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症状と進行
まず第一に体が疲れ易くなるのが特長です。これは、血管が動脈硬化に陥る為、ブドウ糖の供給が不十分になる為です。二番目として、尿の量が増え一日に3〜5リットルにもなるためのどが渇き、水分を多量に摂取するようになります。このほか空腹感がまして多食に走り易くなり、特に甘いものを欲求する為肥満に陥りがちです。ただこの病気が悪化すると逆に痩せていく傾向になります。また、オデキが出来易くしかも治りにくい、セックスの欲求が減退するなどの症状も進行にしたがっておきていきます。当然、体の抵抗力がなくなって、カゼなどひきやすく、急に視力が衰えて手足はしびれ、歯槽膿漏、貧血なども起き易くなってきます。これらの症状は具体的に、合併症としてあらわれはじめます。とくに、眼底の血管が出血を繰り返し、視力低下から失明に至る糖尿病性網膜症や、腎臓の機能が次第に低下して、ついには尿毒症に至る糖尿病性腎症(急増している)などの危険な合併症がでてきます。血縁者などに糖尿病の人がいて、遺伝的になり易い素質の人、食べ過ぎや運動不足で肥満ぎみの人、ストレスの多い人などは、自覚症状の有無にかかわらず、糖尿病の予備軍として定期的に検査を受けることはもちろん、食生活などに注意しましょう。
    糖尿病性腎症
      尿から腎機能の低下を示すタンパクが見つかれば合併症の一つである糖尿病性腎症が進行しています。糖尿病で血糖値がたかくなると血圧が上がったり、血管が硬くなったりする。さらに糖が腎臓の組織の中にまで入り込み、そこのタンパクと結びついたりして組織そのものを変質させてしまう。こうして腎臓は、体内の老廃物をうまくろ過できなくなってしまう。これが糖尿病性腎症だ。遺伝的な要因も指摘されているが、長く糖尿病を患っている人の4割近くが発病すると言われている。早い段階で見つけるには、尿にわずかに含まれるアルブミンというタンパクの量を測る。血液中の水分を保持している物質で、健康な人の尿にはほとんど含まれないが、腎機能が落ちると尿に漏れ出す量が増える。尿にタンパクが出るのは症状がかなり進んだ段階で、それから治療するのでは本当は遅い。糖尿病の人は、年に一度は尿中のアルブミンの量を調べてほしい。しかし、微量のアルブミン尿が出た段階では、糖尿病性腎症以外が原因のこともある。
治療と食事
医師の指示のもとに、食事療法、運動療法、薬物療法の3つの療法を根気よく続ける以外に決め手はありません。食事療法では、身長と体重から1日の摂取カロリーを算出し1日3回規則正しく。運動療法では、たまに激しい運動をするより、毎日適度の運動を続けていく努力を。薬物療法では、医師の指示する薬をその指示に従って服用することはもちろんです。