下北山ツチノコ共和国

ツチノコ共和国>下北山の目撃者の話

私は見た!その1
福田 瞳さん 喫茶店勤務・下北山村佐田在住

2年前の7月、車で帰宅途中のことです。前方にビ−ル瓶を大きくして平たくしたような物が横たわっていました。私が車を降りた途端、ヘビとは思えない直線的な動きで、すばやく谷の方へ逃げていきました。光沢のあるウロコや三角の頭、それに目が強烈でした。

私は見た!その2
中 正夫さん  土木建築業・下北山村上池原在住

私の場合、その時はツチノコとは知らず、全く惜しいことをしました。山で作業を終えた帰り道、突然目の前に三角頭の太いヘビが、萱ごしに鎌首を持ち上げたのです。この太さならさぞやデカいのだろうと思い、噴霧器で頭を叩くと、ヘビは頭を胴に隠すように体を丸めてしまいました。

私は見た!その3
田室やすえさん 主婦・下北山村寺垣内

あれはワラビ探りに出かけた時のことです。林道を歩いていると、なんとも太短いヘビが道瑞で首をあげ、じっとこちらを見ているのです。しばらく観察していると、ヘビの頭から、角のようなものがスルスルと伸びてきたのを覚えています。この話は、続々山がたり(斐太猪之介著 文藝春秋昭和47年7月25日発行)にも取り上げられており、斐太猪之介さんから田室やすえさんへのお手紙も保存されています。

私は見た!その4
原 力さん  山林作業員・下北山村浦向在住

なんと、私はツチノコを踏んづけたことがあるのです。そのはずみで転んだ私の目の前を、ツチノコは黄色い腹を見せながら一間(約1.8m)ほど跳んで、シダの間に姿を消しました。頭の後ろにヒレ状のものが付いていたような気がしますが、前足だったかどうかはわかりません。

下北山村で多くの目撃者が出た昭和62年、ツチノコ目撃者を探していた私(ホームページ管理者)に次のよう記載された昭和52年7月の日記を示されました。

7月8日
 私は生れて始めて蛇の変化した物を見た。確に話に出るツチノコと云ふ物の上に足を乗せてビックリした。平瀬山の入口でした。蛇の頭そっくりだった。ガラス蛇の頭三角形大でアッと云ふ間に居なくなった。

7月9日
 昨日見たツチノコ蛇はあっと云ふ間ににげて終ったが,遂々一瞬の間で一間程飛んで落ちたので,すぐ其の個所探したけれど見損った。全く狸にだまされた様の気持ちで自分をうたがふ位の瞬間の出来事,私は忘れる事は出来ないだろう。

私は見た!その5
西岡 留雄さん 農業・下北山村佐田在住

自宅裏の畑へ通じる階段で遭遇した。持っていた杖で突っつくとそれまでふくらんでいた蛇が、やにわにドミノ倒しのようにウロコをばしっとたたみ、まるで普通の蛇のように変身した。隣の天理教の方へ逃げていったが、何とも気味の悪い目つきをしていた。

私は見た!その6
山岡 美智枝さん地方公務員・下北山村佐田在住

西岡さんが見た向かいの空き地で、5日ほど前の夜10時頃、車で自宅に戻る途中にまるで猫がのたったようによこに移動していた。その動きがあまりにも奇妙だったので車を止めて1〜2分見ていた。よく見ると頭は三角でまむしの巨大化したような感じだった。横にのたりながら、谷の方へ姿を消した。

これらの証言の他にも多数の証言が寄せられていますが、画像等がある分をアップしました。

これがツチノコか! 猟友会会員逃げ帰る

12年5月25日部下T氏とともに車で林道工事の現場からの帰路、村内備後の林道で、道路上に今まで見たことのないような模様と太さの蛇?(長さ約1b)を発見。模様が、かって聞いたことのあるツチノコのようであったので、捕まえて持ち帰ろうと車から降りて近寄ると、大きな口を開け威嚇するように鎌首を持ち上げた。測量用のポールでさわったが、異様に堅い感じと、頭が三角で、毒蛇のようであったので生きたままの捕獲をあきらめ、N氏は車(スズキ エスクード)でひき殺すようT氏に命じ、社外からその様子を見ていましたました。しかし、タイヤが蛇を踏んだにもかかわらず、死ななかったので、再度、ひくため車をバックさせると、その蛇は、鎌首を持ち上げバックするタイヤに、今にもかぶりつこうとした様子だったということです。再度ひかれたにも関わらず、それでも死ななかった蛇に、もう気色悪くなり、捕獲をあきらめ、どこへ行くかを見届けたところ、山際の穴に這い込んだそうです。N氏は「カメラを持っていなかったのが悔やまれる。入り込んだ穴が解っているので、あらためて行けば捕獲できると思う」と語った。また、その後T氏が、図鑑で調べたが該当する蛇を見つけることができなかったという。