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科学忍者隊ガッチャマンII Episode Guide 29-32


第二十九話 生か死か! 魔の北壁

トレーニングをしている忍者隊。しかしジョーは走っても走っても、汗をかかない。 サイボーグである自分の身体を改めて思い知らされるジョー(何を今更)。 そんなジョーを見つめる健達。

地中から閃光が走る。ゲルサドラは、メーザー光線をマグマエネルギーで増幅した、 マグマメーザー光線が完成したと総裁Xに報告する。総裁は国際科学技術庁にかぎつけられることを心配するが、 すでに、125人の情報部員を始末した、ヒマラヤのK3に近付くことは出来ませんと自身満々のゲルサドラ。

南部博士は、ギャラクターの基地はK3にあるに違いないとすでにつきとめていた。 しかしK3は年中ブリザードが吹き荒れる地である。ニューゴッドフェニックスで近付くことも出来ない。 すでに何人もの情報部員が消されており、基地に潜入するには、最も険しい北壁を登るしかない。 南部博士は、すでにその任務をジョーに任せていた。ジョーは進んで引きうけたと言う。 健達は、ジョーがサイボーグだからそんな危険な任務をさせるのだ、ジョーは俺達の仲間だ、 これから危険な任務は全部ジョーに任せるのかと反発するのだった。
一方、出発準備をしているジョー。背景と化してるパンドラがいとあわれ。

コンドルアタッカーで走るジョーの前に、健達が現れた。しかしジョーは、 しつこいぜとつっけんどんな態度を示し、健を殴る。そして行ってしまった。
ジョーの目前で謎の光が発生する。よく見ると、ジュンのオートスワンが見える。 ジュンは、今のがギャラクターの攻撃だったらどうするのとジョーに言う。 さらにK3の地図も頂いたと。ジョーは昔はかわいい女の子だったのによと言って走り去る。 バカバカジョーのバカとジュン。なんだかなぁ。

K3北壁の断崖絶壁を登るジョー。今の俺には一番ふさわしいと思うジョー。 しかし、ジュンがその後を追ってきていた。仕方なく、共に登るジョー。
数時間経過し、ジュンが休みましょうと、小型爆弾を取り出した。 それで穴を作ってビバークするのだ(あのねぇ…)。しかしそれを落っことしてしまい、 下方で爆発してしまう。それを察知するギャラクター(落っことそうがどこで使おうが、 察知されるのは同じやと思う…)。ゲルサドラは、北壁を登れる者などいないと思ったが、 一応人工雪崩で攻撃しておく。雪崩にまき込まれる二人。
一方、健達は北壁のふもと(?)に到着していた。登るぞと健。

Gタウンの南部博士。忍者隊は昔のままなんだ…とつぶやいていた。

甚平はブレスレットで連絡を取ろうとするが、磁気の乱れで通じない。 健は、岩を叩いて知らせることを思いつく。
一方、ジョーとジュンは岩だなにいた。眠りかけるジュン。眠るなよとジョー。 と、そこへ岩を叩く振動音が聞こえてきた。目覚めるジュン。 しかし、音は当然ギャラクター基地にも聞こえていた。 ゲルサドラはジョー達を見つけ、部下を引き連れて止めを刺しに行く。 しかし、そこに健のバードソーサーが飛ぶ。ジョーの残したハーケンで早く登れたと言う健。 基地に逃げるゲルサドラ。追って基地に潜入し、いつものように暴れまわる健達。 爆発する基地。逃げる健達。逃げるゲルサドラ。
ジョーに暖めてもらっていたジュンは、あなたの肌の温もりは一生忘れないわ、 あなたは普通の人間よ、私達の仲間よと言い、改めて健のマント(?)にくるまって暖めてもらう。 いつものように(?)意味無く崖の先端に立ったジョーは、涙が流れるのに気付くのであった。(なんだかなぁ…)
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第三十話 故郷に帰った竜

