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高取町立高取中学校は令和2年に創立55周年を迎えました。

TEL. 0744-52-2151

〒635-0132 奈良県高市郡高取町森30番地

校長室よりPrincipal

 今年度もコロナ禍の中でのスタートとなりましたが、昨年1年間試行錯誤しながらの経験を生かして、微力ではありますが高取中学校の子どもたちのために頑張っていきたいと思いますので、学校教育へのご理解・ご支援よろしくお願いします。
 今年度は、下に掲げた2つを重点項目として取り組んで生きたいと思っています。
  @Chromebookを使ってのICT教育の推進
  A外国語教育の充実(小中高の連携)

令和3年度

  • 3月24日(木) 令和3年度修了式
     先日、新聞に次のような文章が載っていました。題名は「自分から動き出す。」というものです。

     何もすることがない、何をすればいいかわからない、という人に伝えたいのは、やりたいことを見つければいい、それだけだ。

     何をしているときが楽しいのか、気持ちが浮き立ち、やりがいをを感じられるのか、自身に問いかけてみれば、自ずと見えてくるはずだ。


     進級するときに、2年生の人には、「3年生は、高取中学校の看板を背をって頑張らなくてはなりません。」あるいは「自分の進路を切り拓いていきましょう。」

    1年生の人には「4月からは先輩になります。1年生の手本になるように頑張りましょう。」とよく耳にする言葉なのですが、

     でも、みなさんの中には「何を頑張ればいいのだろう?」と感じている人もいることでしょう。そんなときは、先ほどの言葉を思い出してほしいと思います。

    明日から始まる春休みは比較的自分の時間を持てる休みだと思います。「何をしているときが楽しいのか?」「何をしているときが集中できるのか?」を見つける2週間にしてほしいと思います。

    やらなければならないこともしっかりとやることは、もちろんのことです。

     また、みなさんもこの1ヶ月ほど、ロシアのウクライナへの侵攻の様子をニュース等で見た人も多いかと思います。

    先生は、先日の卒業式でも3年生に「みなさんの命はみなさんだけのものではありません。この十五年間、みなさんに関わってくださったすべての人たちに育ててもらい、守ってきてもらった大切な命であることを絶対に忘れないでください。」と話をしました。1・2年生のみなさんにも、この話はしっかりと覚えておいてほしいと思います。そして、「戦争の悲惨さ」「平和の大切さ」を忘れないでください。

     新型コロナウイルス感染症も一時期よりは落ち着いてきています。しかし、まだまだ油断はできません。引き続きマスク・手洗い・うがいをしっかりと行い、感染防止に努めてください。

     では、4月6日の始業式の日に、新しい自分を見つけて1周り成長したみなさんの姿が見られることを楽しみにしています。


  • 2月 3日(木) No Rain, No Rainbow !

     今日は、ハワイのことわざの話をしたいと思います。

     「No Rain, No Rainbow !」ということわざです。

     そんなに難しい英語ではないので、意味を少し考えてみてください。


     そのまま日本語訳すると「雨が降らなければ、虹はできない。」という意味になります。

    ハワイではスコール(日本の夏に降る夕立のような雨)の後にはよく虹が見られます。

     雨を好きな人は、あまりいないと思います。

     でも、その雨のおかげで、こんなきれいな虹を眺めることができます。

     つまり、このことわざの本当の意味は

     「何かが起きて落ち込んでいても、その後にはきっと良い事が起きるよ」ということを表しています。

     いよいよ2月6日の日曜日の奈良県私学入試から、3年生にとっては頑張らねばならない日々が続きます。今まで頑張ってきた力をしっかりと発揮してほしいと思います。

     もし、思ったよりもうまくいかなかったときは「No Rain, No Rainbow」の言葉を思い出して、気持ちをしっかり切り替えて、次の目標に向かっていってほしいと思います。

