きちんとストーリーがあって
ある程度長い話も聞けるようになってきた4さい。

といっても時々赤ちゃん絵本を読んでと
ねだったりもするのだけど。

ひょうしのタイトルをつっかえつつも
自分で読んでみるようになったのもこの頃でした。




 □■□ 4歳 ■□■                      

ひとまねこざるときいろいぼうし
岩波書店 H.A.Rey

ご存知しりたがりやのおさるのじょーじときいろいぼうしのおじさんの話。子供の頃からこのお話が大好きだった私。ちゃんとわかるようになったら絶対読んであげよう、と実家から古い絵本を持ってきてあったもの。
そして、どんぴしゃ、しっかりはまってくれた。一時期、やっぱりこれも毎晩読んだ。

しりたがりやのおさるのじょーじがアフリカで黄色いぼうしのおじさんと出会い、おじさんの家にやってくる。そして、そのしりたがりやのおかげでいつも騒動を巻き起こす。
ひとまねこざる

ひとまねこざるシリーズ。
動物園で暮らしているしりたがりやのおさるのじょーじは、きいろいぼうしのおじさんに会いに行こうと、動物園を抜け出す。お皿を洗ったり、窓ふきをしたりしますが、やっぱり一騒動起こしてしまうじょーじ。
やがて足をけがして病院に行くことになり、けががなおったじょーじは映画に出ることになります。
じてんしゃにのるひとまねこざる

きいろいぼうしのおじさんと暮らしているおさるのじょーじ。おじさんの家にやってきた記念日のプレゼントに自転車をもらったじょーじは、やっぱり騒動を巻き起こす。新聞をくばったりサーカスに出会ってだちょうにいたずらをしたり。でも最後にはサーカスに出てごほうびをもらう。

このしりたがりや加減や落ち込み方がなんとも言えず可愛くて、うちのちびさん2人にそっくりやと思ってしまう。
これも実家からもってきた1冊。
じのない絵本
ディック・ブルーナ作 いしいももこ訳


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元々は絵だけが描いてある絵本を、読み聞かせの時や自分で読むときにお話を作って読みましょう、というものだと思います。白い背景に、かなり昔の(初期の頃の?)ブルーナさんの絵があって、シンプルで美しい、ブルーナの世界。
N○Kのブルーナのお話の番組を見たことがあるひとなら、きっとあの語り口で物語を作るのだと思う。

でも。実家に置いてあった、うちの絵本には、すでに字がかかれていて、「じのない絵本」ではなくなっている。おそらく姉と私の字でしょう。
えんぴつ書きで汚い字で物語が描いてあるのだけど、なかなかおもしろい、というか。子供の考えるお話なんやなぁって思う。
1号と2号はそれでもこのお話を結構おもしろがって聞いている。
「落書きしたんだれやー」とか言いながら。

機会があったら、この物語もどこかで全部紹介します。

わにわにのおふろ
福音館 こどものとも年少版より
おふろが大好きなわにわにのおはなし。
おふろで遊ぶおもちゃや気持ちよさそうにお湯に入ってるわにわにが子供達も大好き。
読んであげた頃、2号は2歳やったけどすっかり覚えてしまって、わにわにがおふろでシャワーの栓をマイクに気持ちよくうたう「うりうりうりうりおーいぇー」をいつも真似してる。
くいしんぼうのあおむしくん
そらのいろとおんなじいろをした不思議なむしがまさおくんの帽子についていた。「ぼく、あおむし」と何でも食べてどんどん大きくなるあおむしくん。かみくずやごみだけでなく、町や山やまさおくんのおとうさん、おかあさんまで食べてしまう。そして最後には・・・。
結構シュールな設定というか、お話なんやけど、あおむしくんの大きな口のなかにはなんでもぱっくり入ってしまう。絵のおもしろさと「ごめんね、ぼくおなかがすくとだめなの」といいながら悪びれずに食べてしまうあおむしくんに、残酷さを感じずに読み進んでいってしまう。
 ラストがこれまたシュールなんやけど、というか、何ともさわやかで納得してしまう絵本。

 ちなみにこれも大好きで実家に置いてあった一冊。


















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