紹介作品数 現在 約30点
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小説

「利己的な遺伝子」 リチャード・ドーキンス
昔読もうとして挫折しました。改めて挑戦してみると実におもしろい。難しいけど。
初版は1976年のようです。こんな昔にこれほど衝撃的な洞察がなされていたとは今更ながら驚き。 自分の親と子供を見る目がちょっぴり変わりました。

「オーデュポンの祈り」 伊坂幸太郎
斬新な設定の島での奇妙な話。ちりばめられた謎のピースがぴたりとはまる瞬間が最高です。

「風の影 上巻 下巻」 カルロス・ルイス・サフォン
なんとも言えずにおもしろい。まったくノーマークの小説でしたが内容に引き込まれます。

「死の蔵書」 ジョン・ダニング
価値のある古書についてのウンチクがたまらない。ミステリとしても実によくできた内容です。続編の「幻の特装本」 もありますが、インパクトは断然この1作目が強いです。

「永遠の0(ゼロ)」 百田尚樹
零戦に乗り戦争で死んだ祖父の生涯を調べることになった主人公。祖父を知る生き残った人たちの話を聞くうちに思わぬ真実が明らかになる。 天才的な戦闘機乗りの面と臆病者の面を併せ持った祖父がなぜ死んだのか。泣けます。かなり泣ける話でした。

「人狼城の恐怖」 二階堂黎人
第1部=ドイツ編 
第2部=フランス編
第3部=探偵編
第4部=完結編

「アドナ妖戦記」 嵩峰龍二
第1-6巻
小学生の時に読んで衝撃を受けた作品です。独特の世界観と剣や魔法や神々がでてきます。最近はやりのラノベ風に萌絵を表紙にして 刷り直せば結構いけるのでは。戦闘シーンの描写が細かくて好きです。

「獣の奏者」 上橋菜穂子
闘蛇編 
王獣編
第3部=探求編
第4部=完結編
「獣の奏者 エリン」としてNHK教育でアニメ化。戦場で圧倒的な強さを持つ闘蛇やその唯一の天敵である王獣など人間以上の力を持つ 獣が常に物語にかかわってくる。エリンの成長だけでなく世界の成り立ちの秘密も隠されていて奥深い小説です。 作者のデビュー作「精霊の木」もなかなか味があってよかったです。

「恐怖の総和」 トム・クランシー
上巻・下巻 
ジャック・ライアンシリーズ作品。世界各地で同時に進行していく様々な計画を詳細に書いていくのは作者の 真骨頂。核分裂反応が始まる描写が細かくてぞくぞくしました。ベン・アフレック主演で映画化。

「夜明けのヴァンパイア」 アン・ライス
トム・クルーズとブラッド・ピットで映画化。主人公ルイをヴァンパイアにしたレスタトについてはシリーズ化されて何冊も刊行されています。