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締太鼓鉄製座台


この汚い鉄板は何でしょう?
じつは、締太鼓鉄製座台製作治具、名づけて「台作」。
背景がものすごくごちゃごちゃしてて見にくいけど、2mに切断した5分の丸鋼をセットしてあります。
真中のセンターの印に合わせて、左右がちょうど1mずつになるようにシャコ万で固定します。
左側のコーナーをガスであぶって、ストッパーに当たるまでゆっくり曲げます。
反対側も同じように。
かんぬきの様に6分の鋼管をアングルにさし渡して、上部にもうひとつパーツをセットします。
左側の2か所目を加熱して鋼管の丸みに沿って曲げます。
反対側も同様に。
2本の角が突き立ったよう。
さらに左側の3か所目、太鼓を支える部分をアングルに沿うまで曲げます。
反対側も同じように。全部で6か所、曲げました。 
取り外すと、このような形になりました。
前の曲線部分の部品は、リング革用のリングを作るのと同じ要領でφ330mmの丸型鉄板に巻きつけて作った丸鋼を使います。
茶色いチャンネルは角度切りが難しいので急遽作った切断治具。シャコ万で固定して、高速カッターで斜めに切り飛ばします。 片方切ったら、裏返して標線に合わせて再セット、反対側も切ります。
できたパーツはこんな感じ。
「台作」を180度回転させて、床に接する部分が上になるよう、シャコ万を使って固定したのち、円弧パーツを取り付けて接合部分をアーク溶接します。
溶接個所をきれいにディスクグラインダーで研磨して、鉄工所の作業は終了。
きれいに塗装したら、出来上がり。





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