    これからは学力だけでなく、気持ちを早く切り替える精神力も必要となってきます。

    3月10日の公立一般入試まで、強い気持ちを持って頑張ってください。

     1・2年生の人も3年生の先輩たちの頑張っている姿を手本にして、自分の目標を達成できるように、日々努力を積み重ねていきましょう。

  • 1月7日(金) 3学期始業式
     みなさんは、お正月をどのように過ごしましたか?
     私は、1月2日・3日と箱根駅伝をテレビで観ていました。結果は青山学院大学が大会新記録で優勝しました。
     その大会で31歳の今井隆生(4年)選手がいました。埼玉県の中学校体育教師だった今井選手は一昨年4月に「教師として力不足を実感することがあり、今まで勉強していなかった心理学を学びたい。」と中学校体育教師を休職して駿河台大学に編入学されたそうです。そして、同時に、もうひとつ壮大な挑戦を決められたそうです。  
     今井選手は高校時代には陸上部に所属し、箱根駅伝出場を目標としていたが、全国レベルに届かず、日本体育大学(日体大)に入学後はトライアスロンに転向されました。「日体大時代はトライアスロンに全力を尽くしていたので、箱根駅伝への未練は全くありませんでした。4年生だった2013年には日体大が箱根駅伝に30年ぶりに勝った。クラスメートに優勝メンバーもいたし、素直にうれしかった」と振り返っておられます。卒業後、実業団でトライアスロン選手として活動。走力を磨くために参加した陸上の練習会で駿河台大学の徳本監督と知り合い、アドバイスを受けるようになられたそうです。2016年にトライアスロン選手として現役を引退し、埼玉県の教員に。体育教師、陸上部顧問を務めながら市民ランナーとして多くの大会に参加されました。勤務先の中学校が駿河台大学と近かったため、休日は生徒を指導した後、駿河台大学で練習を重ねられました。いつしか、箱根駅伝出場という夢を現実的に考えるようになり、ついに夢をかなえられました。 今井選手は4区を完走し、中学校教師時代の教え子だった5区・永井竜二(3年)選手にたすきをつなぎました。

     今年の箱根駅伝で、私は「夢をあきらめない」ことの大切さを学びました。
      みなさんも新しい年を迎え今年の目標(夢)をたてましたか?
     目標(夢)を実現するために努力を積み重ねていってほしいと思います。
     3年生は志望校合格に向かって、1・2年生は3学期にそれぞれの学年の振り返りをしっかりと行い次の学年を迎えられるように頑張りましょう。
  • 12月23日(木)2学期終業式

     今年のプロ野球で日本一になったヤクルトスワローズの高津監督が選手だった時に、監督をしておられた野村監督の言葉を2つ紹介します。


    「時間は平等に与えられるが、結果は平等ではない」

     「時間は誰にでも平等に与えられている。目的を持って過ごすのも、無為(何もしないで)に過ごすのも自由だ。しかし、その使い方によって生じる結果は大きく変わってくる。決して平等ではない。」

    「教えてもらうより、覚えろ」

     「コーチがいくら親切丁寧に指導しても、自分から「覚えよう」という意識、姿勢がなければ身につかない。」


     この二つの言葉を聞いて、みなさんはこの冬休みをどのように過ごしますか。

     3年生は、もちろん自分の進路に向かって頑張ってくれるかと思います。

     1・2年生は、三者懇談で担任の先生と2学期の生活を振り返り、今後どのように生活していかねばなとらないかのアドバイスをもらったかと思います。しかし、それを実際の行動に移そうという意識なければ、アドバイスされたことが身につきません。

     クリスマスやお正月と冬休みは楽しいイベントがたくさんありますが、しっかりと計画を立てて頑張るときは頑張る、楽しむときは楽しむ、とメリハリのある冬休みを過ごしてほしいと思います。

     これから寒くなると体調も崩しやすくなります。体調にも気を付けて、元気に3学期の始業式で会いましょう。


  • 10月6日(水)
     予定の変更があったものの、9月に修学旅行・体育大会が実施することができて本当に良かったです。3年生にとっては、ひとつひとつの行事が中学校生活の大切な思い出に代わっていきます。このあとにあるダンス発表会・合唱コンクールも全力を尽くして、おうちの人や先生たちを感動させてくださいね。

     先日新聞を見ていますと、4月に亡くなった作家の立花隆さんの書物のことが記事として取り上げられていました。立花さんのことは何回かテレビでは拝見したことがあったのですが、書物については読んだことがありませんでした。(今度読んでみたいと思います。)今回の記事では、大学生に贈られた言葉が掲載されていました。少し難しい内容もあるかと思いますが、みなさんにも覚えておいてほしいなと思います。


    @数年以内に「大失敗をする」

      (これまでの自らの人生の)経験を踏まえた上で、今からはっきり予言できることは、君たちの相当部分が
     、これから数年以内に、人生最大の失敗をいくつかするだろうということです。失敗には取り返しがつく失敗
     と、取り返しのつかない失敗があります。君たちの失敗が後者でないことを祈るばかりです。

