○○サークル

活動履歴2011

「元気に百歳」クラブ・関西も設立から9年目に入りました。
 3月11日に起こった東日本大震災に、大自然の前に人間の力の及び難いことを知らされました。しかしそれと同時に、人には風の前の葦のように、立ち上がることのできる強さがあることも知りました。その中で人と人との絆の大切さを知るに至りました。
 「元気に百歳」クラブ・関西では、東日本大震災の被災者支援のためのチャリティ・バザーを契機に、被災者に心を寄せながら、会員同士のコミュニケーションを通して、絆を強める活動を実行してまいりました。その様子を画像を通してご紹介いたします


2011/12/24 12月のひだまり会 
    ダンスで年忘れ・クリスマス大忘れパーティ

                                                 百木貞雄(大阪市枚方市)

年度末に相応しいパーティをと1224日、大和郡山福祉会館にて開催。三々五々の集まりも、二組の先立ちよろしく準備に入り、見通し充分予定通り11時開始。一部は「皆でダンス」が大きなテーマ。準備体操で気持ちを解し、セブンステップ・マンボ・ワルツの紹介後、この会館利用の車椅子ダンスの特性基本動作の紹介。体験もそこそこに皆の動きにリーダーは少し予定を変更。まず皆が輪になって足の弱い方は車椅子に座り、期待と不安のスタートとなった。BGMも皆をその気にさせるに充分な曲、初めての方も見よう見まねでダンスに挑戦!テンポ少しずつ高揚し、リズムもブルース、タンゴ、ジルバにチャチャチャと変り、踊り手が少々混乱の中に自由に踊りが移り変わる。一方、曲に合わせ太極拳も優雅なデモンストレーションを展開。車椅子ダンス共々楽しく進み、就中、91歳昔取った杵柄、立って踊りたいとリズムは心の中で自由にブルースを踊りきられました。相手は喜多さん。皆々最後迄踊ることができました。13時2部昼食。当初の大幅変更で、啓子・了美の二人は前夜より準備に忙殺。会館調理場を独占し奮闘!間に合いました。29名分テーブル準備もそこそこにお寿司、おにぎり、若鳥の丸焼き、目玉焼き、サラダ大皿3種秀逸は暖かいおでん、旬のケーキは少々高いが4品も揃った。年忘れパーティは楠田サンタクロースの登場。各自持ち寄りのプレゼントを各自大きな袋より頂き、年忘れに添えた、個性豊かな一言に大爆笑が続いた。名残りのタイムテーブルもアッと言う間で、皆で後片付けをしてる中、各自が喜びを交わして何かを持って帰路に着いた様だ。皆からこんな会をと言われホッ。調理場では、二人で後仕末中。
                                       (クラブだより2012年春号より転載)

   
   
 
 





2011/11/25 11月のひだまり会 
   心の旅シリーズ
         第2回 : 〜青山先生と訪ねる晩秋の飛鳥路〜

 晴天に恵まれた秋の1日、会員の青山先生の名ガイドにより、充実した時を持つことができました。古代への思いをはせながら、車窓からの風景を楽しみながら聖林寺へ向かう。本堂において、古代における聖林寺の役割、十一面観音の由緒などについて車座になってうかがう。その後大悲殿(収蔵庫)において十一面観音を参拝。端正なお姿に感動。
 談山神社へ向かう途中「崇峻天皇陵」を見学。崇峻天皇および陵についての興味深いお話をうかがった後、全員で写真撮影。談山神社到着12:00。昼食は、特製弁当。バスの中、駐車場のベンチなどで思い思いに舌鼓を打つ。
 昼食後バスの中で、談山神社について解説を聞く。その後紅葉を楽しみながら山道を神社までたどる。けまりの庭で紅葉を楽しんだ後、十三重の塔、拝殿へと向かう。拝殿で展示物についての解説を聞きながら鑑賞した後、三々五々バスへ戻る。
 帰途、峠を越えると。明日香。石舞台、橘寺、川原寺などを車窓から見る。その後、古代の宮跡に思いをはせながら車窓からの景色を楽しむ。16:00、つるべ落としの秋の日が暮れないうちに出発地の奈良商工会館前に帰る。参加者22名、疲れも見せずに家路につく。ご苦労様でした。 
 

            箸墓

 

 三輪山

   
 
   
 

談山神社 十三重の塔


 

2011/11/10  
         〜いつまでも輝いて生きる〜
           第9回「秋の例会」

  秋の例会に参加して 
                                           溝口 和 (大阪市)

奈良公園の木々が美しく色づき始めた1110()、奈良ホテル金剛の間で「元気に百歳」クラブ・関西第9回秋の例会開催。和やかな雰囲気の中、大澤代表の「皆様との暖かいご縁を大切に」との挨拶ではじまりました。

