自作オーディオ向け第5弾.電子ボリューム素子であPGA2311を2個使用した基板です.
2c(アンバランス入出力)でも4ch(バランス入出力)でも使用することできます.
またオプションのOPAmpを搭載することで2ch(アンバランス入力)→4ch(バランス出力)にも対応.
オプションのバッファIC(LME49600)をつければヘッドホンアンプとしても使用できます.
写真の構成が標準構成です.(バッファICとOPAmpはオプション)
このキットは友人のバランス出力用ヘッドホンはどうかという話から出来たキットです.
今回基板は表面もベタGNDを採用しました.
オプションのバッファIC(LME49600),反転増幅用OPAmp(OPA2604)をつけた状態です.
写真の構成がオプション付です.
オプションのバッファIC(LME49600),反転増幅用OPAmp(OPA2604)を搭載してのテスト.
写真の接続ではバランス入力のバランス出力なのでOPAmpは未使用です.
レベルメーターは4ch表示モードで表示させています.
メインステータス表示画面.ボリュームモード,L+,L-,R+,R-チャンネルの減衰/増幅度,ピークメーターを表示.
減衰/増幅度はデシベル表示を採用し,ピークメーターは28連(4ch表示モード)/40連(2ch表示モード)表示が可能です.
ピークメーターの表示範囲は-45dB〜0dBでピークホールド表示はON/OFF可能としました.
VOL72320 REV.1.0のステータス画面を踏襲したデザインになってます.
PGA2311の設定画面.設定できるのは以下の通りです.
左右連動設定・・・左右連動,Lchのみ,Rchのみ,L+chのみ,L-chのみ,R+chのみ,R-chのみ
ZCEN設定・・・ON,OFF
その他の設定画面.レベルメーターのピークホールドあり/なし,ピークホールドのリセット方法,
レベルメーターの戻り応答速度が設定できます.VOL72320 REV.1.0やDAC1792 Rev.1.0と同じです.
EEPROM書き込み画面.設定項目をEEPROMに書き込み,次回起動時は保存された設定で起動します.
保存される項目は以下の通りです.
左右独立設定,ZCEN設定,ピークホールド有無.
SAVE VALUE SAVE FLAGは現在の減衰器/増幅器の値を保存するかどうかのフラグです.これをONにすると,
現在の減衰器/増幅器の値が保存されます.(例外的に増幅器モードが保存されます.)
また,ボリューム値はEEPROMに保存されませんが,それをカバーする機能として可変変化量ボリューム
機能を搭載しています.この機能は,つまみを回す速度に応じてボリュームの変化量を変化させるものです.
初期設定にも戻せるようになっています.
VOL72320 REV.1.0のEEPROM書き込み画面を踏襲した機能になってます.
VOLUME:PGA2311UA(オプションでPGA2310Uも搭載可)
マイコン:PIC18F46K22
LCD:TG12864E-02A
OPAmp:NJM4580(ピークメータ用)
バッファIC:付属しません(オプション扱い).
デジタル電源:5V
アナログ電源:±5V(PGA2310搭載時用に±12Vも可)
アナログ入力:1系統(4ch,ピンヘッダ)
アナログ出力:1系統(4ch,ピンヘッダ)
PIC18F46K22ファームウェア Ver.1.00(HEX)
※ファームウェアを書き換えるとEEPROMに保存されたデータは初期化されるので
書き換える前に設定を控えておいてください.
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