じっくりとお話を聞くのが少しづつ好きになってきた3歳。
自分がやってみたり、
見てみたりしたことが出てくると
「1号とおんなじやー」と喜ぶのがかわいい。




 □■□ 3歳 ■□■                      


ちいさなねこ
福音館 石井桃子
「大きな部屋に小さなねこ」で始まる、小さなねこの冒険。
道路に飛び出して、犬に追いかけられて、大丈夫?

実に淡々と小さなねこを追って描かれているシンプルなお話。何ってわけではないのだけど、石井桃子さんの穏やかな語り口がいいのだと思う。さりげなくリアルで、時代を感じさせる絵も見事。
ゆかいなかえる
福音館 ジュリエット・キープス・石井桃子訳
水のなかにくろいてんてん、さかながやってきてぱくっと食べた

食べられずに残った4つのたまごが、やがておたまじゃくしになり、かえるになって楽しく過ごす毎日。”楽しく過ごす”というのが本当に実感できるような、ゆかいな笑顔のかえるのイラストが楽しい。
「ひいらいたひいらいた、ばっしゃーん」のところも面白い。
そしてやっぱり石井桃子さんの訳が絶妙で、実に”ゆかいな”かえる達の冬眠までの暮らしが好きらしい。
このおかげ(せい?)で、2人ともあんなにかえるが好きなのかしら・・・。
めちゃくちゃるすばん
福音館 こどものとも 年少

こぐまちゃんとどうぶつえん
こぐま社 わかやまけん

こぐまちゃんとなかよしのしろくまちゃんが動物園に行くお話。
「こぐまちゃんはなにがみたい?」「かば」
「しろくまちゃんはなにがみたい?」「ぺんぎん」

実際に動物園に行って、かばやペンギンやゾウ(2号大好き!)を見た後は、さらに興奮度が高くなる。
もう次は何が出てくるか、全部わかっているのだけど、やっぱりわくわくした顔で待っている、大好きな絵本。
しろくまちゃんのホットケーキ
こぐま社 わかやまけん

しろくまちゃんがおかあさんといっしょにホットケーキを焼く。材料を用意して、たまごを割って、粉をまぜる。ごとごとしてちょっと失敗してもうまくやけたホットケーキ。
見開き2ページで、「じゅう」「ぽたぽた」「ふくふく」「やけたかな」「まあだまだ」と焼けていくページなんかもうたまらなくうれしいらしい。おかげで(なのか、実物が先なのか)ホットケーキが大好き。
そしてお手伝いをして混ぜたり粉を入れたりするのも大好き。
1号はホットケーキを焼くお手伝いのときは、この絵本を台所に持ってきて、(お料理本を立てるようにして、レシピスタンドとかあるでしょ、あんな感じ)見ながら作ってくれるので、実はホットケーキのしみがいっぱいついている。
ぐりとぐら
福音館書店 中川りえこ
これも定番中の定番。のねずみのぐりとぐらのおはなし。
「ぼくらのなまえはぐりとぐら」で歌う二人の歌。いつも陽気で仲良しで歌を歌っているとであった大きなたまご。
そこで2人が作るケーキが何ともおいしそう。

このシリーズでいつも出てくるぐりとぐらのテーマ(って言うの?)。
「ぼくらの名前はぐりとぐら」
「このよで一番すきなのは」
「お料理すること食べること」
「ぐりぐらぐりぐら」
なんと言うか、能天気加減が実にいいじゃないですか。

ぐりとぐらのかいすいよく
福音館書店 中川りえこ 山脇百合子
上のシリーズ。
海水浴に出かけたぐりとぐらの所にやってきた、うみぼうずからの手紙。ブドウ酒(ワイン?)のビンに入った手紙を、まきがいを使って開けるなんてしゃれていて、そして灯台の灯りが大きなしんじゅって言うのがまたセンスがいい。

子供心に「なんて素敵」と思ったこの絵本。これも実家で眠っていたのを掘り起こしてきました。
うみぼうずに教えてもらう泳ぎ方の数々も楽しそうで、うちの子供たちにもぜひ教えてもらいたいと思うのであーる。
























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