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マインドフルネス心理療法

うつ病、非定型うつ病、不安障害(パニック障害、PTSD、対人恐怖症など)を治すためのカウンセリングです。

当カウンセリングは、エビデンス(治す根拠)があり、臨床結果でも上記の
病気が治せることがわかっているマインドフルネス心理療法(自己洞察瞑想療法)
を用いてのカウンセリングを行っています。
セッションを受けられた方の体験談

Mさん 健常者・自己成長のため 50代女性  セッション10終了(2017年12月〜2018年11月)

私がマインドフルネスを始めたきっかけは、夫からの勧めでした。
夫がマインドフルネスに興味を持ち、山口先生に教わったことからです。
私達夫婦には子供はなく、夫の両親と同居しています。
夫婦共に将来の不安や生活の中で、しっくりいかない事があったと思います。
私には、過去のつらい出来事のトラウマがあり、似た場面に出合う時は、避けるように行動していました。
又、納得のいかない事、困る事を頼まれても断れず、不満をため込む傾向がありました。
時に怒りが溢れ、夫へ爆発することもありました。
夫婦共に心休まる事も少なく、不安、いらだち、不平とあれこれ、考えすぎの毎日だった様に思います。
もうすぐ、山口先生とは卒業の時期を迎えました。
毎回、心が軽くなり、楽しく学ばせていただき、ありがとうございました。
振り返りますと、セッション2で「見えるものは、自分が心に映したもの」を学びました。
私は見える物は皆同じと、漠然と思っていました。しかし、私の心に映し、私の世界が見える事を知りました。
ひとりひとり、与えられた身体や体験や習得してきた事は異なります。
今をみつめ、生命を心に映し、その人の生命の世界が広がり、平穏な幸福が広がっていく。
「ただ見る」というセッションで、マインドフルネスに感動しました。
又、私自身の問題ですが、
「私の不平を、身近な人に解ってもらいたい。」「解ってもらえない不満や悲しみの感情。」
に気付かせていただき、これからどう生きていくのか、自分で選択する課題を与えられた様に思います。
私の本音を夫に表し、話し合う作業が数回ありました。
とてもしんどい作業でしたが、夫婦で今をみつめられた、よい経験でした。
過去にしばられるのをやめ、私はついてない、悲しいと感じたり、些細な一言を受け止め、必要以上に傷つくことのないように
冷静な心を大切にしたいと思います。
又、落ち込んだり浮かれたり、何かに大きく心を支配されることなく、怒りや不安のない穏やかな心を持つことを目指していきたいと思います。
本来、怒りっぽい性格を持っています。
先ず、毎日の日々の中に変化を見つめ、自分と異なる考えを持つ人を知りながら、生活をこつこつと笑顔で表していきたいと考えています。
まだまだ未熟ですが、夫婦で今を大切に穏やかな心を築き上げる人生の課題を、共に歩んでいきたいと思います。
山口先生、ありがとうございました。


一人ひとり、生きてきた経験が違う。心に映っている世界が違う。だから、考え方やこれが普通だと思うことも違う。自分を知ることで、Mさんには深い気づきがあったようです。よく自己洞察されたのですね。こういう事に体験レベルで気づいてくると、対人関係の葛藤が少なくなってきます。そして、よく本音にも気づかれてます。どう生きていくのかは、自分で選択する課題。その通りです。人々や環境が常に行動していますので、必然として現れてきます。それに対して、自分の意志で、価値あることを選択して行動していくのです。人生は、自分で選択していく。意志作用もよく働くようになりました。ついてない、悲しい、落ち込む、浮かれる、そんな思いや感情もまた、私という大きな器の中に入ってくる対象です。そして、私は対象を持つ器の方です。これからも、マインドフルネスのトレーニングで身につけたことを、どんどん使っていって下さい。(2018年11月記)


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Mさん 心身症・うつ症状 50代男性  セッション10終了(2017年6月〜2017年11月)

2018年8月、断薬されたとの連絡をいただきました。
マインドフルネスSIMTのトレーニングで、心に映る現象を客観的に観察できるようになり、一瞬一瞬の今を生きていけるようになったとのことです。