 和田本部代表からクラブの設立の経緯や全国的な組織であることを説明され、お互いに協力しクラブの益々の発展をとご挨拶を頂きました。

1部 講演では、クラブが掲げる「いつまでも輝いて生きる」をテーマに、太田富雄先生(大阪脳神経外科病院名誉院長)が、加齢は自然現象であり、その人なりの天命とでもいうものがあるのでしょうが、心の持ち方によって、身体的にも精神的にも健やかに楽しく暮らすことが出来る。そのためには食事をきちんととる。人とよく話をする。しゃべることはとても大事なことで、人との交流も深まり友人も増えるでしょう。時には本や新聞を声に出して読む。体操、散歩など体を動かすことも大事。又趣味を持つなど健康で心豊かな日常生活を過ごせるよう努力し、心安らかな老後を楽しく生きていきましょうと教えて下さいました。

第2部 食後、クラブ誌12号執筆者の紹介に続き、アトラクションは、「歌に生き 夢に生き」〜マンドリンの友と共に〜と題して、岡村光玉先生(声楽家 失語症・声楽発声研究所主宰)が、50歳で脳内出血、56歳で脳梗塞と二度も大きな病気を克服し、オペラ歌手として奇跡的に復帰し活躍された、ベルカント唱法によるその貴重な体験をご披露して下さいました。毎日毎日のたゆまぬご努力には「ようがんばらはったなあ!」と深い感銘を受けました。賛助出演の方々によるマンドリンの素晴らしい演奏と共に感動のひとときを楽しませて頂きました。

ピアニストの柴田翠先生には、会の初めから美しいピアノ演奏を聞かせて頂き、会場の雰囲気を和ませて頂きました。最後はみんなで「故郷」、「今日の日はさようなら」を輪になって歌いました。

実行委員長百木貞雄氏の閉会のご挨拶をもって、第9回例会は終了致しました。来年は設立10周年、ひと区切りの年になります。お元気でまたお会いしましょう実行委員の皆様、ありがとうございました。

 

  

会場風景

 

「元気に百歳」クラブ・関西代表挨拶

 

会員提供の盆栽

「元気に百歳」クラブ本部代表祝辞

講師 太田富雄先生

 

出席者全員で記念写真

 

友情出演 ピアノ演奏 柴田翠先生

 

アトラクション出演 岡村光玉先生

 

アトラクション賛助出演 マンドリン演奏の方々

皆で手をとって
今日の日はさようなら

 

実行委員長閉会の挨拶

 


2011/9/16 スペシャルひだまり会
      〜能の世界に触れ合う〜

 能楽師をお迎えし9月ひだまり回を実施しました。
 場所は会員のT氏宅。 参加者はビジターも含めて30名になりました。
 能楽師シテ方のU氏とご子息においでいただき、「能の世界に触れ合う」と題し、お話と実演をしていただきました。
 能の古典芸能における位置づけの簡単な紹介の後、時代劇の婚礼シーン等でで謡われる謡曲「高砂」についての解説がありました。その後、謡曲「高砂」の実演。「高砂やー・・・」高く澄んだ声が会場である和室二間いっぱいに広がりました。その後参加者が謡の体験。1節ごとに口移しで(謡本のコピーを用意いただいておりましたが)唱和しました。3回ほど口移しの練習の後、全体を通しての唱和。U氏の扇の拍子に合わせて、大きな声で唱和しておりますと、幽玄の世界に一歩踏み込んだような気持になっておりました。また大きな声を出したことにより、体内に気が充満したように思えました。

 その後、能の登場人物(シテ、ワキ、ツレなど)についての解説、囃子方の並び方−それが雛飾りの五人囃子につながっている−とその役割、舞台の構成などについて解説をいただきました。
 お話に引き入れられているうちに1時間があっという間に過ぎておりました。ここで休憩。ひだまり担当のKさん、Tさんをはじめ、お手伝いの世話人の方の接待で、お抹茶とお菓子をいただきました。作法にとらわれず、おいしくいただきました。
 後半は能の面(おもて)についての解説をいただきました。能面の種類と演目との関連について教えて頂きました。さらに、無機質に思える面が、演者の仕草により微妙な感情表現につながることを、実演を通して実感させていただきました。その後、能面を身近なところから鑑賞させていただきました。また、希望者には能面の装着体験をさせていただきました。
 最後は仕舞の実演でした。謡の声に合わせての訓練された動きに引き入れられておりました。静寂の中で、衣擦れの音が聞こえるような、集中した雰囲気でありました。皆さんの集中もあってか、予定時間を超えてのお話と実演でありました。ありがとうございました。(文責 K)
   
   
 

2011/08/19 ひだまり会
    〜「モンタノ・アーツ」絵画の世界へのお誘い〜

 場所は富雄公民館元町分館、参加者17名。 
「モンタノ・アーツ」主宰のモンタノ・ダド、喜子夫妻のご指導で夏の花ひまわりに挑戦しました。絵を描くのは50〜60年ぶりという方もありましたが、細かく分けられた段階を踏んでのご指導のおかげで、1時間半の後にはそれぞれ作品が出来上がりました。
 最後に作品を持って全員で記念写真を撮りました。皆さん充実感に満たされたお顔ではありませんか。


