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症状と進行
我慢強い物言わぬ臓器で自覚症状があらわれる時は、障害がかなり進行しているケースが少なくありません。ゆえに早期発見につとめましょう。一般的に体がだるい、筋肉痛、食欲がない、吐き気がする、顔色がよくない、灰白色の便、発熱、褐色尿、みぞおちの右を押すと硬く感じる、といった症状があらわれ、さらに明らかなのは、黄疸がでたときでこの場合、症状がかなり進んだケースが多い為早急の検査を要します。
    慢性肝炎
      急性肝炎は、ウイルス性(A型、B型、非AB型)肝炎、アルコール性肝炎、中毒性肝炎などに分けられます。急性肝炎の約10%が慢性に移行するといわれています。症状として疲れやすい、腸にガスがたまる、痩せてくる、油っこいものが不得手になり酒に弱くなるなど、胃腸の悪化や風邪の症状とよく似ているので血液や尿検査を要します。

    肝硬変
      慢性肝炎がさらに進行すると、死んだ肝細胞が硬くなり二度と正常に戻りません、これが肝硬変です。慢性肝炎の約10%が肝硬変に移行するとされています。自覚症状の特長的なものはありませんが、黄疸が出たり腹水が溜まったら、もうかなり進行しています。また胸や腕にクモが足を広げたような小さい赤い斑点を中心とした糸のような細い血管の浮き出しを見たり、手のひらの外縁が赤くなることがあります。

    脂肪肝
      肝臓の胆細胞に脂肪が溜まりすぎたものです。かなりひどくなっても症状がなく、せいぜい軽いだるさや疲れやすい程度です。主にカロリー過剰などが原因で食生活の改善を。
応急対策
肝炎になったらまず安静が第一です、自覚症状が少ない為少し寝ただけで治ったような気になりがちですが克服には、長期療養に絶える根強さが大事です。

治療と予後
肝炎の再発や悪化を防ぐには、過労にならないようにし、太りすぎにならないよう栄養のバランスを考えた食事を1日3度規則正しく食べましょう。タンパク質の不足にならないように心がけ運動不足にならないようにする。急性肝炎−−慢性肝炎−−肝硬変−−肝ガンと進行していく。