野沢温泉スキー場（３月２０〜２２日）

妙高山に雪があるが下界はすっかり春、シーズンも終わる

この春ツアーが今シーズン最後の検定になる。
黒姫のスキー１級検定は不合格だったが講習でだいぶフォームが良くなったと思う。
今度こそスキー１級に合格して来シーズンはスノボー１級に集中して目標を達成するぞ。
そんな気持ちで師父さんと野沢に乗り込んだ。
今回のツアー参加者は３４名もいる。
宿に入るといつものKサークルの面々が集まっている・・・が外は雨、どうもテンションが下がる。
いつものように２日間講習があり最終日は検定というプログラムだが今回のツアーの目玉は１日目にSAJデモンストレーターの北川さんが レッスンをしてくれること。

２日目は天気が良かった

開校式後、班分けされスキー１級獲得を目指す親父を含めた３人が早速、北川デモの指導を受けることになった。
まず、基本姿勢を徹底的に教わる。
前傾、後傾、高い姿勢、低い姿勢、背が曲がった姿勢などでなく中間の基本姿勢から動作が始まる。
次は外足荷重。
１級レベルでは外足荷重が基本。
そしてパラレルターンだからトップの位置を動かしてあまりスキーに前後差をつけずに操作する。
これらのことを次から次へといろいろやり方を変えて体感させ覚えさせる。

チャレンジコース最後のバーン

親父もやっとそんなことを理解できて練習していたところだったからいろいろ指導してもらうことがとても役に立って実践できたような気がする。
午後、北川デモはさらに上級班の指導に行き我々の班はY指導員の講習になる。
午前の講習で親父も基本姿勢が出来上がったのだろうか、Y指導員の教える操作が素直に実行できるようになっている。
いい感じになってゆく。
この後の強化練習で上級者と急斜面を滑ったときは自分でも納得できる一本を滑ることができて満足した。

１級章、皆さんありがとうございます

２日目は晴天になった。
連休２日目のためか、ゴンドラが混んでいたので日影ゲレンデの検定バーンで不整地小回りのレッスンから始まる。
姿勢が良くなったためだろう、こぶ斜面でも遅れず楽にターンができる。
最後の強化練習の終りに皆でハーフパイプを滑ったときも楽しく６〜７ターンして出ることができた。
３日目は雨、風も強い。
ゲレンデの雪もどんどん溶けて日影ゲレンデから見上げるチャレンジコースなども滑れる部分があまりない。
それでも検定バーンはまだ滑走可能な状態を保っている。
いつものようにリフト運行開始時刻から１時間弱ウォーミングアップをして検定に臨んだ。
もう少し速度を出した方が良かったと思う種目もあったが全５種目を無難に滑り終え、結果を待つ。

結果はゲスト参加のSさんとともに１級合格。
皆さんの祝福を受けてうれしかった。
思えば２年前、軽い気持ちでスキー、スノボーの１級を取ろうと思い立ってこのKサークルの正月ツアーで初めて検定を受けた。
その時、スキー２級、スノボー３級をいただいてからそれなりに練習したが昨シーズンは全く進級できなかった。
それでもその成果が出てきたのだろう。
今シーズンは正月ツアーでスノボー２級を貰いついにスキーは１級になった。
やっと目標に王手をかけたということになる。
だが、この暖かさで今シーズンはもう終わった。
来シーズン早い目にスノボー１級を獲得して目標達成としよう。

上に行くゴンドラは強風で運休となっている。
今日は全く滑らず検定のスターターとして働いていた師父さんのストレス解消のため４、５本日影ゲレンデを滑って帰路についた。