奈良動物二次診療クリニックの診療科目です
このページでは代表的な疾患に対する治療をご紹介いたします
主治医の先生からのセカンドオピニオンも受け付けております

  整形外科     腫瘍科/脊椎外科   軟部外科

腫瘍外科


 腫瘍を疑う症例には血液検査やレントゲン写真だけではなく、細胞診や病理組織学的検査でステージングを行い全身状況の把握に努めます
 病状と将来的なリスクを家族に説明した上で複数の治療方法を提示します
 根治が期待できる時には積極的に、根治不能な場合には無用な外科侵襲を回避
 全身スクリーニングのため、手術支援のため、術前にCT検査を実施することもあります 

<施術可能な術式>
 肺癌      肺葉切除
 肝細胞癌   肝葉切除
 消化管腫瘍 胃部分切除、消化管切除

など
手術費用の目安  15-30万円


腫瘍内科




腫瘍内科の目的は動物の笑顔を増やすことです

診断から治療まで全ての工程に携わります
外科手術を行う際も外科医と連携を取り治療を行います

 

化学療法(抗癌剤)、分子標的薬などの腫瘍を抑える治療以外にも、疼痛緩和などの緩和療法や対症療法も積極的に行います


<実施可能な化学療法の例>
 ・リンパ腫       UW25
 ・肥満細胞腫     化学療法/分子標的
 ・骨肉腫        カルボプラチン
放射線治療が必要な患者には近隣の放射線治療可能施設をご紹介いたします

神経外科


 
椎間板ヘルニア

ミニチュアダックスフンドで好発する疾患です
 時には緊急手術が必要です

術前に通常CTもしくは脊髄造影CTを実施
  ・椎間板ヘルニアの確定診断
  ・ヘルニアの位置診断
  ・圧迫程度の判定    を行います
 手術は片側椎弓切除・椎間板造窓術
 術後はオーダーメイドコルセットを装着

治療費の目安 CT検査  5-6万円
          手術+入院 24-26万円




環軸亜脱臼

第一頸椎と第二頸椎が変位してしまう疾患です
病状が進行すると四肢麻痺になります

手術で環椎と軸椎を固定する必要があります
骨スクリューや創外固定ピンを頸椎に刺入し骨セメントで固定します

術中にCT撮影を行い、スクリューやピンの位置が適切に設置されているか確認してから固定しているため術後成績が安定しています。

治療費の目安   手術+入院  25-35万円




  



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