それでも大阪の都心から近鉄急行で30分余、プラス車で10分の近さ。標高300メートルの集落。大和盆地が山あいから一望でき、遠くには、生駒山が望めます。
 ここに「森のギャラリィー」を作りました。作ったといっても新しい建物ではありません。築300年?という廃屋に限りなく近かった民家を再生したもの。2年の歳月とボランティの方々の協力で,どうにか2006年4月にご覧いただけるようになりました。すこし生まれ変わった古民家をご覧下さい。
 大きな楠が門に寄り添うようにすっくりとたっています。横の納屋の白壁は、戦争中、空襲を避けるため、黒く塗られていたとか。今でも名残の墨がうっすらと残っています。
 



 
門から玄関の眺めほとんど残っていなかった壁は、杉板をはめ、格子戸も作りました
中庭落ちてなくなっていた庇は,廃材と山から切り出した桧の丸太で作りました。

 
大きな岩と大きな白い花の山茶花のある中庭。納屋の軒下には、ストーブ用の薪も準備中。右奥には、なまこ壁の藏。左には、二間の離れ座敷。



西向きの窓からの眺めはまさに一幅の絵です。
ギャラリィーの内部. .床が抜け落ちていた4つの部屋。奥の二間は、杉板をはり、手前の二間は、土間にしました。


奥の部屋には、なんと囲炉裏も発見。使えるように石で囲いました。
ギャラリィーには、
鍛冶屋の窯の焼き物と手持ちの絵画を展示しています。荒削りの棚に焼き物がぴったり。
森林や農業、美術・工芸品に関する書物も持ってきました。ゆっくりと読んで下さい。
土間には、薪ストーブを置きました。寒い冬が来るのが、待ち遠しいように、・・。
裏庭には、大きな樫の木がこの家の主のように枝を広げています。落ち葉でできた腐葉土が10センチは、積もっています。手前には、焚き火場も完備。



裏庭の奥には、まだ手付かずの古い便所と風呂場。そのまた奥には、谷川を挟んで竹やぶが広がっています。もとは、田んぼだっだとは、信じられません。
敷地の境を流れ落ちる谷川です。雨が降っても降らなくても流れは変わりません。マイナスイオンに満ちた空間は、まさに聖地!
 竹やぶを巡る遊歩道?もあります。
 森のギャラリィー
       −森の暮らしをめざしてー
下り尾(さがりお)&森のギャラリィーって、どんなとこ?
 折々のおしらせ
森の倶楽部”へのご招待
何時開いてるの?
地図

リンク集
遠くから見ればまるでお城のよう。建物を支える立派な石垣。
ここは、下り尾(さがりお)。奈良県桜井市。人口5万の田舎町の、そのまた 山の中。
中庭に咲いた”藪みょうが”の白い花。
折々のおしらせのコーナー
森 の 倶 楽 部
 *も と め る も の 
          ー山里の百姓の知恵と喜びを取り戻そうー   
 ここ下り尾に、長年探していた山林と古民家を求めたのは、2004年6月のこと。仲間と森林ボランティアの活動をするのが目的でした。古民家の方は、いわば、おまけのようなもの。ただ、壊すには、もったいなく、最初に建てた立てた人、維持してきた人びとの思いを考えると、修理して何かに使えればと思ったのです。
 森林ボランティは、「月に一度は、森へ!」を合言葉に、大きくいえば、自然環境の保全を目指し、個人的には、森に入ることで、大いに汗をかき、日ごろのストレスを発散させることが目的です。間伐をし、枝を打つことで、日の光りが射し、下草は、生き生きと、桧の葉も輝いてきます。森は見違えるように生き返ります。そして人間も、・・・。
 ただ、森の暮らしを夢見るものにとっては、間伐、枝打ちなどの活動は、暮らしの一部。昔から繰り広げられてきた山里での暮らしをもっと多くやってみたいと思っています。近代化・分業化の中で失ってきた人間の能力・技能ー百姓の知恵ーを少しでも取り戻すことができればとも思っています。
 ひとりでも多くの人が参加すれば、喜びも 効果も倍増!ご参加をお待ちしています!
 *なにをするの?
    たとえば、山の手入れ、餅つき大会、干し柿作り、ブルーべリィー狩り、草刈大会、蛍狩り
                                                  などなど、・・・・・。
   
    月一回位の割合で案内します。
*部費なんかは、いるの?  
   残念ながら必要です。
   ・年会費2000円/一人      
   ・活動・イベントごとの経費(保険代、材料費、講師費など)は、そのつどお知らせします。
*その他、部員の特典など
  
1、森のギャラリィーには、8畳と6畳(板間)の離れがあります。ここに、宿泊可能です。
    (当分の間、風呂は使えませんが、・・・。) 昔ながらのカマドもあって、食料持参
    なら,料理も作れますよ。(要予約)


  
2、裏庭では、キャンプも可能。夏でも下界より2,3度は涼しいです。焚き火場もご自由に。
                                   (要予約)
 
 3、メールにて、下り尾の四季の変化やイベントの案内をします。
入部 申し込みは、メールにて
森のギャラリィーは、

 当分、土曜日、日曜日、祝日のみ午前10時から午後5時頃まで開いています。

           
美味しい週替わりのコーヒーも用意しています。

 他の日でも、連絡をいただけたら、開けますので、ご遠慮なく!
 ただいま、「森の倶楽部」部員募集中です。お気軽にお申し込みください。
  *入部資格
        何もなし
リンク
*山の辺の道 ちょっと案内
*海石榴庵&鍛冶屋の窯
*森のギャラリィー
*ホーム(やきものうめだ)へ
*案内図
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