悪い知らせが入ったと竜に言う南部博士。それは竜の弟、誠治からで、 トウチャンケガ スグカエレと言う。南部は有無を言わさず、竜に故郷に帰るように言う。

ホーンドタンクで出かける竜。海の中を進む途中、ガスの異常噴射を発見する。 M45、W142付近の海底にガスの異常噴射と南部博士に連絡するが、 それは自然現象だから気にしなくていいと言う南部博士。 しかし南部博士は、その裏で健達にそれの調査を命令する。

巨大タンカーのそばを通りすぎる竜。しかしそのタンカーは、ギャラクターのものだった。 ゲルサドラは、もう勘付かれたかと、ノッポと巨漢の平隊員(着てる服の色がめちゃめちゃ…)に追うよう指示する。
木でホーンドタンクを隠す竜。いや、全然隠れていないんですけど。 そしてバードアウト(?)で変身を解く。
家に辿りつく竜。誠治と親父、EDスタッフロールによれば名前は松造が出迎える。 松造は、地震で落ちてきた岩で足を怪我したと言う。このところ地震が多いそうだ。

調査をしている健達。忍者隊で親がいるのは竜だけである。そっとしといてあげましょとジュン。
ガスは、人工的に、ガスチェンバー(地下にある、ガスの溜まっている空洞)と地上(と言っても海底だが)をつなげたものだった。 一説には、ムー大陸が崩れたのも、ガスチェンバーが崩壊したためと言う。 ジョーは、俺がゲルサドラなら、第二第三のムー作戦だと言う。そして健達は、 地底潜航艇で地下に潜っていく。ガスチェンバーには海のようなものがあった。 石油と言う名の海さとジョー。

海岸を歩く竜達。竜は、国際科学技術庁で働いていることになっている。 地元の名士だと言う松造。そんな竜をノッポの銃が狙っていた。 しかし、竜が背伸びしたため、弾はそれる。芝居なのか偶然か、区別がつかないと、 ノッポと巨漢は隊員を引き連れ、竜達を包囲する。ノッポ達は竜を締め上げる。 しかし竜は、骨が折れた〜と芝居をする。こんな情けない奴が忍者隊のわけないと、去って行く隊員達。 首の骨が折れた〜と竜。折れたら死にますがな。うまくいったとほくそえむ竜。 しかし松造達は、弱虫、それでも男かと勝手なことを言う。 全くこいつら…ただ相手に歯向かって行くのは単なる無謀で、本当の勇気ってのはそんなものじゃないでしょう。時と場合によっては、あえて道化を演じる。道化を演じるのなんて、相当の勇気が必要ですよ? それこそ、本当の勇気ってことじゃないでしょうか。まぁそれはさておき。
しかしノッポ達は、松造達を捕らえる。後を追ってタンカーに潜入する竜。 竜は何かくわえている。多分小型アクアラングだか人工えらだかだと言いたいのでしょう。 タンカーに隠れて、ギャラクターの秘密基地があった。 潜入する竜であったが、ゲルサドラはそれに気付いていた。 愚かなデブ! と呼びかけるゲルサドラ。出てこないと松造達が海に落ち、 鮫の餌になると言う。そして、ノッポと巨漢の隊員を海につきおとす。 無能な隊員は要らないと。無能なのはお前だろ? 鮫に食われる二人。南無。 しかし松造は、私達はどうなってもいいと言う。 忍者隊は、任務のためにはたとえ親子供であろうと犠牲にせねばならない時があると。 勝手なことをと竜。竜は降伏する決意をする。 だがそこに、地底潜航艇が突入する。おのれ何奴と言うゲルサドラに、 忍び寄る白い影といつもの前口上を言い、暴れまわる健達。 ガスチェンバーのパイプを逆にたどってやってきたのだ。 貴様には親はいないのかと言うと、えーいそんなもの知るかとゲルサドラ。伏線? 竜は松造達を救出する。そして基地は爆発、みんな逃げる。