    A「大きな決断」を迫られる

      もうひとつ予言できることは、これから数年以内に、君たちは次から次に予期せぬ事態にまきこまれて、 
     充分な準備ができないうちに大きな決断を下すことを何度も何度も迫られるということです。大切なことは、
     まず問題に具体的に取り組み始めることです。そして、途中で必ず「何が適切な順序か」分からなくなるとい
     う事態に遭遇するでしょうから、そこで集中的に「考える順序も問題と先決問題の議論」に取り組むのがいい
     ということです。すべての問題には考えるのに適切なタイミングがあります。早すぎても最適解に達せないし
     、遅すぎてもいけません。

    B「正解のない問題」がある

      そもそもこの世のあらゆる問題の正解はひとつではないということです。というか現実世界には、正解がひ
     とつもない問題も膨大にあるということを知らねばなりません。第一にやるべきことはわけの分からなさの整
     理です。何が分からないのか、自分は何を知りたいのか、といったことを整理して書き出し、問題として設定
     してみる。問題設定、それがいちばん大事なことです。

    C「情報の発信者」に転じる

      脳が若さを保っている間に、情報の受け手から発信者に転ずる必要があります。読んで知識を入れる一方の
     生活から、読みつつ書く生活に変わるということです。アウトプット能力はそれまでのインプット量に比例し
     て大きくなっていきます。

                                     〜「知の巨人」立花隆のすべてより〜

     何となく分かるところもあったと思います。それでいいと思います。
     この話からみなさんに伝えたいことは、失敗は少ない方がいいですが、成功ばかりの人生はありえないということです。そして、取り返しのつかない失敗をしないためには、絶えず準備をして具体的に行動することが必要だということです。また、これからみなさんが歩む道には、答えがすぐに出ない場合もあると思います。そんな時には、みなさんの周りにおられる人生の先輩(おうちの人・先生たちなど)に相談するとよいでしょう。でも、答えがもらえるかどうかは分かりません。相談したことはみなさんの人生のヒントにしてください。最終的にはそのヒントを整理して、みなさん自身が自分の人生について考えることが大切だと思います。
     そして、考えるためには、やはり知識が必要です。今学校で学んでいることは、自分の好き嫌いに関係なく様々な知識を吸収することであり、そのことが人生を考える力になるのだということです。

  • 8月25日(水)2学期始業式
     長かった夏休みみなさんはどのように過ごしましたか?1学期の終業式に、「読書と実体験でしっかりと脳を刺激する生活を送って下さい。」という話をしましたが、できましたか?

     今日は、きのう開幕した東京パラリンピックのアーチェリー日本代表岡崎愛子さんの話をしたいと思います。  岡崎さんは2005年4月(16年前)、JR福知山線で起きた電車の脱線事故に遭われました。1年以上に及ぶ入院生活に加え、頚椎損傷で首から下に麻痺が残り車椅子の生活になりました。 「どういう風に生活したらいいのかとか、以前のように大学に通えるのかとか。“これができない”“あれができない”ことをすごく思っておられたそうです。

     一瞬にして奪われた、当たり前の日々。それでも周りのサポートを支えに生活をする中で、岡崎さんの心境には徐々に変化が訪れたらしいです。

     「家族がちゃんと社会復帰できるように生活のサポートもしてくれたし、“できない”じゃなくて、“こうすればできる”とか、できることに目を向けられるようになった。」

     周囲のサポートを得ながら、岡崎さんは、一つ一つ今の自分にできることを乗り越えてこられたそうです。そして2013年、岡崎さんは新たな夢を見つけられました。そのきっかけとなったのは、東京でオリンピック・パラリンピックの開催が決まったことです。

     岡崎さんは「何かスポーツを始めたいなと思って。お母さんにアーチェリーを勧められたらしいです。握力がなくて弓が持てなくて、『どうやったらアーチェリーができるんだろう』というところから始まりました」と、当時を振り返っておられました。アーチェリーは的までの距離が50メートルあるそうですが、最初は10メートルも矢を飛ばすことができなかったらしいです。 それでも「“できない”じゃなくて“こうすればできる”」と、前へ進んでこられたそうです。