以前に書いた体験談を読み返して、追加して終わります。
(下記の体験談から、数日後に追記されました。)
チャップリンの引用はあくまでも自分というものを遠くから観察して、薄っぺらな自分を削ぎ落とし、自分を知る最初の救われ方のようなもの。先生方が書き添えてくださっているように、それで解決するわけではありません。わたしの場合は喜劇と見えるところもあった。その上にか下にか知りませんが、本当に向き合わなければならないものが見えてきた。弱さゆえ覆いかぶるように羽織っていた荷物にしかならんプライドを捨て、身軽になって、願いに向かってこれから解決しないといけないことが山ほどある。自分で解決できること、相手がいること、それは様々あるので、まず自分を知って整理するという意味で書いたに過ぎません。自分を痛めつけるつまらん思考は解放し、整理した中から解決できること、解決したいこと、解決しなければならないことを、ピックアップして、この二本の足で立って行動しないと解決しないことを知る。どうにもならんことももちろんあります。要するに、あの引用に留まらない。
意識しているか無意識か。ある意味、わたしは無意識が自然なことで意識することが不自然なこと、呼吸なんて無意識な自然摂理に沿った最たるもので、意識して呼吸するなんて不自然だろ、という風に考えていましたが、その考えだとだらだらとただただ無意識に思考してしまいます。わたしも知らず知らずのうちに肩に力が入っていた。今でも意識しないと肩に力が入っている。ところが意志をもって意識を向ける方が生きやすい人もいる。
まだまだ気づいたことありますが、書いてるときりがない。そろそろこの辺で。そんな生き方もあるんだなーということを学んだということ。真の自己ってまだまだわかったようなわからんようなところです。いや、まだわかりません。
わたしもまだ、やっと今から自己洞察を経験し行動できるようになり、歩き出したに過ぎません。自分自身のことで精一杯なところです。
ただ、あの引用で、あっそう言うことか!とすべてを理解したように勘違いしないで頂ければと思い追加したまでです


自己洞察で、自分を苦しめていた本音に気づいてこられました。私たちは、この一瞬一瞬に、価値実現か崩壊かの選択を迫られています。だからこそ、よく見聞きし、自己を洞察して、価値実現の行動をとっていくのです。でも、どうにもならないこともあります。それは、受容していけばいい。これからも、自己洞察を入れながら、行動していって下さい。(2017年11月記)


体験談とは少し異なるかも知れませんが、わたしが体験談の場に残そうと考えたのはこの3つから。自己洞察の著者、大田先生へ感謝を込めて、そしてそのテキストに沿って、寄り添って道案内してくださった山口先生へ感謝を込めて。そして、人生は近くで見れば悲劇だが、遠くで見れば喜劇であるとの言葉を残したチャップリンの真意は知りませんが、現状を悲劇と捉えていても、客観的に俯瞰的に無評価に自分を観察し得ることができれば、喜劇にさえ見え救われることだってあるということを、今思考のループに落ち入り煩悶し苦悩している人達に伝えたかった。
わたしがこのセッションを始めたのには、紆余曲折あったのですが、一度自分自身を信じてみようと、ひとりで自分の力でこの自己洞察を身に付けようと始めました。そのとき誓った決め事が、必ず副産物として生涯の友としてやる、でした。
年齢的な気の弱りからか、まぁ様々なことをふと、直視したとたん、メンタルがやられ医師に心身症と病名を付けられ、それをも含め、これで良かったのだと思えるようにしたかった。 いや、そうしなければ耐えられなかった。 そうしなければやりきれなかった。 そう、そうしなければ納得できなかったのです。 わたしのために伴侶のためにも。
だから、どうしても自分に向き合い自己洞察を身に付ける必要性がわたしにはあったのです。
結局セッション5に入る前に山口先生に連絡を取り快く受け入れてくださり、お世話になることになったのですが、とても良い経験ができました。大田先生にも始める前に短いメールのやり取りでしたが、この場を借りて大田先生、山口先生にもう一度感謝致します。そして体験談にもならない文章ですが一歩足を踏み出し力強く足跡印して生きていけるよう、深刻な場合は医師の診断を受け、それからでも一度でいいから自分自身を信じ、テキストの扉を開いて山口先生にそっとノックしてみてください。自分の心に問うて決意してから。また自分自身を信じ、ひとりで取り組んでみるのも、それはそれで自信に繋がると思いますし、山口先生なら解からないところだけのセッションも受け入れてくださるかとも思います、多分ね。


体験談からもわかるように、自分を信じて取り組むMさんの姿勢は、素晴らしいものがありました。心には浅いところから深いところまであり、それを体験されていくことで、この世界の見え方も、ずいぶんと変わられたようです。今では、精神症状がほぼ改善され、仕事にも復帰されています。これからも、自己洞察を生涯の友として、続けていって下さい。(2017年11月記)