竜は、調査の内偵をしていたということにする健達。松造達は竜に謝るのであった。

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第三十一話 撃墜された大鷲

Gタウン技術陣は、イーグルシャープを大気圏突入に耐えられるように改造を施した(何の意味が?)。 テスト飛行に出る健。素晴らしい加速だ! と健。 そして大気圏突入! って地上側から行ってるのに何でやねん! 抜けた! 素晴らしいぞお! とやたらハイテンションな健。そして再突入。 パンドラが調子はどうと聞くと、最高ですと健。そして、ちょっと遊んでみていいですかと言う。 いいわよとパンドラ。健は空のお散歩(?)に出かける。 最高だぜ、こいつぁと健。えらい喜びようだな…

山。小屋の屋根に登っている少年がいる。ピート、そんな所に登って危ないじゃないと声をかける姉。 ピートは伝書鳩を待っていると言う。

ソーラーシフター。イーグルシャープが飛んでいるのを発見し、攻撃する。 ギャラクター基地があるとは思っていなかった健は、攻撃を受けてしまい、 墜落してしまう。墜落を目撃したピートは、現場に向かう。
そのころ総裁Xは、イーグルシャープの捜索をするように言い、 誰かに知られたら即刻殺してしまえとゲルサドラに命令していた。
墜落したイーグルシャープから這い出る健。そして倒れる。変身が解ける。それを目撃するピート。 左肩をかなり痛めたようで、苦しがる。健はピートに、自分の正体を秘密にするように言う。 そして、イーグルシャープを見つからないように隠してくれるように頼む。 ピートは草を積んでイーグルシャープを隠す。そんなんバレバレだと思うんですが。 ピートが草を積んでいる時、操縦席のGメダルに気付く(伏線)。 健の怪我がひどいので、ピートは姉を呼びにいってしまう。 それと入れ違い(?)にギャラクターの捜索隊がやってきた。岩陰に隠れる健。 捜索隊が行ってしまった後、ピートと姉がやってくる。 ピートは自分達の家に連れて行こうと言うが、健は自分は追われているので、 迷惑がかかると言う。そこで薪小屋に連れて行くことにする。 包帯を巻かれる健。怪我したのは左肩なのに何ゆえ右肩を中心に巻いてるんですか。 二人が食事を取りに出ていった後、健はギャラクターの基地があることを知らせる方法を考える。 しかしブレスレットは壊れている。健はブレスレットから、10Km以内なら通じる電波を発信する発信機を取り出し、 それを鳩に持たせて飛び立たせる。

健の行方を心配している(と思われる)Gタウンのみんな。 そこに電話がかかってきた。振り向くジョー。何故か羽根手裏剣をくわえている。 電話は、電波を発信している鳩を捕獲したというものだった。 健からの通信と気付くみんな。世話を焼かせる隊長さんだぜとジョー。

一方、ピート達は、ギャラクターに捕まっていた。 男と男の約束だいと、健のことを喋ろうとしないピート。そんなこと言ったら喋ってるのと一緒じゃ。 二人は木に縛り付けられて銃殺されかかる。 しかし、そこにニューゴッドフェニックスが飛んできた。 望遠カメラで見ると、ピートのそばにGメダルが落ちている。 健に関係があると、助けにいくジョー達(じゃGメダルが落ちてなかったら助けないんかいっ!)。 毎度の如く暴れて隊員を倒し、二人を救出する。 Gメダルを失敬していたことを白状するピート。後で返そうと思ってたと言う。 そして健との合流。その様子を見て、涙する姉。

ニューゴッドフェニックスは基地に向かう。 ギャラクターの戦闘機が襲ってくるが、ニューゴッドフェニックスはビクともしない。 バルカン砲で一掃し、ミサイルで基地を破壊する。基地から逃げようとするゲルサドラは、 待って〜と足をつかむ隊員を、銃で撃ち殺してしまう(あ〜あ…)。
別れ際、健はピートに、伝書鳩がいなかったら危なかったと礼を言い、去っていった。 涙する姉(あ〜あ…)。

