趣味の修理
6-2. IC-706S ゼネカバへの改造。
・アンテナのSWR調整をしている中で、送信機の各バンド内で測定範囲なら良いのですが、送信機のバンドを超えると、
 当然出力は途絶えます。そうするとSWRが、どの周波数で最低になっているのか正確には解らない。
★改造成功!
・そこで、オークションで「ゼネカバ機」の出展を視ていましたが、フと「自分で改造出来ないか」と思い、ネットで調べると
 諸先輩の記事が沢山掲載されていて、内容では容易く自分で改造出来そうなことが判りました。
結果
今迄
・上蓋(スピーカー側)を外し、左写真部を拡大鏡で見ると、「黄色丸印」した
 チップ部品を見つけます。
21.00:1.4  21.45:1.8
28.00:2.6  29.70:2.0
21/28DPアンテナのページへ
今回
22.34:1.0 にあること。
29.99:1.2 にあることが、
明瞭になりました。
・先のとがった半田コテ先で、これらのチップ部品を取り除きます。
(30MHz以上は出ない)
(この周波数範囲外に電波が出ないので測定不可)
・そして後、「BAND▲」と「BAND▼」を押しながら、電源スイッチを入れます。
これで「リセット」されますので、各バンドの切替えメモリーをセットし直します。
送信周波数は、1.6〜29.999MHz。 となるそうです。 V/UHF帯は不可。
これで「改造」は終了。
・早速、各バンドの拡張範囲を確認しましたら、今迄HAMバンド範囲しか
 送信出力が得られなかったのですが、範囲外でも出力されました。
・受信周波数は、30KHz〜199.99MHz、400〜470MHz。
★今迄、21/28DPのSWRが、バンド範囲外のどの点で最低になるのか不明でしたが、
・また21/28DPアンテナの再調整にあたります。(調整には最低出力・短時間で注意します)
色んな修理を試みようと!
 出来るか? それとも?