自作オーディオ向け第4弾.BB社製DACであるPCM1792Aを使用したDAC基板です.
DAC+IVCの構成となっています.IVCはSATRI-IC,OPAmp(1回路品,2回路品)を選択できます.
写真の構成が標準構成となる予定です.(OPAmpはOPA2604が付属)
オプション(SATRI-IC)を搭載してのテスト.SATRI-ICは手持ちのなのでバージョンは古めです.
IVC用に付属するOPAmpは,OPA2604です.
一応外部Digital FilterモードやDSDモードに設定できるようにプログラムを組んでいますが,
動作テストできる環境がないのでサポート対象外となりそうです.
過去作品との接続テスト.今回の基板が出たことにより1システムとして組むことができます.
この時点ではFY LINKがまだ完成していませんでした.
(小さい基盤はオプションの差動回路です.)
オプション(SATRI-IC-EX)を搭載してのテスト.テスト用にSATRI-IC-EXを仕入れたので搭載してみました.
FY LINK機能も搭載し,最終段階の試験状態です.
PCM1792 STATUS画面.VOL72320 REV.1.0のステータス画面を踏襲したデザインにしました.
主な設定状況,減衰値やレベルメーターを表示します.
PCM1792 REGISTER画面.こちらもDAI8416 Rev.1.0の画面を踏襲しました.
PCM1792 SETTING画面.設定の仕方はDAI8416 Rev.1.0と同じです.項目選択には,ロータリー
エンコーダを使用します.
OTHER SETTING画面.FY LINK機能搭載DAIと接続して,オーディオフォーマット設定を簡単に行える
FY LINK機能を搭載しました.
LEVEL METER SETTING画面.VOL72320 REV.1.0で搭載した機能と同じものを搭載しました.
EEPROM WRITE画面.こちらも設定の仕方はDAI8416 Rev.1.0と同じです.
DAC:PCM1792A
マイコン:PIC18F46K22
LCD:TG12864E-02A
OPAmp:NJM4580(ピークメータ用),OPA2604(IVC用)
デジタル電源:5V
アナログ電源(DAC専用):5V(ジャンパによりデジタル電源と共通/独立に設定可)
アナログ電源:±12V
デジタル入力:1系統(ピンヘッダ)
アナログ出力:1系統(ピンヘッダ)
出力段にあるDCカット用のカップリングコンデンサが機能していないことが判明いたしました.
DCカットをご利用になる方は以下の対策を施してください.
なおDCカットしない場合(オプションの差動増幅回路に接続するなど)は以下の対策はしなくても
お使いいただけます.
上記の対策でも,過渡現象により出力部の電位は,電源投入時から10数秒程DC成分が載ります.
(徐々に下がっていきます.)抵抗値を下げれば時間も減りますが,インピーダンス特性等を
考慮して47kΩとしました.お好みで抵抗値を替えていただいてもいいかもしれません.
ミューティング回路等で安定までの出力をカットしてもらってもいいかと思います.
PIC18F46K22ファームウェア Ver.1.00(HEX)
※ファームウェアを書き換えるとEEPROMに保存されたデータは初期化されるので
書き換える前に設定を控えておいてください.
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