タイは19才

どういうわけか金魚の水が好きでいつもこの鉢の水を飲む

タイはもう19才。
獣医師広報の「猫と人の年齢換算表」によれば人の92才に相当する。
若い頃のタイは体重が 6.5kg前後の堂々とした体だった。
だいぶ小さくなったと思って計ったら 3.4kgだからその頃の半分ほどになっている。

マグロの刺身が大好きでこの時はこぼさない

この頃は食も細くなったのでもう長くないのだからとタイ専用に大好きなマグロの刺身を買ってやることもある。
1年前に作ったねこドアもすっかり慣れて好きな時に庭に出て用を足して金魚の鉢の水を飲む。
庭にはクロベがいるからよその猫が侵入してくることはなく安心して縁台で昼寝もできる。

尻尾がつぶされあごが割れるような大けがをしたり半年も放浪して帰らなかったことがあった。
この付近のボスとして長いこと喧嘩に明け暮れて波乱万丈の生活を送ってきた。

それが今は娘にもおじいちゃんと呼ばれ家の敷地内だけで穏やかに暮らしている。

若干暇を持て余し気味の親父とかみさんがいつもいて、夜になれば娘も世話をする快食快便ストレスフリーのうらやましい環境だ。
そろそろ親父もかみさんも先が見えてきたがとてもタイのように贅沢に暮らすことはできそうないとうらやましく思っている。

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