おはスタ感想ページ
2015/02/13(金)
出演:山寺宏一、もりっち、えぐっち、ADホッセー、五回転かーくん、レイザーラモンRG
おはガール:あい
スポンサー:タカラトミー、BANDAI
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今回の見所
どぶろっくがレイザーラモンRGとの才能の差を見せ付けた点が見所でした。
歌芸人つながり?という事で、レイザーラモンRGがゲスト出演し、歌ネタを披露。
どぶろっくとレイザーラモンRGは歌ネタという共通点を持っていながらも、下記の三点が異なり、
どぶろっくがその才能の差を見せ付ける結果となりました。
・どぶろっくのあるあるネタはあいも笑っていたが、レイザーラモンRGのあるあるネタはあいが困惑していた
・どぶろっくは前奏が短くネタの濃度が濃いが、レイザーラモンRGは前奏が長くネタの濃度が薄かった
・どぶろっくのネタは「まさかの〜」で新展開があり飽きを防いでいたが、レイザーラモンRGのネタは新展開がなく飽きられていた
どぶろっくのあるあるネタはあいも笑っていたが、レイザーラモンRGのあるあるネタはあいが困惑していた
あいはつまらないネタでも笑ってくれるという、お笑い芸人にとっての天使であるにも関わらず、
レイザーラモンRGのあるあるネタには困惑した表情を見せました。
あるあるネタとは、観客と芸人が過去の体験を共有し、その共感によって発生する笑いの総称です。
観客と芸人が過去の体験を共感できなかった場合、おはスタでは「ないない」と評価され、スベってしまいます。
レイザーラモンRGは「おはスタは生放送で放送しがち」という、過去の体験ではない単なる事実を、あるあるネタとして使用してしまいました。
「郵便ポストは赤い」「鳥は飛ぶ」といった単なる事実で体験を共感できるはずはなく、
あいもどうして良いのかわからずに困惑していました。
どぶろっくは前奏が短くネタの濃度が濃いが、レイザーラモンRGは前奏が長くネタの濃度が薄かった
朝の貴重な時間を、薄いネタによって無駄に消費させられた視聴者は、怒りに似た感情を持ったかもしれません。
どぶろっくは「もしかしてだけど」から始まる前奏が短く、単位時間あたりのネタが多かったですが、
レイザーラモンRGは前奏が長すぎて単位時間あたりのネタが少数でした。
朝の5分はとても貴重な時間であり、放送時間が限られているテレビの生放送であれば、時間はさらに貴重になります。
そんな貴重な時間であるにも関わらず、レイザーラモンRGはダラダラと無関係な歌を歌って無駄に消費。
前奏が短くテンポの良いどぶろっくならば、あの無駄な時間にもっと多くの有意義なネタを披露できた事でしょう。
どぶろっくのネタは「〜からの」で新展開があり飽きを防いでいたが、レイザーラモンRGのネタは新展開がなく飽きられていた
レイザーラモンRGは、共感できないあるあるネタと無駄な歌を繰り返し、完全に飽きられていました。
どぶろっくは飽きそうなタイミングで「まさかの〜」という新展開を見せます。
「まさかの〜」からの展開はあまり笑いにつながった事はないのですが、視聴者の気分をリフレッシュさせるという意味においては、
笑いとは無関係に成功しています。
一方レイザーラモンRGのネタには展開がなく、共感できないあるあるネタと無駄な歌を繰り返すのみ。
何の展開もないネタに番組中盤ではすっかり飽きられていたのですが、レイザーラモンRGはその空気に全く気付かず、
あいは何度も困惑し視聴者は何度も怒る結果になりました。
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