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小児科・内科・アレルギー科(喘息・眼・鼻・皮膚)

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〒632-0075 奈良県天理市西井戸堂町439-5

自律神経調整

☆自律神経の調節について(交感神経と副交感神経のバランス)

・昼と夜

昼間は交感神経が優位になり、夜間睡眠中は副交感神経が優位になります。
現代社会は、 昼間の交感神経が異常に高ぶるため、自律神経のバランスをくずしがちです。

・呼吸法

深く息を吸ったり、ゆっくりと息を吐いたりすると、副交感神経が優位になります。
副交感神経が優位になると、
自律神経のバランスが整い、ストレスが緩和され、睡眠導入がスムーズになります。

・感情

怒りや恐怖は、緊張状態を引き起こすため、交感神経が興奮・優位になります。
喜びや悲しみは、弛緩状態を引き起こすため、副交感神経が興奮・優位になります。

・人体の自律神経の調節(交感神経と副交感神経の作用)

○交感神経は、活動時に優位になります。

  1. 昼間は交感神経が優位になります。例えば、
  2. 血 管 → 収 縮 、 心 臓 → 血 圧 ↑ ・ 心 拍 数 ↑ 、
  3. 気 管 支 → 弛 緩 、
  4. 肝臓→グリコーゲン分解・糖エネルギー産生、
  5. 汗腺→発汗、
  6. 昼間の交感神経が異常に高ぶるため、自律神経のバランスをくずしがちです。

○副交感神経は、安静時に優位になります。

  1. 夜間睡眠中は副交感神経が優位になります。例えば、
  2. 心臓→血圧↓・心拍数↓、
  3. 気管支→収縮、
  4. 唾液の分泌↑、胃液の分泌↑、腸液の分泌↑、消化管運動の亢進、
  5. 排尿機能の亢進、
  6. 生殖器→勃起↑

○自律神経が乱れると、身体症状(気血水の異常)が現れます。

・はり治療や指圧

  1. 施術により、副交感神経が刺激され、急速に自律神経のバランスを整えます。
  2. 腹式呼吸が楽になって息が深くなり、さらに副交感神経を刺激し、入眠を容易にします。

・薬

○西洋薬は、多くが単一成分の抽出・合成であり、組織別に働くように作られています。

  1. 例:注射薬エピペン
    アドレナリンは交感神経を刺激し、ショック時に、血管を収縮させ血圧を上昇させま す。また喘息発作時に、気管支平滑筋を弛緩させ気道を拡げます。

○漢方薬は、植物など天然のものを組み合わせて作られています。

  1. 例:芍薬甘草湯(シャクヤクカンゾウトウ)
    筋肉全汎を弛緩させ、筋肉・関節痛、胃痛・腹痛に絶大な効果を発揮 します。
    シャクヤク(芍薬)とカンゾウ(甘草)をエキスにしたものです

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