紅葉まっさかりの 大朝日岳 に行きました

GPS軌跡
| 行き先 | 大朝日岳 (山形県) |
| 登山方法 | 避難小屋一泊 |
| 日 時 | 2009-9-20〜21 |
| コースタイム | 日暮沢登山口6:40→10:40小朝日岳11:10→13:00大朝日小屋13:25 →13:40大朝日岳→14:10大朝日小屋(泊り) 大朝日小屋5:30→7:10西朝日岳→750竜門山→8:10竜門小屋→竜門分岐 →10:00清太岩山→12:20日暮沢登山口 |
| メンバー | コマクサ |
|
一日目 紅葉はまだ早いだろうと思いつつ 避難小屋泊朝日連峰縦走に出かけた。 実はこのコース8月10日に登山口まで来たのだが日本近海で発生した台風による雨と 強風のため取りやめ 月山、鳥海山に変更していた。 今回はそのリベンジだ。 連休さなかとあって駐車場所があちこち満車だ。 実は今朝の朝食は弁当にして5時前には出発するつもりをしていたが、”5時半なら朝食準備できますよ" と言う。 温かい味噌汁の誘惑に負けてそちらを選んだのだが 失敗だったか? やっとスペースを見つけて駐車する。 天気は快晴。 気持ちのいい樹林帯の登山路を気分よく歩く。 出会った下山者に小屋情報を聞く。 ”テントだったけど 小屋は酷かったみたい。 遅くても3時までには着いたほうがいいよ” とのアドバイス。 やはりその様だ。 盆休みのアルプス山小屋ぐらい混むのだろうか? 昼過ぎには小屋に着けそうだけど・・・・ ![]() ![]() 小朝日岳に着いた。 一気に展望が開ける。 晴天のもと大朝日岳に続く尾根は紅葉で燃えている。 紅葉はまだ早いだろうと思いつつ来た大朝日岳 大きな誤算だった。 しかしこれは嬉しい誤算だ。 ハイマツ程度の樹高のダケカンバ ナナカマド オオカメノキなどがそれぞれに競い合うように紅葉している。 素晴らしい紅葉に囲まれ昼食にする。 錦に彩られた尾根道を歩くのは気持ちいい!! 見惚れたり 写真を撮ったりでなかなか進めない。 銀玉水の冷たくて美味しい水をたっぷり補給する。 最後の登りがきつくなる!! 大朝日小屋に着いた。 テントは原則禁止となっているが 綺麗に整地されたテン場がある。 シーズン中は管理人が在駐している。 早速中へ入って寝場所の確保をする。 まだ早いので先着は15名ほどだ。 昨日に続いて今日もツアー25名が予定されているようだ。 最終ざっと数えて150名ぐらいになったようだ。(定員100名) この状況でも過去のアルプスほどではなく 上を向いて寝られ肩幅プラスアルファーが確保できた。 一休みして 大朝日岳に向かう。 さえぎる物は何もない展望だ。 自分の足で歩いてきたものだけが味わう事のできる瞬間だ!! ![]() ![]() 二日目 今日は朝日連峰を縦走して以東小屋泊の予定だ。 天気は昨日と打って変わって今にも泣き出しそうだ。 果てしなく続く尾根道は素晴らしい紅葉に囲まれている。 晴天ならもっと冴えるのだが・・・ 錦に埋まりながら竜門山も過ぎ 竜門小屋へと急登を降っていると ガスが急に湧き出しあたりを蓋いつくす。 そして雨も降り出す。 小屋へ避難し雨具を着用する。 小屋の管理人に明日の天気を聞いて見ると "予報は悪い方に変わっていて明日も雨" との事。 以東小屋に行くのは 以東岳制覇と言うより尾根縦走を楽しむ為だ。 ガスと雨では行く意味がない! しかも明日のピストン時も雨ならば!! 急遽下山を決める。 竜門分岐までの急登の昇り返しのきついこと・・・(肉体的にも精神的にも) そして日暮沢小屋は遠かった。 シャリバテも手伝って・・・ ![]() ![]() 前回のリベンジで登った朝日連峰 "花と紅葉の合間だが" との覚悟をして登ったのだが 以外や以外 紅葉の真っ盛りだった。 スッゴクラッキーだった。 後半のガスと雨で 持っている荷物も重く 気持ちも重く 雨の中あまり食べる気もなく シャリバテ気味で下山した。 温泉と食事をしようと道の駅"にしかわ"へと向かっている途中自販機を見て停車する。 と 何かを販売している様子。 きのこがないか聞いて見る。 きのこは売り切れだけど"きのこラーメン"があると言う。 早速注文する。 スッゴク乙な味がする。 とそこへ 京都の人が寄ってくれたんだしこれも食べて と野菜のてんぷらが出てきた。 そしてそして何とお土産まで貰ってしまった。 美味しいラーメンと暖かい人情の店の名は 味香道 でした。 麓のブナ林の紅葉は10月10日の連休あたりだという。 人情温かい東北にまた出かけたいな〜〜 トップページへ |