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シンプルな杉の家

枚方の家

それは模型から始まった・・・
この模型は設計士が作ったのではなくて、大工さんが一晩でサクサクっと作り上げたモノです。
なんだかもう家が出来上がってしまったかのように舞い上がってしまったおばかな設計士でした・・・。

広い刻み場のようにも見えますが、材を一面に広げて木目や節の具合を見比べるにはこれでも狭いんです。


例によって快晴に恵まれた棟上げ。
棟梁の清々しいシャープな人柄が反映された素晴らしい刻みでありました。
駆体の存在感がすごいです・・・。


今回は初めての「はっぴ」を着てなにやら「式」っぽい。


めいちゃん独身


御神酒


うーん、
しわよせ・・・


棟梁も独身

5月8日の現場


階段は木造建築ではまっすぐな「直階段」が断然構造的に明快で美しいですが、間取りのつごうでどうしても「下曲がり」とかになることもありますことはやむをえないことと言えましょう。


工事もいよいよクライマックスをむかえてきました。
階段がおさまればもうできたも同然!

川西の家でも活躍した大工のKさんが手伝ってくれてます。


桁や柱には段板の刺さる部分が掘りこまれなにやら彫刻のようです。


なにやら工事中という感じですが養生シートをとればもうほとんど出来上がっているのです。

完成!

 ヒノキの吊り戸棚
ヒノキは明るい色味なので吊り戸棚に使うとなかなかいい。
*おっとこの写真はまだ工事中・・・

 壁掛けBar
「東京の家」でも登場したbar。
使い勝手がたいへんいい

 キッチンカウンタ
「奈良の家」などで登場してきたカウンターを少し小振りにしたもの、大工さんmade。

 コンロ付近
魚は炭火で焼くのがベストで「遠火の直火」「無水鍋」と続く・・・で、コンロは魚焼きグリルなしとなってコンロの下は鍋置き場にできた。厄介者の電子レンジはキャスター付きとなって置かれている。

 1階居室
めいちゃんが遊んでます。

 子供用の帽子かけ 玄関から居室への出入り口脇に帽子かけなどあるとよろすいね。

 2階

さっそくですがヒト夏を過ごされた感想をメールくださいましたので・・・

○職人さんのすごさ

 誰かが誰かのために何かを作ることはとても素晴らしいことです。棟梁が一生懸命私達のためにつくってくれた姿は一生忘れないでしょうし、大工さん、畳屋さん、建具屋さん、などなどいろんな職人さんのことはいつまでも覚えているでしょう。物を使うときに作ってくださった人の顔が目に浮かぶのはとても豊かなこどだとしみじみ感じました。(おくさま)

 棟上のときから感じていましたが、一本一本の柱が玉虫色に光っている!これら棟梁をはじめ大工さんの想いが詰まった賜物なのでしょう。そんな家に住めて幸せモンです!(だんなさま)

○軒の深さ 

 守られている感じがすばらしい。 雨が降っても洗濯ものは大丈夫。軒に守られている安心感は初体験でしたが、とってもとても安らぎを与えてくれます。土砂降りになると心の中で「もっと降れ降れ」なんて罰当たりなことを考えたりします。(おくさま)

 どこから見ても建築士中村茂史が設計したとわかる外観とその深い軒。この深い軒を見るたびにあぁー我が家に帰ってきたと実感が沸きます。(だんなさま)

○木の節
 とっても不思議。見てると心和みます。なんなんでしょう?あの模様は!宇宙です。 (おくさま)

 嫁が宇宙(銀河)に見えるといっている現しの天井、住みはじめにはゴキブリが出てわたしにはゴキブリに見えてしまった・・・

 最近は、めっきりでなくなったので(コンバット様のおかげで)安心してみることができますが。お風呂の窓枠に大きな節があったり、ところどころにワンポイント的に面白く節があり、棟梁の木づかいを節で感じることができます。(だんなさま)

○木の香り 

 今はあまり感じませんが、玄関とお風呂はよく香ります。匂いとして感じてないだけで、からだは木のことをとても感じているようで、家に帰ってくるととっても気持ちがいいのです。(おくさま)

 住みはじめから木の香りはあんまり感じないのですが、数日家を空けて帰ってきたら木の香りが家中に充満していました!