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Nさん 社交不安障害 40代女性  セッション10終了(2016年5月〜2017年5月)

私は社交不安障害で、20年以上悩んでおり、このマインドフルネスをインターネットで見つけて始めることになりました。
私は約1年かかって、セッション10までを終えることができました。
山口先生の講座は、HPにもある様に、真剣に学びたい人だけが受けられる感じで、なまけがちな私には、逆にちょうどよいプレッシャーでした。
今まで、いろんなカウンセリングを受けてきましたが、いつも感じていたのは「これでこの料金か・・・高いな」という気持ちでしたが、
マインドフルネスの講座は、テキストに従って、毎回いろんな課題を提供して下さり、又、それを実践する度に、やった後にしか味わえない
感覚を体験でき、飽きる事なく取り組め、又、一進一退ではありましたが、成果を感じられたので、やめたいと思うことはありませんでした。
はじめは呼吸法がなかなかうまくいかずに、これでいいのかな?という葛藤のくり返しでしたが、20年来の悩みが解決できずにいた私には、
「もう、これしかない」という思いもあり、ただ言われた通りやってるだけ、みたいな時もありました。
はじめの数か月は、呼吸法をやっている時間だけは、雑念(自動思考)から解放されるだけで、普段の生活に変化が出てくるまでには、
結構、時間がかかりました。でも、この課題をしていると、色々と気づくことができたので、それが面白かった事もあり、
続けていく糧にもなっていました。
一番の気づきは、一日のうち、ほとんどの時間をマイナスな考えや心配事に支配されていたという事です。現在が抜け落ちていました。
そして、そのうち、マイナス思考が起きた時に「あっ、また起きた」と気づけるようになって、徐々にそれを止められるようになりました。
(不調の時は無理ですが)
又、以前は、いかに緊張していたか、そして、その原因は自分の思考している内容であり、自分で自分を緊張させていたという事もわかりました。
こんなに悲しい出来事が、たくさん起きる自分の人生を悲観していましたが、その多くの原因を自分が作っていたとわかると、
治せるんじゃないか、という希望が出てきました。まだ、治ったとは言えませんが、1年前の自分と比べると、
未来や今の自分への捉え方が明るくなりました。
まだまだこれからも、この課題を続けていくと、また1年後、どうなっているのか楽しみです。
マインドフルネスとの出会いに感謝すると同時に、山口先生が近くでこの講座をして下さっていて、本当にラッキーでしたし有難く思っています。
そして、もっと、このマインドフルネスが広がっていってほしいと思いますし、私の様な悩みを持っている人は、早く取り組んで治して、
楽しく人生を過ごしていってほしいと、陰ながら願っています。

こちらから出す課題を、きちんと毎日トレーニングされていたNさんは、自己洞察がどんどん進んで、自分を苦しめていた本音を見抜くことが
できました。自分の中の問題と、よく真剣に向き合われたと思います。「観察する自己」に自信が出てきて、自己信頼が生まれています。
病気を改善するのはもちろん、自己成長もされています。これからも、自分の治せる力を信じて、トレーニングを続けて下さい。
(2017年5月記)



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★Aさん パニック障害と非定型うつ病 10代女性  セッション10終了(2015年4月〜2016年1月)


はじめは、こんな方法で治るのかなあと思ったけど、やっているうちに変わってきている感覚を実感するようになりました。
呼吸法は最初はなかなか続けられなかったけど、だんだん慣れてきて 症状もそれに伴い良くなってきました。
でも、セッション10が終わっても、朝はまだ起きるのがつらいです。
体力も、まだ、あまりありません。
だいたいセッション3のあたりで少しわかってきました。
そのあとも、わからないところとかもありましたが、山口先生の指導の中で気づけることもありました。
セッションに行く日が近づいてくると、とても不安感がありました。セッション7 8あたりまでは車の後ろで横になり寝ながら二時間半の道のりを通いましたが、9 10あたりには助手席に座り、眠ることなくセッションに通えました。
今、減薬が始まり体調が良くない日もありますが、いつか薬がゼロになることを目標にして、減薬を乗り越えたいです。

遠いところから、ご両親様と一緒に頑張って通われました。初めてお会いした時は、私と話すこともできない状態でしたが、今は、明るく楽しい会話ができるようになりました。症状も改善し、減薬できるまでに回復してきました。Aさんには治せる力があります。自分を信じてトレーニングを続けて下さい。
「もう、大丈夫!」と思える日が、きっと、きますよ。(2016年2月記)



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