「吉隠米」ロゴとホームの題字は、は地元の書家もーちゃんのデザインです。

吉隠の東西に開けた谷間は、陽当たりがよく朝夕風が通ります。
源流域の美しい谷水と米づくりに適した土壌に恵まれ
吉隠の棚田で育てられたお米は、昔からおいしいとの定評がありました。
「吉隠米」は、すべて吉隠の棚田で生産されたお米を更に色彩や粒形などの選別処理を行ってより品質を高め、地域の「ブランド米」として提供しています。

　吉隠地区の棚田では、谷あい陽当りや気候条件によって、ヒノヒカリ、ひとめぼれキヌヒカリ、まなむすめといった品種のお米が栽培されています。「吉隠米」は、米づくり適した環境に恵まれ、万葉の歌が薫る吉隠の棚田で生産される、お米の地域ブランドです。

　令和６年産ひとめぼれの販売を開始しました。　　
ヒノヒカリは、１０月下旬に新米販売予定です。

　吉隠の棚田は、古の人々より受け継がれてきた大切な地区の資産です。
　しかしながら、近年になって耕作地が急速に減り、それとともに美しい里山の景観が失われてきました。
　地区では、この里山の景観を守るために棚田を地域で守り、また、そこで生産されたお米をブランド化に取り組むために「吉隠米」ブランド化推進プロジェクト会議を設置しました。
　本プロジェクト会議では、棚田の休耕田を耕作しながら、米のブランド化を推進する取り組みを実践的に進めています。
　令和元年秋には、地区をあげて小さな「村の収穫祭－棚田の恵みフェスタ－」を開催して吉隠米や地元の野菜の直売や米粉ピザやかえで餅などの販売、ハイキングイベント、旧吉隠小学校校舎（現吉隠公民館）で村の歴史のパネル展示などを行って、吉隠地区の魅力を地域外の皆さんにも知ってもらうイベントを行いました。
　吉隠米には、地域の将来を支える思いと、地域の人々の米づくりにかける誇りが込められています。

　大和さくらいブランドとは、桜井市にある桜井市らしい個性と魅力をもったさまざまな商品（資源）の中から、桜井市地域ブランド認定推進委員会が審査し、桜井市長が認定したものを「オールさくらい」の商品として取り扱い、総称として「大和さくらいブランド」と呼ぶものです。
　吉隠米は、平成30年に認定を受けました。

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