広義の 台高全縦走 しました

真新しい標識の立つコブシ峰
大峰奥駈け道に並び称される縦走路に台高縦走路が有る。 大台ケ原と高見山を南北に連なる山脈でその東側は三重県そして西側は奈良県である。 そしてその総延長は60kmにも及ぶ。 大峰奥駈け道より知名度は低いが 其の低さ故あまり人に行っていない台高縦走路に憧れその縦走に挑戦し 縦走を果たしたのは2006年7月の事だった。 しかし 台高山脈とは高見山より北の局ヶ岳から大台ケ原より南の尾鷲迄だ。 という説もある。 ならば それに挑戦しよう!! と2007年5月高見山〜三峰山を そして2010年5月三峰山〜局ヶ岳を縦走しいよいよ大台ケ原から尾鷲に挑戦することにした。 |
| 行き先 | 尾鷲辻〜コブシ峰 地蔵峠〜コブシ峰 |
| 登山方法 | 日帰り |
| 日 時 | 2007-05-03 2016-04-30 |
| コースタイム | 尾鷲辻7:40→雷峠→10:25コブシ峰→14:30尾鷲辻 林道入口7:20→地蔵峠→又口辻→木組峠→10:40コブシ峰→15:00林道入口 |
| メンバー | |
広義の台高縦走に挑戦の為尾鷲辻を出発する。 明るい尾根 誰もいない!! しかしよく踏まれた道が続く。 現在バスでも来れるようになった 大台ケ原 この自動車道路が開通する前は尾鷲からのこの登山道を登って来ていたのだ。 木材も切り出されていたのだ。 木々が若い!! 木材運搬用トロッコも 有ったそうだ。 もしかしたらこの広い道はトロッコの軌道跡かも? 特に難所も無く3時間程でコブシ峰に着いた。 真新しい標識だ。 今日の目標はここまで。 今度は尾鷲側から挑戦だ。 ![]() 尾鷲辻の東屋 もしかしたらトロッコ軌道跡? ![]() かなり大きな山抜け 鹿の食害によるオブジェ 2016年4月30日 7時20分 山幸は尾鷲道の入り口 ”車両通行禁止”ゲートの前に居た。 いよいよ尾鷲道踏破への挑戦が始まる。 2007年5月 尾鷲辻からコブシ峰を 踏破して直ぐに 続きのこのコースを踏破したかったのだがネット検索しても情報がほとんど出てこない。 なので 決行の決断が出来ずにいたのだが近年に成り”尾鷲道開通100周年記念トレッキング”が催される等してトレールの整備など行われているようだ。 歩き始めて間もなく極々小さいが地蔵峠の標識が!! 地蔵尊に挨拶して踏破に向かう。 尾根道は快適だ。 過っては繁茂していたであろうクマ笹の名残があちこちに見られる。 古びた標識と最近建てられたと思われる真新しいものが有り快適に歩ける。 ”神明水”の標識はあるが枯れている。 10時40分 遂に”マブシ峰”到着した。 9年前真新しかった標識も風雨に晒されかなり傷んでいる。 遂に永年思い続けていた台高全縦走を果たした。 ![]() 峠の地蔵尊 真新しい標識 ![]() 前回真新しかったが9年経つと! 熊野灘が良く見える 雑誌”山と渓谷”に載っていた記事で台高山脈の”明神平”を知りその奥深さに魅了され縦走がしたくテントを購入し漸くその目標を達成することが出来た。 今回のこのコース 歩いた記事が少なく情報不足でなかなか実行できなかったがたまたま開通100周年記念行事が有り ボランティアの皆さんの努力も有りコースの 細かな整備も行われた。 地蔵峠から降りてくると一人の青年と出会った。 ”夢ヤーヤ”さんで尾鷲道整備ボランテイアにも参加しているとの事。 尾鷲道整備にお礼を言い 台高全縦走が果たせた事等や お互いのホームページの話などを交わした。 山幸の山行の原点明神平を知ってから26年の歳月をかけて完走した”台高全縦走” 次なる目標に向け気力 体力の維持に努力し楽しみながら続けられる様にしよう!! ![]() 地蔵峠の地蔵尊の案内 ボランティアの皆さんによって建てられた標識 ![]() ページトップへ トップページへ |