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スペイン  平成10年の暮れ、一週間、スペインに行ってきました
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 太陽と歴史の国スペインの首都「マドリード」を紹介します
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No7
12月18日(出発の日)
  <いよいよ、スペイン旅行の幕開けである>
  朝も早い午前2時起床。
  夜明けまでの時間つぶしに、しばらくパソコンを相手にゲームに遊ぶ。
  5時、妻を起こし、着替えと忘れ物のチェック。 2人の子供は、いくら起こしても知らぬふり。
  6時5分、前日予約した日本タクシーから15分到着の電話を受け、早めに家をでる。
  京阪寝屋川市駅6時25分発の急行に乗り、京橋で6時59分発関空快速に乗り換える。
  空港2階で水越夫妻と出会い、エレベーターで4階北ゲートのCiao団体カウンターへ。
  旅行の簡単な説明を受けた後、スペインの治安を心配して、一人7千円の保険に入り、出国手続き後、16番ゲートへ。
  10時、搭乗開始、10時40分定時オランダのアムステルダムに向け飛び立つ。
空港ロビー

  <機内>
  オランダ航空KLM826便の機内は満席。 日本からヨーロッパへの観光客が8割を占めている。
  水平飛行に入るやすぐに冷たい飲み物のサービス。続いて食事が出される。
  機内の暑さとリクライニングの効かない座席のためか、妻と水越氏が酔いに悩まされ、不安な時間が経過する。
  それでも飛行機は飛び続け、予定の15時(日本との時差8時間)に経由地オランダのアムステルダム空港に到着する。
  この間11時間20分。
  アムステルダム空港はヨーロッパの玄関口らしく、広大な敷地に空港施設が立ち並び、飛行機の発着台数も関空の比ではない。
  到着ゲートから乗換ゲートまで約1km、免税店の建ち並ぶ中、マドリード行きKLM1705を探す。
  入国手続きで、マドリード入国の目的を聞かれ、足早にチェックを潜り抜け、C16番ゲートに急ぐ。
  搭乗16時25分、この機も満席で約百名の乗客を乗せ、17時10分、アムステルダムを飛び立つ。
  席の隣や前後に5、6名の日本人客が見える。 機内では、3度目になる食事がサービスされる。
  ビールと軽食の後、1時間うとうとするとそこはマドリードの上空。
  赤と青で描かれるクリスマスの飾りを窓越しに、19時10分、バラハス空港に到着する。
  荷物到着ロビーでバックを受け取り、旅行会社「HIS」の現地担当者の迎えを受け、車で宿泊場所オペラホテルに向かう。
  途中、スペインの観光事情や日本人のマドリードの生活振りを聞きながら、明日からの滞在の日に思いを馳せる。
  この現地担当者は、25歳前後の女性で日常のスペイン語会話と日本語が要求される会社でアルバイトをしながら生計を立てている。
  家賃は日本並みだが、食料品は安く、生活には特に困らないと聞いた。
  夜の9時、ホテルに到着し、一通りの説明を受け6階605号室にチェックインする。
  室内は「Cグレード」の普通の設備と広さで、想像とたがわす一安心する。
  テレビは日本と同じ数のチャンネルだけ映像が流れている。
  荷物の整理もそこそこに21時25分1階で水越夫妻と待ち合わせ、夜のマドリードに繰り出す。
  クリスマスを前に街中はネオンで飾られ、街行くスペインの人のテンションが高い。
  オペラ座の前のBAR(バルと呼び、日本の居酒屋、立ち飲みと椅子がある)に入り、初日のスペイン料理を注文する。
  オリーブオイルソ−スのサラダ、タコのマリネ、生ハム(豚肉の燻製薄切り)、加えてホタテとビールなど占めて7,800ペセタ也。
  味は良く、少し辛目で濃い味付けが特徴か。
  スペイン人の快活、元気なこと、治安の悪さを危惧してきたが初日のオペラ座周辺オリエント広場の散策には脅威を感じなかった。
  23時15分ホテルに帰り風呂に入り寝る。

ホテル