<集い、学び、歌って、楽しく>
はじめに 菊花薫る秋晴れの11月8日、奈良ホテルに89人が集まった秋の例会。東京本部より中西成実代表をはじめ7名の方に出席を頂きました。人の世の無常か、2日前の6日に、名誉会員青山茂氏(89歳)が逝去されたという知らせ、黙祷を捧げつつ在りし日のご講演の姿を偲ぶ。
開 会
来賓のご祝辞として奈良県健康福祉部長寿社会課課長杉山孝氏から「現在県内に百歳以上の方が300人以上在住している。『平均寿命』というよりも、『健康寿命』を全うする意味で“元気に百歳”クラブにエールを送ります」のご挨拶。
第1部 講演
"新友が人生を豊かにする"と題して、ビジネス評論家、青木匡光(まさみつ)氏、楽しい
講演を、ホワイトボードと身体ぐるみで展開される。
(要約)
21世紀が求める人間像はバランスのとれたT型人間です。
横棒は人脈と教養、縦棒は専門技術。自分の人生を自分が経営する。
人に愛される瑞々しい艶のある生き方を目指しましょう。
(1)麗老(美意識)をもって、
(2)遅すぎることはない、気付いたら直ぐやろう。
(3)やり続けよう。そして大型人間にを目指しましょう。
それは「自立して、生きること」
その時必要なのは新友です。新友とはいつも新鮮な心で支え合う友、それは
サロンともいえる異文化の中で豊かな時間をすごすこと。
つまり「元気に百歳」クラブこそは、そのリッチタイムにあたります。
このクラブでは、@心配り Aおもてなしの心 B人の心を揺さぶるしぐさ
C仕掛け人になる D情報発信者たれetc.
「僕のキーワードは、ギブ&ギブです。自分にできることを一人ひとり手抜き
しないで精いっぱいやることです。」
「燈々無尽」「オの3原則−オシャレ・オシャベリ・オイロケ」をもって、
EQ人間(好感のある)を勇気と謙虚に生きていきましょうと話された。
(拍手)(拍手)
第一部司会の田端昭子さん、お疲れ様でした。
全員で記念撮影
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第2部
司会は古西啓子さん。
乾杯は92歳の児玉朝能さんの力強い発声。
映像と音楽で綴られた"「元気に百歳」クラブ・関西この一年"
のスクリーンを見ながら会食。
いよいよ アトラクション!!
会員による隠し芸披露
トップバッターは楠田正一郎さん(92歳)南京玉すだれ。
ご本人曰く「今年は上手くやれました」。
続く水越潔さん(72歳)ハーモニカ演奏「青い山脈」etc.
皆さんの手拍子で盛り上がる。
最後は細川豊子さん(89歳) 上品な淡い茶色地に蘇州刺繍は富士山。
世界遺産を称えて50年前の着物をあえて選ばれた由。千翔流の男舞を
なんと石原裕次郎の「北の旅人」で舞う。
見ている一同の気持ちまでシャンとしました。
元気に@100(ひやく :飛躍)コンサート
ピアノの吉田はるみさんのお人柄と若さを音に乗せ会場を包み、津田真里子さん、
Ryoko羽渕さんのお二人の歌姫の声に酔いしれました。
桶谷武さん作曲、Ryoko羽淵さん作詞という
「ありがとう」は歌唱指導を受けつつ。
そしていよいよ最後、会場中をまるく手をつなぎ、
♪今日の日は さようなら♪
盛りだくさんのメニューを、予定時間内で終えた秋の例会。見事!見事!
閉会の挨拶は、楠田正一郎さん。
「秋の出逢い」(ショパン)のピアノの音に送られた豊かな会運営。感謝しました。
[付記]
秋の例会の作品展示の皆様、会場を彩って下さいましてありがとうございました。
○モンタノ・ダド先生(絵はがきセット) ○モンタノ絵画教室作品(生徒のパステル画)
○盆栽(松・杉・檜) ○書道 一幅 ○アート・フラワ―(胡蝶蘭・福寿草)
○アート・フォト ○レース飾り小物入れ(当日のお土産)○特別展示(瓢箪飾り)
(向野幾世記〜クラブ便りより転載)
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