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第三十二話 G1号アンデスの愛

どこかの山。倒れている人々。人々は起きあがるが、ふらふらとしてどこか変だ。

アンデスで、遺跡発掘隊が次々と行方不明になっている。 情報部員も、全く音沙汰が無い。忍者隊は、メカを使わず、 現地に潜入することになる。情報部員のルパンキと接触せよとのこと。 ジョー、ジュン、甚平はビルカバンバから南下、健と竜はティアワナ湖の太陽の門からだ (どういう意味があるんだか、さっぱり分からん)。 遺跡を見た健は、遺跡だけが残る、人間なんて何とも儚いものだなと感想を述べる。
情報を得る為、現地の村に潜入した健達。しかし、歓迎の祭(?)で、 出された飲み物を飲んだ人々が、次々倒れて行く。何かが入っているのだ。 しかし時すでに遅く、倒れる健と竜。そこにギャラクター隊員がやってきて、 全員始末しろ、万一生き残っても、何も覚えてはいないとご丁寧に説明してくれる。

気がつく健。しかし何も思い出せない。とぼとぼと歩いていると、 男が二人、草むらから出てきて倒れた。健が駆け寄ると、 一方は事切れる。もう一方の男が、ルパンキが死んだと言う。 ルパンキと聞いて、どこかで聞いたことがあると頭を痛める健。 男は、娘のケーナに渡してくれと、銀貨を一枚、健に渡し、絶命する。

健は歩き続け、村に到着した。発見して駆け寄ってきた少女が、ケーナであった。 健は銀貨を渡し、気絶する。

ケーナの家。とうもろこしを一心不乱に食べる健。 健は事のなりゆきを話す。父が死んだことを知り、泣くケーナ、母、祖母。 父はケーナの結婚費用の為出稼ぎに出たらしい。
土地を耕す健。どーでもいいけど荒れた土地だな。 ケーナがやってきて、チチカカと健に名前をつける。チチカカ湖から来た素敵な人だと。そして、 健を押し倒し、結婚を迫る(…………)。健は、自分は昔大空を飛んでいたような気がすると言う。

竜を発見するジョー達。並の人間なら死んでいるとジョー。 竜はPSD235という毒物で、記憶を失っているとジュン。何で分かるの? それを治す薬は手元には無いが、インカサソリ(あのねぇ…)があれば何とかなると言う。 インカサソリを探しに行く甚平。健も探さなくてはならない。 生きていればの話だがな、とジョー。

総裁Xとゲルサドラ。アンデスは重要な一大拠点の一つだと総裁。 ゲルサドラは、誰も彼も廃人同様にしていると言う。基地の地図を持ち出したルパンキは、 と総裁が聞くと、始末したとゲルサドラ。うむ、よくやったと総裁。素直に誉めるとは珍しいな。

チチカカ湖へ行く健。追ってくるケーナ。健は、チチカカ湖に自分の記憶の鍵があるかもしれないと言う。 夜。添い寝する二人。そこにサソリがやってきて、健を刺す。驚いて起きあがる健。 ケーナはすぐに血を吸出し、包帯を巻く。 そこにジョーがひゅーんと飛んできた。サソリに刺されたと聞いて、 手間が省けたなとのたまう。それを聞いたケーナは、仲間ならそんなことを言うはずが無いと、 ジョーに石を持って襲いかかる。ジョーは健に変なカプセル状のものを嗅がせて起こす。 記憶を取り戻した健。しかし混乱する。健は、ルパンキのこと、銀貨のことを思い出す。 銀貨を受け取ったジョーは、銀貨の表面に基地の地図が書いてあるシールが張ってあるのを見つける。
何時の間にか復活した竜を加え、基地に潜入する健達。 いつものように暴れまわり、ニューゴッドフェニックスを呼んで、 ミサイルで破壊。愛する者を失った怒りを! 悲しみを! 思い知らせてやるぜ! と健。
ケーナに別れを言う健。俺が忍者隊じゃなかったら…とか言って去っていく。
…何と言うか…いいかげんにしろっ!

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