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マインドフルネス心理療法

うつ病、非定型うつ病、不安障害(パニック障害、PTSD、対人恐怖症など)を治すためのカウンセリングです。

当カウンセリングは、エビデンス(治す根拠)があり、臨床結果でも上記の
病気が治せることがわかっているマインドフルネス心理療法(自己洞察瞑想療法)
を用いてのカウンセリングを行っています。

マインドフルネス心理療法とは?

マインドフルネスとは、今、この瞬間に注意、集中すること。
例えば、食事をしている時に、食べ物の形、におい、味など、口に入れる前から飲み込むまで、すべてに意識を向け続けることってありますか?
その間に、明日のスケジュールを考えてたり、昨日の嫌な出来事を思い出したり、今、この瞬間、食事をしているのに、別のことで頭がいっぱいになってたりしていませんか?
マインドフルネス心理療法は、自分が今この瞬間、何を見て、何を聞き、何を感じ、何を考えているのか、自覚することから始めます。
五感で感じるもの、思考、感情など、自分の心に映るもの(意識されるもの)を観ていくことで、自分の心を知り、そしてコントロールしていく方法を学び、実践していきます。
その結果、自分や他人(世界)を不幸にしない行動が選択できる、不快なことがあっても忍耐し受け入れることができる、目的に向かって行動を起こしていくことができる、というように、やりたいことができる自分、社会と関わって生きいていくことができる自分になってくることで、うつ病や非定型うつ病、パニック障害などの不安障害が改善されてきます。

マインドフルネス心理療法は、私たち日本人には、あまり馴染みのない心理療法かもしれませんが、アメリカでは盛んに行われている、最新の心理療法です。
認知行動療法の弱点を補うかたちで発展しており、臨床結果や科学的データでも、うつ病や不安障害(パニック障害やPTSD,社会不安障害など)に効果があることがわかっています。(エビデンスはこちら→
(*うつ病や不安障害を治すことが確認できている心理療法は、今のところ認知行動療法とマインドフルネス心理療法だけです。それ以外にも心理療法はあるかと思いますが、うつ病や不安障害を治せるというエビデンスや臨床結果がでていません。きちんと調べて、自分に合った心理療法を探し受けるのがいいです。)
その中でも、マインドフル*スマイルでは、心の観察の実践、自己や心の世界を論理的に説明した西田哲学、心の病気についての脳神経生理学を融合させた、日本で創始され、20年間も臨床で用いられてきたマインドフルネス心理療法の一派である、自己洞察瞑想療法(=SIMT)を用いて行います。

SIMTは、傾聴型(クライエントさんのお話に耳を傾ける)でもなく、認知行動療法(思考を変える)でもなく、例えば、ダイエットと同じように、食事制限や運動など、毎日コツコツと決められた課題を実行し、理想の体重を目指すぞ!というのと似ていて、毎日コツコツと課題(呼吸法や自己洞察、運動など)を実行することにより、ストレスがかかっても自ら克服していける力をつけるぞ!という、トレーニング型の心理療法になります。
そのため、うつ病、非定型うつ病、パニック障害など、症状は違っても、同じようなトレーニングで改善していけるとともに、治すまでに1〜2年かかりますが、自分の力で治すことができる心理療法ですので、自己信頼が大きくなり、今後ストレスがかかったとしても、再発する可能性は低くなります。

「治したい!」、「やりたい事ができる自分になりたい!」、そういう気持ちがあれば、治すための行動を、是非、起こして下さい。

*注意
当カウンセリングは、クライアントさんのお話を「うんうん。」と優しく聞くようなカウンセリングではなく、心の病気を治すための理論とトレーニング方法を積極的に指導していくカウンセリングになります。
傾聴型のカウンセリングと思って来られると、ギャップがあるかと思います。カウンセリングは学習と実践の時間だと思って来て下さい。