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2018.08.16 大崎八幡宮

仙台の国宝巡りです。まずは、大崎八幡宮を参拝しました。

手前が拝殿、奥が本殿で、これらの間を「石の間」で繋ぐ 石の間造(権現造)といわれる建て方になっています。立面図の上が「本殿」、下が「拝殿」、真ん中のくびれた部分が「石の間」、これらが一括で国宝指定されています。

立面図Gongen Zukuri.png

慶長12年(1607)伊達政宗によって創建。本殿は桁行5間、梁間3間の入母屋造。石の間は両下造、こけら葺で、正面に千鳥破風を、向拝には見事な軒唐破風をつけている。石の間の格天井には、多数の花や薬草が描かれている。装飾の題材には、天人や摩訶羅等の仏教的なもの、猫、蝶、ぼたんを組み合わせた中国風のものなどがみられる。内外とも漆塗り、胡粉彩色が施され、彫刻、金具で飾られ、建物総体の諧調と相まって絢爛たる雰囲気をかもし出しており、桃山建築の傑作である。「慶長拾二年丁未八月十二日造立」の棟札がある。

拝殿の前には舞台が作られていました。

 


2018.08.16 仙台市博物館

仙台市博物館では、支倉常長の遣欧使節団資料を観賞

慶長遣欧使節関係資料 (仙台市博物館

仙台藩主伊達政宗が使節としてスペイン及びローマに派遣した支倉常長が欧州から将来した遺品。常長がローマで受けたローマ市公民権証書(羊皮紙)や油彩の肖像画、当時のローマ教皇の肖像画、キリスト教の祭具など、江戸時代初期の日欧交渉の実態を物語る。常長の没後、仙台藩切支丹改所に保管され、今日まで伝来した。

ユネスコ記憶遺産・国宝 「慶長遣欧使節関係資料」  ローマ教皇パウロ五世像 と 支倉常長像

ローマ市公民権証書(支倉常長宛)

伊達政宗の「鎧」も展示されていました


2018.08.16 青葉城址

博物館は青葉城址の中にあります。博物館からそのまま坂を上って青葉城本丸跡、伊達政宗さんにご挨拶してきました。

到着

頂上に護国神社がありましたので、絵馬とご朱印を頂きました

博物館のところにも、政宗公の胸像がありました

 


塩釜神社

  2011.08.14   宮城県塩釜市、鹽竈神社です。地震で道路が陥没していました。

                漁船はまだ屋根の上、境内の石灯篭も被害を受けていましたが、

                境内は明るい雰囲気、頑張れ東北!!


御釜神社

  2011.08.14   塩竈神社のそばに御釜神社があります。「鶴瓶の家族に乾杯」で

                紹介されていたので、立ち寄ってみました。


瑞巌寺

  2011.08.14   「まつしまぁ〜の」の民謡で有名な、松島の瑞巌寺です。

            本堂と庫裏が国宝です。本堂は修復中でしたが、庫裏を拝観させて

            頂きました。

国宝 「瑞巖寺本堂(元方丈)」

慶長14年(1609)伊達政宗の創建、本堂は書院造で、入母屋造本瓦葺の巨大な屋根を架し、南・北・東の三方に上縁、下縁をめぐらし、10室に画して中央奥に仏間を設けている。外観は簡素な和風手法によっているが、内部の彫刻、彩色、金具、襖絵や貼付絵には絢爛たる桃山建築の世界を表現している。

 
国宝 「瑞巌寺庫裏及び廊下(庫裏)」

庫裏は寺務所や台所などの機能をもつ施設である。禅宗寺院の通例と同じく、この庫裏は切妻造・妻入で煙出のある大屋根を架けた形式で、正面妻に桃山風の唐草装飾をつけ,内部の梁組も豪快である。

 
瑞巌寺庫裏及び廊下(廊下)

廊下は本堂と庫裏を結び、東端に玄関が附属している。本堂、庫裏に関係深い建物として重要なものである。