノロノロ速度です。 今回は「チョロQ ハイブリッド マッハギア」が音速に比べてどれほど遅いか検証してみます。

 2011年7月25日にタイムトライアルを行っているので、ここから検証します。 コースの距離を3mと仮定すれば、5周で15mです。 「チョロQ ハイブリッド マッハギア」は15mを7.4秒で走りました。 ここからチョロQが一秒間に何メートル走るか算出できます。

15m ÷ 7.4秒 = 約2.03 m/秒

このチョロQは1秒間に2.03m進むようですね。 ここから1分間に何メートル進むか算出します。

2.03 m/秒 × 60 = 約121.62 m/分

同じように60をかけて、1時間に何メートル進むか算出します。

121.62 m/分 × 60 = 約7297 m/時間

音速と比較しやすいように、単位を1時間あたり何km進むかに変換します。

約7297 m/時間 ÷ 1000 = 約7.3 km/時間

これにより、「チョロQ ハイブリッド マッハギア」の速度は7.3km/hであると算出されました。 ちなみに音速は1225km/hです。 つまり「チョロQ ハイブリッド マッハギア」は音速の1/168の速度しか出ていない計算になります。

 これはサギではないでしょうか? 「チョロQ ハイブリッド マッハギア」は音速の1/168というスピードでしか走れません。 これで「音速(1225km/h)を超える速度が出る!」とはあまりにも誇大広告すぎます。 「おはスタ」は今まで様々な嘘で子供達を騙してきましたが、この嘘は具体的な数値が出ているだけに、 大きな影響があるでしょう。 JAROか公正取引委員会の出番です。 大人の「おはスタ」視聴者としては、別の意味でハラハラドキドキする事になるでしょう。


 フナムシを見た事がないというさき。次回の「昆虫さんいらっしゃーい」のネタが決まりましたね。


フナムシ


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