     そして2019年、初めて出場した国際大会・世界選手権で3位に入賞。目標としていたパラリンピックの切符を手にされました。

    苦難を乗り越え夢をつかんだ岡崎さんは、「『どうやったらできるか』を突き詰めていった結果が今になっている。障害を負ってもいろいろなことができるし、楽しく過ごせるということを伝えたいと思っています」とパラリンピックに向けた想いを語っておられました。

     みなさんも生活をしていて、苦手な教科はやる気が起きなかったり、部活動で努力してもなかなか上手にプレイできなかったりしたときに、「自分には無理だ」と諦めてしまったこともあると思います。そんなときに今日の岡崎さんの「“できない”じゃなくて“こうすればできる”」の話を思い出してほしいと思います。 


    2学期は教科の学習だけでなく、さまざまな行事が予定されています。体を動かすのが好きな人、大きな声で歌うのが好きな人、普段よりも自分の特技を発揮するチャンスがたくさんあります。自分の特技を発揮して、自分に自信を持つことはとても大切なことです。2学期は自分を大きく変えることのできる学期だと先生は思います。勉強に部活動に行事に積極的に取り組んでいきましょう。

    最後になりますが、新型コロナウイルスデルタ株の感染が拡大していることは、みなさんも知ってくれているかと思います。今までのウイルスと違って、みなさんの年代の人の感染も多くなっています。1学期同様に、マスクの着用・手洗い消毒・換気など、感染の予防に努めてください。

  • 7月20日(火)1学期終業式
     本を読むと頭がよくなる……。よく言われることですが、それは単に知識が増えるからだけではないようです。TVにもよく出演されている脳科学者の茂木健一郎先生が、ご自身の経験を踏まえて、読書という行為が脳に与える効果について語っておられます。
     

    脳にとって読書は、総合的かつ抽象的な刺激なんです。視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚という五感の記憶が総合されて、それが言葉になるので、言葉をとおして世界を知る、整理するというのは、脳のいちばん高度な働き。読書は、言葉をとおして想像力をはぐくんだり、遠い世界に思いを馳せたりしますから、抽象的な思考能力を高めるには非常にいいんです。
     だから、読書によって想像力を広げるには、実体験による経験や記憶が必要不可欠です。

    (引用:ベネッセ教育情報サイト|茂木健一郎先生(脳科学者)が語る、「読書が脳に与えるいい影響」とは

     みなさんにとって「読書」で漢字を覚えたりもできますが、それ以上に五感を使い想像力を高めるという利点(よいところ)があるようです。そして、その想像力を更に高めるには、本だけを一生懸命読むのではなく、実体験を重ねる機会を増やす必要があるということです。  
     35日間の夏休み、部活動や受験勉強などもみなさんの実体験(経験)になります。自分の興味関心あることを研究することや家の手伝いなども同じことだと思います。   
     この長い夏休み、読書と実体験でしっかりと脳を刺激する生活を送って下さい。
  • 6月24日(木)
     先日、「情熱大陸」という番組を見ました。パソコンで建造物を作り出すゲーム「マインクラフト」で生計を立てておられるプロのマインクラフターのタツナミシュウイチさんの話でした。タツナミさんは、小学校や学習塾で「間違いから学ぶ授業」をテーマにプログラミング教育の講演をして、子供たちに「知る喜び」を伝えておられます。

     番組でタツナミさんは、「 間違うということは、全然いいことです。 むしろ間違いが起こらないことのほうが怖いです。プログラミングにおいてなかなかそうはうまくはいかない。基本的にはエラーは必ず出ます99.9%エラーが出ます。ただそこで大事なことは、エラーが出たときにどこが間違ってるのかを見つけることのほうがよっぽど大事なんです。間違うことは全然悪いことじゃない。むしろ間違ったことを見つけられないことのほうが、よっぽど良くないので、みんなはどんどん間違ってもらって、どんどん間違いを見つけること、探ること、そしてそれを直すこというのをやってもらいたいなと思います。」とお話しになっていました。
     いよいよ昨日から期末テスト1週間前になりました。1学期間、学習したことが身についているかどうかを確認するテストです。まずは間違いのないようにこの1週間頑張りましょう。そして、テストが返されたときにしっかりと間違った問題を解けるように復習をしておきましょう。3年生にとって定期テストのやり直しが、受験勉強の近道であると先生は思っています。
     「間違いを見つけて、それを直す」この繰り返しが、みなさんの大きな力となるはずです。しっかりと頑張って、期末テストに臨んでください。
  • 6月11日(金)
     2年生の教室の掲示物を見てみると「学ぶことは」というテーマで【私の格言】が書かれてありました。
     格言には「人生」「未来」「将来」「夢」という言葉がたくさん使われていました。先生はそれらの言葉を見て、とてもうれしい気持ちになりました。なぜなら学校の先生は、みなさんに「学ぶこと」を伝える仕事だからです。それは同時にみなさんに「未来」や「夢」を伝える仕事でもあると感じたからです。先生も今までに思うような成績がとれずに「学ぶこと」が嫌になったりしたこともたくさんありました。でも、教師になりたいという「夢」があったから頑張れたと思います。テストの点数も気になるかと思いますが、今回書いた格言を忘れずに「夢」に向かって歩み続けてほしいです。
     ちなみに先生の「座右の銘(大事にしている格言)」は、「初志貫徹」という言葉です。
     この言葉は、中学生時代の担任の先生のところへ希望の大学に合格したことを報告に行ったときに、「初志貫徹したなあ」と言葉をかけてもらってから、ずっと大事にしています。2年生のみなさんにも、今回の【私の格言】が大切な言葉になってくれれば良いなと思います。
       
