▲contents 田村隆一詩集『緑の思想』 水 どんな死も中断にすぎない 詩は「完成」の放棄だ 神奈川県大山(おおやま)のふもとで 水を飲んだら 匂いがあって味があって 音まできこえる 詩は本質的に定型なのだ どんな人生にも頭韻と脚韻がある |previous|head|next| Copyright(c)1996.09.20,TK Institute of Anthropology,All rights reserved