「モンタノ・アーツ」ホームページ→Mntano ARTS
   
   
   
  


2011/07/15 ひだまり会
        〜箸袋つくり・あしたば健康法紹介〜
 
 場所は富雄公民館元町分館、参加者15名。 
 会員の溝渕きよさんの指導の下、14名がカラフルな千代紙を利用して、ツルをあしらった箸袋づくりに挑戦しました。2枚の千代紙を組み合わせての折り紙、難しいところもありましたが、終わりには、正月用の箸袋セットが出来上がりました。
 箸袋つくりの後は、「あしたば健康法」の紹介でした。
 会員の児玉朝能さんの実践しておられる健康法と愛飲しておられる「あしたば茶」の紹介がありました。紹介の後、あしたば茶を試飲させていただきました。そして、希望の方にはあしたばの苗も分けていただきました。
   


2011/06/17 ひだまり会
   心の旅シリーズ
    第1回 : 湖東、渡岸寺十一面観音、雨森芳洲庵を訪ねる旅
 
 心の旅シリーズの第1回は「湖東、渡岸寺十一面観音、雨森芳洲庵を訪ねる旅」でした。
 足元に不安を覚えておられる方も参加できるようにと考え、今回は観光バスを利用しての旅として企画いたしました。参加者は、ビジターも含め24名になりました。
心配された雨も降らず、皆さん定刻までには全員集合。
バスが動き出すと、会員である帝塚山大学名誉教授であり、奈良学研究者であられる先生の軽妙な解説が始まり、参加者全員聞きほれながらの和やかな旅になりました。
彦根インターチェンジで名神高速を降り、湖岸へ出て”さざなみ街道を北上しました。近江の湖のゆったりとした風情に心和むひと時を持つことができました。
渡岸寺観音堂で国宝十一面観音を参拝。
端正なお姿に参加者それぞれがいろいろな感慨をもたれた様子でした。
その後、この十一面観音をその著書で取り上げた井上靖氏の記念室を訪れ、著書や十一面観音に関する資料などを見学しました。
時刻は、12時50分。

バスに戻り昼食場所である、北近江リゾートへ。
NHK大河ドラマ”江”にちなんだ「三段重”江”」をいただきました。 
昼食後、ふたたびバスに戻り、近江出身の江戸時代の偉人、雨森芳洲の記念館「芳洲庵」を見学。
青山先生の名解説に皆様耳を傾け、記念の資料などを一つ一つ見学しているうちに、思わぬ時間が過ぎておりました。老いて尚好奇心旺盛な皆さんの面目躍如と言ったところでしょうか。
午後3時帰途につきました。
帰途、一般道は午後のラッシュに入ったため長浜インターに乗るまではやや時間がかかりましたが、名神に乗った後はスムーズに進みました。
トイレ休憩を兼ね、菩提寺サービスエリアに寄る。新しく、広大なエリア。古いタイプのサービスエリアと違った雰囲気に印象を新たにしました。
帰途車上の人となった皆さんは疲れも見せず、満足の様子で出発地に変えられました。
年配の参加者のため、緩やかに運転をしていただいたドライバーさんに感謝をしつつ家路につきました。
皆さんご苦労様でした。
(文責 喜多)

   


2011/05/30 5月ひだまり会 
       〜長谷寺,美榛苑を訪ねて〜
 
 参加者16名
徒歩組とドライブ組に分かれて出発。長谷寺で合流。
長谷寺参拝ののち美榛苑で昼食。その後水越さんのログハウスを見学の後、入浴組と歴史の道散策組に分かれて活動。榛原駅に再集合の後解散。
 
   
   
   


2011/04/21 チャリティ・バザー
 
チャリティ・コンサート会場で東日本大震災の支援のためのバザーを行いました。
当日協力会員11名、会員外ボランティア3名
コンサート入場者300名

純収益金253,451円
その内、142,356円をコンサート主催者に、残額111,095円を日本赤十字社奈良支部へ寄託。

 
   
   


2011/04/06    お花見会
 
枚岡グリーンガーデンにて開催。
参加者26名。
園内で桜を愛でながら散策。
会食中、青山先生から、枚岡神社と春日大社とのつながりについての解説がありました。
 
   


2011/01/21     新年例会
 
 あやめ館にて開催。
参加者31名
第一部は2011年度総会。
第二部は会食と懇親会。
新入会員高岡さんの吟詠で、始まりました。
次に会員同士がよりよく知りあえるようにと、自己紹介のときが持たれました。。短い人、長すぎる人いろいろでしたが、それぞれの方の人柄が伝わり、お互いに親しみを持つことができたようにようでした。
 

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