    5月26日(水)
     先生が校舎を巡回をしていると、掲示物の中の東海大学バスケットボール部の河村勇輝選手の記事が目に留まりました。
     先生が河村選手を知ったのは彼が高校生の時にスポーツ番組のインタビューを受けていたときでした。当時、親元を離れ福岡第一高等学校でプレーをしていました。番組では河村選手の素晴らしいプレーやインタビューにもしっかりと応えている様子が放送されていました。高校時代には全国大会でタイトルを4回獲得し、ウィンターカップでは2連覇を達成しベスト5にも選ばれたそうです。 そして高校3年生の時、バスケットボールのプロリーグ(Bリーグ)の特別枠に選ばれて史上最年少デビューを果たしました。1年目は年間新人ベスト5にも選ばれるほどの活躍をしましたが、Bリーグ2年目では対戦相手のマークが厳しくなり、思うようなプレーができずに悔しい思いをされたそうです。そのような思いをしても河村選手は、僕はこれまで何度も悔しい経験をしてきました。でもその経験は無駄じゃない。失敗と向き合い、壁を乗り越えることが成長につながると知っています。それに大きな夢を叶えるには、小さな壁で立ち止まるわけにはいきません。」と前向きな思いが書かれていました。
     みなさんも今までに悔しい思いをしたことがあるかと思います。先生もそのような思いは何度もしてきました。しかし、今振り返ると、やはり河村選手と同じように嫌な経験も次の新しい経験につながってきたと思います。
     前回のエジソンの話と同様、様々な経験を生かすことで自分の夢に繋げていってほしいと思います。 特に3年生は夢を実現するために、この1年間悔しい思い(嫌なこと)から目をそらさずに壁を乗り越える力をつけていってください。
  • 5月6日(木)
     みなさん、ゴールデンウィークをどのように過ごしましたか?
    「勉強」や「部活動」でしょうか?特に1年生の人たちは入学してから緊張して中学校生活を過ごしていたと思うので「家でゆっくり過ごした」人もいるかと思います。
     奈良県の近くでは、緊急事態宣言が出ているところもあるので、先生も家にいる時間が長かったです。まだしばらくこういう状態が続くかと思いますが、今まで通り感染予防に気を付けて過ごしてほしいと思います。  
     では、今日は「失敗は経験の1つにすぎない」という話をしたいと思います。

     みなさんもよく知っているかと思いますが、発明王のエジソンの話です。
     エジソンは、電球を発明するまでに100回も200回も失敗を繰り返したそうです。しかし、エジソンはそれを「失敗」とは言わずに「この方法ではダメだという発見をした。」と言っていたそうです。普通ならば「失敗」と考えそうなことでも、「ダメな方法の『発見』」という前向きに考えるようにしていたそうです。経験をしたこと自体は、良いことでも悪いことでもありません。経験をプラスにするのもマイナスにするのも自分自身のこころの持ち方だと思います。


     5月25日・26日と中間テストがあります。1年生にとっては初めてのテストです。小学校のテストとは違ってテスト範囲も広く、半日ですが2日間ずっとテストです。しっかり計画を立てて勉強に取り組んでほしいと思います。2・3年生の人は今までの経験を生かして、自分にあった勉強方法を見つけていってほしいと思います。それを繰り返すことによって、エジソンのように「成功」へと結びついていくのだと思います。


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