セアカタイトル
スペイン  平成10年の暮れ、一週間、スペインに行ってきました
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 太陽と歴史の国スペインの首都「マドリード」を紹介します
スペインの基本情報
 
お金の準備 スペインの都市で、日本のお金はどこでも両替できるが、安全性の高いトラベラーズチェックやクレジットカードを中心に用意しよう。しかし、地下鉄、バス、タクシーを乗ったり、チップを払ったり最低限の小銭は必要! ちなみに、今回の6日間滞在のスペインで、妻と2人で5万円両替した。
●通貨単位 スペインの通貨単位はペセタ(Pts)平成10年当時
  札 1万Pts 5,000 Pts 2,000 Pts 1,000 Pts
  コイン 500 Pts 200 Pts 100 Pts 50 Pts 25 Pts 5 Pts 1 Pt
●レート 1ペセタは、約0.86円(1998年12月) 1ペセタ1円と考えたら良い。
両替 銀行の営業時間は9時から14時で、日曜・祝祭日は休み。
マドリードのバラハス空港内は24時間営業。
マドリードのアトーチャ駅の両替所は8時から22時。
この他、市内の両替所、大手デパート、ホテルなどで両替できるが、交換レートは銀行と空港がよい。
<今回の旅行での両替レート比較>
  バラハス空港 3万円 → 34,450Pst トレドの銀行 5千円 → 5,889Pst
  アトーチャ駅 1万円 → 10,711Pst 市内の両替所 5千円 → 5,277Pst
チップ スペインでもチップの習慣があるが、あくまでもサービスに満足した時に置くもので義務ではない。
また、支払う額もサービスに応じて加減すればよい。
とは言っても、日本にないチップの習慣に困ったときは、100Pstを平均のチップと考えたら良い。
●必要なチップの目安
  ホテルのメイド、ポーター 100Pst
  タクシーの運転手 釣りの小銭程度
  レストランの給仕 100から200Pst バル(bar)で 25Pst
時差 日本より8時間遅れで、スペインの正午は日本の午後8時。
3月末から10月末までサマータイムで、時差は7時間になる。
トイレ 公衆トイレは極端に少ない。
公園、地下鉄の駅にも見当たらない。
レストランや施設、店に入ったときに利用しておく。 
気候 マドリードを中心とした中央部は、夏と冬、昼と夜の寒暖の差が大きい。
●春・秋(3〜5月、9月〜10月)
  日中の気温が上がり暖かい日でも、朝晩は肌寒い日がある。
●夏(6〜8月)
  夏は湿度が低く乾燥しているため、40度を超える昼でも日陰にはいると涼しい。
  夜は急激に気温が下がるので長袖の上着が必要。
  また、日差しが強いので、帽子、サングラスは必需品。
●冬(11〜2月)
  冬は大変冷え込む。 と言っても、大阪と同じくらいの気温。
日本への郵便 宛名書きは日本語でも良いが「Japan」と「Air Mail」を明記する。
街中の黄色いポストに投函するかホテルのフロントに依頼する。
電圧・プラグ 電圧は、220ボルト。
ドライヤーなどの電気製品を日本から持っていく人は、アダプターか変圧器内臓の海外両用のものを使用する。
治安 空港や駅、ホテルのフロントやレストランで不注意に置いた荷物の置き引きに注意する。
街中は、高価な服やバックを身につけて、不用意に歩かないこと。
裏通りは昼間でも注意する。
旅行中、2人組のひったくりに遭遇したが、物から手を離さなかったので被害は防げた。
何よりも手ぶらが安全。
●貴重品の管理
  滞在中は帰りの航空券とともに、ホテルのセーフテーボックスへ預ける。
  パスポートは、カードの支払い時に提出を求められることもあるので、コピーを用意し持ち歩くと良い。
免税手続き スペインでは、毛皮、皮革品、衣料品、宝石などおみやげになるほとんどの商品に16%の税金が含まれている。
外国人旅行者が国外に持ち出す目的で総額15,000Pst以上の買い物をした場合、大きな店では免税の手続きがとれる。 免税手続きの可能な店には「Tax Free」の看板が掲示されている。
言葉 公用語は、スペイン語。
日本語はまず通じない。
一般のレストラン、商店などでは英語も通じない場合が多い。
●挨拶会話
 やあ ! hola オーラ
  こんにちは Buenas tardes ブエナス トラデス
  おはよう Buenos dias ブエノス ディアス
  こんばんは Buenas noches ブエナス ノーチェス
  ありがとう Grasias グラシアス
  さようなら Adios アディオス
  ごめんなさい Perdon ペルドン
  はい/いいえ Si / No シー / ノ
地下鉄 Metro ●切符を買う 駅構内の自動販売機か窓口で購入する。
  一人分は、「ウノ」二人分は「ドス」。
  運賃は、全線均一で乗り換えは自由。窓口では割安な10回分の回数券を販売している。
  料金 1回券 130Pst、 10回綴り回数券 660Pst
●ホームに向かう 改札は自動改札。
  各路線は色と番号で、方向は終着駅で区別して表示されている。
  路線図で目的地を探し、乗りたい線の終着駅の表示に従ってホームへ。
●乗る、降りる
  ほとんどの車両は自動ドアだが、車両によっては手動式のドアもある。
  (乗った地下鉄は逆にほとんどが手動ドアだった。)
  目的地に着いたら「SALIDA」サリダと表示されている出口から外へ。
タクシー 白い車体に赤い斜線が入っている。
●乗り方
  ホテルの前やタクシー乗り場から乗れる。
  流しのタクシーも走っている。
  空車はフロントガラスに「LIBRE」と表示しており、夜は車体の上に緑色のライトをつけている。
  行く先は、地図で目的地を示したり、住所を紙に書いて渡すと良い。
●料金
  メーター制で、基本料金は170Pst。 日本に比べて、ずいぶんと安い。