中央アルプス 越百山〜空木岳 へ行ってきました

南駒ヶ岳
| 行き先 | 中央アルプス 越百山〜空木岳 |
| 登山方法 | 山小屋泊 |
| 日 時 | 2015/7/14〜16 |
| コースタイム | 1日目 自宅6:00⇒10:20伊奈川ダムP→16:00越百小屋 2日目 小屋6:10→7:30越百山→9:10仙涯嶺→11:10南駒ヶ岳→14:15空木岳→16:00木曽殿山荘 3日目 山荘6:10→木曽義仲の力水→8:40吊橋→10:00うさぎ平→11:40駐車場 |
| メンバー | フー k2 ミズナラ コマクサ |
| 越百山 何ともいい響きの名前だ。 初めてこの名前を聞いたのは1997-09駒ヶ根から空木岳に登り木曽駒ヶ岳への縦走時である。
その時から気持ちの何処かに在るものの行きそびれていた山だ。 その気で調べてみると駐車場もあり周回することが出来る。 そのコース上には三百名山在り 二百名山在り おまけに百名山も在ると言う 魅力的なコースだ。 越百山もいいが南駒ヶ岳は堂々としているし仙涯嶺は岩場で面白そうだ。 実は去年このコース予定し山小屋の宿泊予約もしていたが台風の襲来で行くことが出来なかった。 そして今回 トリプル台風の合間を縫って行ってきた。 1日目 今回はミズナラ号だ。 それぞれにピックアップして貰い出発。 休憩を挟み 運転を交代しながら伊奈川ダムPに到着。 すでにアルプスの匂いが漂っている。 はやる気持ちを押さえながら 身支度を整え 準備していた入山届を無事下山を祈りながらポストへ入れる。 車両通行止めの頑丈なゲートをすり抜け歩き出す。 中央アルプス南部 ゆったりとし植物が多く南アルプスのような雰囲気だ。 メインルートからは外れたこのコース 昔は山男しか歩かなかったのだろう。 それらしい標識も残っている。 ミズナラさん 少々バテ気味なので花を楽しみながら登る。 小屋に着いた。 お決まりの”カンパ〜イ” これが楽しい!! ![]() 駐車場の登山届ポスト 昔の雰囲気の道標 ![]() 斜面を覆い尽くす”カニコウモリ” お決まりの”カンパ〜イ” 朝目が覚めると絶好の好天 朝食後オーナーのサービスで豆を挽いてコーヒーを入れて貰った。 朝から至福の時が流れる。 越百山に着いた。 一気に東側の視界が開ける。 まず 目にするのはなんと言っても富士山 そして 去年このメンバーで行った甲斐駒ヶ岳を探す。 お〜あれだ。 摩利支天も確認できる!! そして視線を右に移していけばちょうど富士山の麓が大きく高度を下げる。 ”高山裏避難小屋の位置や” それからかなり右にどっしりとした聖岳 が見て取れる。 こうして見ると相当な距離だ。 何回にも分けての縦走ではあったが甲斐駒ヶ岳から聖岳まで歩けた事は嬉しい限りだ。 仙涯嶺は可なりの岩場だ。 しかしルート上にはもろい所は無くロープもクサリもあり歩き難い 危険な部分は少なかった。 南駒ヶ岳に着いた。 暑い 天気が良すぎて暑い。 尾根筋は地を這う這松ばかりで日陰になるようなものは無い。 積極的に欲しくはないがシャリバテしない様に 昼食とする。 何時もは小屋弁当のおにぎりを2個完食するのだけど今日は一口目から”うっ”となる感じがした。 みんなが同じような事を言っている。1個を どうにか流し込んだが 2個目には手が出なかった。 だがこれでは少なすぎるので 後は非常食に手を付ける。 越百山と同様に眺望のいい頂上だ。 摺鉢窪避難小屋が見えている。 高山植物が豊富な所だから寄ってみたら と小屋のオーナーが進めてくれたが途中の眺望に足を取られ あまり余裕時間が無くなって来ているのと 暑さによる疲れとで立ち寄らない事に決定。 しかし 小屋分岐に来ると手の届きそうなところに雪が残っているのであそこまで行ってクールダウンすることに。 え!! 何故?? こんなに暑いのに溶けて流れているのはほんの少しだけ!! 雪を掘り出し頭を首筋を冷やす。 周囲で溶けたであろう部分は固い氷だ。 石で 砕いて手ぬぐいで包み持ち歩きながら頭や首を冷やす。 空木岳山頂まで小さくなりながらも凍っていた。 空木岳迄来るとさすがに他の登山者の姿を見る。 木曽駒ヶ岳はガスの中だけど千畳敷カールと宝剣岳は目の前だ。 北の眺望が開けるはずが木曽駒ヶ岳から北は残念ながらガスの中 ここから木曽殿山荘までが遠かった。 ステップを打った岩場 クサリ ロープ ザレバ 何度も繰り返し最後は急降下のジグザグ路 嫌気がさしたころ小屋着。 ![]() 越百山から歩いた尾根 仙涯嶺の岩場 ![]() 南駒ヶ岳山頂 右後方は御嶽山 怪しげなうろこ雲 雨は近い!! 天気予報では 午後から雨になっていたが夜中にトイレに起きたらすでに降っていた。 今日は樹林帯の中の下山だ。 大降りではないので良しとしよう。 吊橋まで来た。 何とも簡素な造りだ。 大雨になるとよく流されるそうだ。 さてこれから30分程度今日のコース唯一の登りだ。 雨は降っているような 降っていないような状況だが周囲がぬれているので雨具は脱げない。 うさぎ平に着いた。 2時間の林道歩きに備え水分とエネルギーの補給をする。 林道歩きの間は降ったりやんだり薄日のさす時もあったりで ”車に着いたらラーメンでもできるね” なんて話しながら歩いていたが車に着いた時は かなりの本降り。 車に乗り込むのも一苦労。 ![]() 吊橋 下の水場”仙人の泉” ![]() うさぎ平に到着 ようやく駐車場到着 中央アルプスのメインルートを南に外れた越百山 仙涯嶺 南駒ヶ岳何れも良い山だった。 メインルートで無いだけの静かな山歩き しかし小屋のオーナーさんの努力だろう ペイントマーキングはしっかり有り ルートの刈り払いも 確りされていた。 今回新たにデジカメを持っていった。 OLYMPUSのTG=4 Tough 防水仕様だ。 雨を気にしなくても良いのは助かりだが小さな花のピント合わせが難題だ。 ボツで無いのを少々。 ![]() ![]() ページトップへ トップページへ |