 意外にもトイレで木の香りが強かったです。それと建具屋さんが造ってくれた台所上の棚のヒノキの香りが強烈! (だんなさま)

○湿気 

 とっても吸ってくれているようで、びっくりするくらいさらさらです。さらに、子どもがおもらししても、なんだかへっちゃらなんです。

 以前、ビニールクロスだとべたべたするので、ひっしこいてふいてましたが、木とだなんだか適当にふいて乾かしておけばいいように処理してくれているような・・・。 
跡もなくすっきり・・・。すばらしい!(おくさま)

 湿気の強い日でも家の中は、さらさらでとても気持ちが良いです!床の板の間が開いたりしてきて木が呼吸しているのを感じます。(だんなさま)

○濡れ縁

 室内のようで屋外のようで。座布団干したり、子どもとおやつ食べたり。居間から外へ世界を広げてくれます。とても豊かです。

 濡れ縁もデッキも一番足ざわりがいいのです。なのでよくぬれ雑巾でふいて、いつでもはだしで出て快適なようにしてます。室内より掃除してるかも・・・。(おくさま)

濡れ縁と2階のデッキは格好の遊び場です。休みには娘と走り回っています。夏なので濡れ縁は昼間熱すぎて出れないですがこれからの季節はとても気持ちがいいと思います。特に朝や夕方は気持ちいい風が抜けてボーっと過ごすのに最適です。(だんなさま)

○外見

 機能が優れているものは、見た目も美しいはず・・・、と思います。家もしかり。しかし、あまりの外見のかっこよさに最初は出入りするのがためらわれたほど。道行く人もよく話しかけてくれます。目立つのですぐにわかります。焼き杉、漆喰、シルバーの屋根。昔ながらの和風建築よりもっとモダンな感じです。なぜ巷ではやらないのか不思議です・・・。(おくさま)

 軒でも書いたようにどこから見ても中村さんが設計したとわかる外観、昔ながらのようで実はモダンな?外観が大好きです。これから焼き杉、漆喰がどのように変化していくのが楽しみです。(だんなさま)

○生活

 あまりの気持ちよさに、ぱったり出歩かなくなりました。とにかく家にいる!天井見上げては「いい家だなあ」としみじみ感じる毎日です。(おくさま)

○お風呂

 高い天井と木の壁が旅館みたいな感じで、毎日快適にお風呂に入っています。トップライトと高い位置にある窓で湿気もうまい具合に抜けるので、あまり気を使わないです。(だんなさま)

○暑さ

 この夏もエアコンなし(当たり前ですが)で過ごしました。仕事で外から家に帰ってきても、家の中が外より涼しく、また家の中でかく汗は、とても気持ちがいいので、暑い夜も扇風機があればぜんぜん眠れました。

 ここはとても風通しがよいので、温度が下がると逆に寒いくらいで窓を閉めないと寒くて眠れないほどです。次は、冬に向ってどれくらい寒くなっていくかですね。

○全般

 少し無理をしたけど本当に建てて良かったと思っています。社宅でも早く家に帰っていましたが、さらに一層早く仕事を切り上げて家に帰りたい毎日を過ごしています。

間取りもいろいろ考えてこのようになったのですが、娘が1階・2階に関わらずグルグル走り回るのをみて回れる間取りはつくづくいいですね。ゆったりとした玄関土間、濡れ縁でお客さんを出迎えるのも開かれた我が家というのにぴったりです。

 外溝もNOISEさんにお任せして想像以上の出来栄えです。これを基に今後は自分で手を入れていきたいです。

以上長々と書きましたが、一言で言うと、とにかくいい家っちゅうことです。(だんなさま)

2008年1月訪問

 薪ストーブがはいって家の中はぬくぬくとメールなどでうかがってはいたが、訪問してすぐにストーブのヨコに座って動かなくなったじぶんにビックリ・・・。
 うち(室生)なんか薪が無尽蔵にあるんだから?積極的に使いたいのだけど、ストーブの設置場所がなかなか決まらず未だに地球食いつぶし型暖房に頼っているのはちとなさけない。

 またもやNoiseさんのとうじょう。
植栽に葉っぱがないので春になったらまたお邪魔して緑一杯の写真ととりかえることにしましょう。

 薪ストーブが暖かく燃える室内では話しもはずむ・・・そう、寒い空間では会話は少なくなりがち、これは暗い空間でも言える法則だ。

 二階から薪ストーブ煙突用の開口をのぞくとこんなん。

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