イチゴのカロリー
いちごは一般的には果物だと捉えられていますが、農業の世界では野菜に分類されています。バラ科で桃やリンゴや梨と同じ科に属します。花は桜と同じような花が咲きます。
さて、いろいろなダイエット法がたくさんありますがその中にイチゴダイエットがあります。
- カロリー
- イチゴは、甘くて糖分がたくさんありカロリーが高そうですが実際は低めの食べ物です。
100g当たりのカロリー
バナナ 85kcal
リンゴ 54kcal
みかん 45kcal
いちご 34kcal
手軽に手に入る果物の中でも、いちごのカロリーは低い方です。
中でもいちごの食物繊維は「水溶性食物繊維」が多くイチゴジャムなどに加工する際、加熱していくと固さがなくなってトロリとしてきます。バナナは「不溶性食物繊維」なので人によっては便秘が改善されないことになります。いちごは水溶性なので大抵の人の便通改善にお勧めできます。
腸内環境を整えることは、免疫力の向上、血流の改善、体温の上昇、アレルギー反応の改善などにもつながります。まずその第一歩としての便通改善にイチゴの食物繊維は適しています。ただ、食べ過ぎると便が緩くなりすぎますので注意してください。 - 甘さの秘密
- イチゴの甘みの成分には、キシリトールが豊富に含まれています。キシリトールにはプラーク(歯垢)中のミュータンス菌を減少させ、虫歯の原因となる酸を作らせない働きがあります。
なのでイチゴを食べると虫歯予防になります。
でもキシリトールは摂取しすぎると下痢の原因にもなります。便秘気味の人はイチゴを食べると、「お通じが良くなる」「腸内環境を整える」と幅広く健康に役立ちます。
水溶性の食物繊維を上手に摂れば、ダイエット効果・高血糖対策・アレルギー症状の緩和など様々な効果が期待できます。腸の中には100兆以上の細菌がおり、その中には健康や美容に良い影響をもたらす「善玉菌」も存在。そこに水溶性の食物繊維を与えると、善玉菌が栄養にしてさらに良い物質を出すようになるそうです。