プライベートツアーin八方尾根(4月5〜6日)

下界は雪も消えて春だが八方尾根はまだまだ銀世界!

今シーズン最後のスキー・スノボーはKサークルの「プライベートツアーin八方尾根」に参加した。
仕事の都合でなかなか予定が決まらなかった師父さんは結局出張が決まって不参加となった。
親父一人、午後9時半に出発して2回延べ3時間ほど仮眠しながらゆっくり走り朝7時半には宿に着いた。


五竜岳、鹿島槍をバックに記念撮影

1日目
白馬八方尾根スキー場は初めてだがさすがに人気のスキー場らしく若者がすきそうなしゃれた店が多い。
ハイシーズンならずいぶん賑やかなことだろう。
宿のロビーに入ると見知った顔ばかり、去年の正月ツアー以来の人もいる。
このKサークルのツアーはもう参加4回目だから20人の参加者のうちに知らない人はあまりいない。
親父と同じようにスキーもスノボーもやる人は多い。
なんとなくスノボーが出来る人はまずスノボーからやろうということになった。
ゴンドラリフト、リフトを乗り継いでゲレンデトップまで行くと相当な風が吹いている。
暑さ対策でスキーウエアに替えてジャンパーを着ていったのでリフトでは寒い。
そのうちリフトが強風で止まるようになって残ったリフトに皆集まり待ち時間が長くなってきた。
ついにはゴンドラも止まってしまいゲレンデのレストランはひどい混みようになった。
そこで昼食は町に下りて皆の行き付けらしい林檎舎という蕎麦屋に行った。

上村愛子の演技を右のリフト中間から見た

左の黒菱ゲレンデから尾根筋を滑る

薦められて注文した「そば三昧」がおいしかった。
大盛りのざる蕎麦を普通のそばつゆ、くるみだれ、辛味のすり大根を搾ったものに味噌や薬味を入れたつゆと 3種の味で食べる。
どの垂れでもおいしく普通盛りのざるを追加してしっかり味わう。
食べ終わってどうしようかと皆で顔を見合わせていると国際ゲレンデの方ならリフトが動いているらしい、 そちらに行こうということになった。
親父はスキーに履き替えて出かけ皆さんと遅くまで滑った。
そして夜は夕食後に全員が集まって宴会で盛り上がった。

2日目
すばらしい快晴、風もないしこれは相当雪焼けしそうだ。
前回の野沢では全くの無防備で滑って皮が剥けて くるほど焼いてしまったので今回はゴーグルの下を覆うマスクをした。
トップまで上がると五竜岳、鹿島槍、白馬など学生のころ縦走した懐かしい山々が迫ってくる。
いいなあ、また来年も来よう。雪のいい時期にも来たいものだ。
兎平ゲレンデでは「JAL杯スーパーモーグルCUP2008」を開催している。
しばらくすると上村愛子が特別ゲストで来ていて5分後にデモですべるという放送があった。
コースの横のリフトが動いているのでタイミングを考えて乗ったらずばり的中。
搬器がコースの中間にさしかかったとき上村愛子がスタートして最もいい位置から滑りを見ることが出来た。


今、モーグルでは世界一の実力で脂の乗り切ったところだからさすがにスピード、フォームなど他の選手とは全く違う。
写真を撮る余裕も無く、ただ、感心して眺めた。

今回のツアーの最後のすべりは黒菱ゲレンデより白馬寄りの尾根筋を降りるバリエーションルートを全員で滑った。
途中の大きなコブでは皆さんのジャンプのパフォーマンスを見せてもらった。
どこで練習しているのか達者なものだとこちらにも感心した。

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