指導者研修会(1月25〜26日)


宿の部屋から水木しげるの一反木綿風になったゲレンデを見る。左のリフトは停止中。

雪不足でひょっとしたら中止か延期になるかと思っていたがやるらしい。
受講生が140人、役員まで含めると200名ほどが参加する研修会だから簡単に変更できないのだろう。
朝4時に出発して明るくなるころ麓の共同駐車場に着いて一緒に参加する3人のKサークルのメンバーと合流した。
周りにも山の上にも全く雪は見えない。

一反木綿を滑り終えたら右手のリフトへ

前回まではここに車を止めて宿の車が迎えに来たが今回は雪がないので宿の駐車場まで上がる。
宿はゲレンデのすぐ傍だから駐車場からゲレンデがはっきり見える。
これは以前滑った岐阜の白鳥ウィングヒルズスキー場と同じような情景だ。
全く雪のない広い斜面に人工雪のコースが一本うねうねと伸びている。
「あれは一反木綿と呼ぶんだ。」と同僚がいう。
水木しげるのお化けの世界、言い得て妙だな。
それから2日間、この一反木綿で1時間の実習を3回、3時間受けた。

特に2日目の午後は気温が上がって人工雪は重くゲレンデは深く掘れてうっかりすると飛ばされる。
何しろコースが狭い上、一般客もいる。
それでもコースが荒れていない午前はプルークやシュテムターンの実習が出来た。
だが、一面コブだらけのコースになるとどうしようもない。
結局、不整地滑降ということになった。

他の参加者もあまり滑り込んでいないだろうが親父は4日前に高鷲で1日滑っただけでコブ斜面には一度も入っていない。
ともかく転倒しないようにあまりみっともない格好にならない程度にスピードを抑えて下った。
結局、今年の研修課題、「腰高で滑る」ようにならず腰が引けて前傾したフォームになった。
今回の研修会は何とか終わったが2年後はもう準指資格返上ということを決断することになりそうだ。


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