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![]() キリマンジャロより高い場所は、世界にいっぱいありますが、 「登山初心者でも気軽に挑戦できて、運がよければ 地上6,000mの地にまで行ける」 となると、この地球上では、ココ以外には無いでしょう。 実際この山は、毎日毎日、世界各地から来た登山者で賑わっています。 そんなキリマンジャロに、 登山家でもなんでもない素人3人がちょいとトライしました。 私とO氏とM氏は、全員30代。 たぶんフツーな体力の持ち主であるこの3人が、 予備知識をあまり持たず、全行程4泊5日で挑戦した、 まあ、早い話が、 キリマンジャロのごくフツーの登山記です。 ![]() |
序章
第1章 〜出発〜
第2章 〜ピクニックと危険信号〜
第3章 〜地獄 そして 帰還〜
キリマンジャロのまじめなデータ
登山方法・装備・費用
高山病 など
登山1日目 (楽勝!)
登山2、3日目 (!?)
登山3日目深夜 (半死亡!!!)
登山4、5日目 (下山&フィナーレ)
一般旅行者の登山方法・装備・費用
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さて、 今回の我々の登山は、9月だったが、タンザニアは南半球なので気温が低い時期にあたる。一番暑い時期は分からないが、頭頂部はペットボトルの水が凍るくらい寒い。おまけに雪が積もっているので、防寒服と登山靴は必須。就寝時のシュラフもいる。ストックもあったほうがいい。 これらの装備は、現地(ゲート付近)でレンタルすることも可能。 ただ、これはギルマンズ・ポイントやウフルピークへのアタック時に必要なもので、それまでは、ちょっとした寒さと雨をしのげる服とトレッキングシューズでいける。 (3日目のキボハット付近がちょっと微妙だが・・・実際、吹雪に遭った) 歩いていると暑いが、休憩したりすると風で体が冷えるので、通気性がよく重ね着できる服がいいだろう。 日本の秋の山に登るくらいのレベルか。しかし、備えるに越したことは無い。 あとは、気休め?の頭痛薬(私の場合は重宝した)と紫外線対策と携行食と懐中電灯など。 水は、途中の水道水(山水)が手に入るが、ミネラルウォーターを買い込んだほうがいいかもしれない。
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高山病について 短時間で高い山を登ろうとすると、低酸素に体がついてゆけず、高山病(低酸素症)に罹る。 体を慣らしていけばたいていの人は高度に順応できるので、日程や金銭的に余裕があるなら高度馴化できる長めのプランを組んだほうが登頂率はアップする。 富士山で高度順化していく人もいるようだ。
経験を積んだ現地人ポーターでさえ命を落としている。 私も、かなりヤバイところまでいった。(第3章参照) 甘くみるとマジで死んじゃいます。 余談 本当かただの迷信か知らないが、体が筋肉質なほど酸素の消費量が大きくなるので、登頂失敗する確立が高いらしい。女性のほうが有利と言われるが、どうなんだろう? 序章終わり 第1章 〜出発〜 |