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症状と進行
息切れ、動悸、めまいなどが多くなり身体にむくみが生じます。胸の痛みも特徴の一つで、狭心症で1〜2分、心筋梗塞で数十分も前胸部にしめつけられるような痛みが走ります。心臓が酸欠状態になると腰に痛みが走る事もあり血液の流れがよくない為顔色が青くなります。
    狭心症
      冠動脈が動脈硬化起こして血管が狭くなっているところへ、急に激しい運動をすれば、酸素の補給が不足します。このため胸の真ん中あたりになんともいえない不快な圧迫感、ぐっとしめつけられるような症状を発作的に起こします。これが狭心症の症状です。運動した時に起こる労作性狭心症と夜眠っている時など安静時に突然襲ってくる安静時狭心症があります。前者は発作も1〜2分でおさまるので、安静にしているだけでよいのですが、後者は、発作もまちまちで、長く続く場合は速やかな対処が必要です。

    心筋梗塞
      冠動脈硬化がさらに進んで血液の流れが止まってしまい、その先の心筋の細胞が部分的に壊死してしまいます、これが心筋梗塞です。胸の中央が発作的に死の恐怖を伴うような激しい痛みです。しかし例外的に高齢者では、たいした自覚症状を訴えないのに心電図で認められる場合があります。強い胸痛の持続と呼吸困難、冷汗、顔面蒼白、頑固な吐き気を伴い苦しみと血圧低下のためショック状態になる事もしばしばです。発作後2〜3時間以内の死亡率が高く、その原因は、重症の不整脈による場合がほとんどです。

応急対策
狭心症は、安静にしているだけで治まる場合がありますが、特効薬は、ニトログリセリンや亜硝酸アルミのような薬です。心筋梗塞は、大変危険ですので緊急入院が必要です。死亡原因となる重症の不整脈に対してリドカインなどの麻酔剤の注射や電気ショックが有効です。入院する時は、四六時中心電図を見ているCCU設備のある病院を選ぶことが肝要です。

治療と予後
心筋梗塞は、発病後1週間くらいが危険な峠といわれ、危険を脱すると3週間目ぐらいから回復期に入りうまくいけば半年くらいで社会復帰も可能になります。この心筋梗塞や狭心症の主な原因は、高血圧、高コレステロール、肥満、喫煙、ストレス、運動不足など。