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高取町立高取中学校は令和2年に創立55周年を迎えました。

TEL. 0744-52-2151

〒635-0132 奈良県高市郡高取町森30番地

校長室よりPrincipal

 今年度もコロナ禍の中でのスタートとなりましたが、少しずつ以前の学校生活に近づけるよう高取中学校の子どもたちのために頑張っていきたいと思いますので、学校教育へのご理解・ご支援よろしくお願いします。
 なお、昨年度より以前少人数教室として使用していた教室をICT教室として整備してきました。まだまだ整備の途中ではありますが、子どもたちのよりよい教育環境づくりに尽力していきます。
 今年度も、下に掲げた2つを重点項目として取り組んで生きたいと思っています。
 
@Chromebookを使ってのICT教育の推進
A外国語教育の充実(小中高の連携)
 
 
 昨年度、コロナの感染防止で高取国際高校との外国語教育の交流が全くできませんでしたが、今年度は感染状況を見ながら少しでも交流できればと思っています。

令和4年度

  • 3月24日(金)令和4年度修了式
     私が生徒会新聞で卒業生へ送ったメッセージは、TVのコマーシャルや新聞広告でも掲載されている若宮正子さん(87歳)の「とにかくバッターボックスに立ってみる。バットを振ったら、当たるかもしれないじゃないですか。」と言う言葉でした。若宮さんは、81歳でiPhoneのゲームアプリ「hinadan」を作り、86歳でデジタル庁のデジタル社会構想会議のメンバーになられました。まさにバットを振ったら、ホームランになったような人生を歩んでおられるような気がします。
     そして、コマーシャルの最後では、「ほんとうに人生は分かりませんね。だから、自分の未来にふたをしちゃいけないと思いますね。」とコメントをされています。
     これらの若宮さんのメッセージは、「失敗を恐れずにチャレンジすること」「失敗してもあきらめないこと」の大切さを、私たちに伝えてくれていると思います。
     また、失敗をしない1番の方法は、「何もしない」ことだと私は思います。しかし、「何もしない」ことでは自分を向上させることはできません。失敗をして「なぜ失敗をしたのか」「どうしたら失敗をしなくなるのか」を考えて努力することが大切だと思います。そして、その努力が実ったときに自信がわいてくるのだと思います。
     先日のWBCで日本が世界一になりました。大谷選手のように普段の力を発揮できた選手もいれば、村上選手のように大会中思うようなの打撃ができず悩み続けた選手もいました。しかし、最後まであきらめずに努力を続けたからこそ、準決勝のサヨナラヒット、決勝戦での同点ホームランが生まれたのだと思います。
     最後まであきらめず、努力することの大切さを感じることができた大会だったと思います。
     みなさんも、今日でそれぞれの学年が終了します。この1年を振り返り、春休みの宿題として進級した学年で何を頑張るかを考えておいてほしいと思います。
  • 2月2日(木)高名の木登り

     今日は、鎌倉時代の随筆家、吉田兼好が書いた「徒然草」から「高名の木登り」という話をしたいと思います。

     ある日「木登り名人」といわれた男が、高い木に人を登らせて梢(木の枝の先)を切らせていました。いかにも危なく見える高所での作業には何も注意しません。軒の高さほどまで降りてきたときに初めて、「けがをしないように気をつけて降りなさい。」と声をかけました。

     それを見て不思議に思った兼行が、「そのくらいの高さなら、飛び降りても降りられるでしょう。なぜそのようにいうのですか。」と聞きます。

     男は、「高く危ないところは、自分でも注意するので何も言いません。失敗は、簡単なところで必ず起こるものです。」と答えました。

     「簡単だから大丈夫」と思っていることほど、予想外のミスをすることは多いです。

    慣れていることや得意なことほど、油断しやすいものです。最後まで気を抜かず集中して何事にも取り組みましょう。

  • 1月10日(火)3学期始業式
      新しい年を迎えるにあたって、みなさんも今年の「目標」を決めた人も多いのではないでしょうか?
     いよいよ3学期が始まりました。特に3年生にとっては、高校受験という関門が待っています。今日は、私が3年生の担任だったときのクラスの生徒にした「分かれ道」という話を紹介します。
     
     『進路』は、自分の人生の分かれ道である。
      しかし、そこにたどり着くまでにたくさんの小さな分かれ道があります。毎朝、目覚まし時計が鳴る。
     その時に「もう起きなくては・・・」と起きる人、「もうちょっとだけ・・・」と寝てしまう人。
     勉強をしているときに友だちからの遊びの誘いがあったとき、「今日は、勉強をしなくてはいけないから」と 断る人、「明日勉強するから、これから遊びに行くわ」とやらなくてはいけないことを後回しにする人など  ・・・。
      さて、みなさんはどちらの道を進みますか? 
      そんな毎日の小さな分かれ道の積み重ねが、『進路』という大きな分かれ道に影響を与えるのです。
     だから、毎日の小さな分かれ道を大切にして下さい。

     この小さな分かれ道は、3年生だけが出会うものではありません。1・2年生の人も毎日出会う道だと思います。2学期の終業式にも3学期は新しい学年の準備の学期(0学期)という話もしたかと思います。今日からの小さな分かれ道をどう進むかで、自分の「目標」にどれだけ近づけるかどうかが決まってきます。私はみなさんに後悔のない道を選んでいってほしいと思います。

    12月23日(金)2学期終業式
     今日は、朝から道に薄っすらと雪が積もっていました。12月に雪が積もるのは10年ぶりぐらいだったでしょうか。私は、まだ車にスタッドレスタイヤをはめていなかったので、近所のバス停からバスに乗りました。近鉄の駅につくと道に雪はなく、電車が発車する時刻まで30分ほどありました。「車で行けばよかったかなぁ」と思いましたが、学校に着く時間には間に合うのでそのまま電車で行くことにしました。時間が来て電車に乗り込んでも雪により電車はいつもより大幅に遅れていました。最終的には、いつもなら車で10分ほどですが、今日は1時間以上もかかりました。でも、よく考えると私は1時間ほどボォーとしていただけですが、事故のないように気をつけてくれたバスの運転手さん、近鉄の駅員さん・電車の運転士さん・車掌さんが働いてくださっていたから、無事学校へたどり着いたのだと感じました。

     今日は普段感じることができないことに気づくことができ、雪は大変でしたが清々しい気持ちになりました。


     さて、2学期の終わりに向けてみなさんに次の言葉を送りたいと思います。

     努力すれば報われる?そうじゃないだろ。報われるまで努力するんだ

     これは先日サッカーWカップで優勝したアルゼンチンのキャプテン・メッシ選手が言った言葉です。

     彼は小さい頃、体格も恵まれず、病弱でお医者さんからもサッカーは続けることはできないと言われていたそうです。その彼がサッカー界のスーパースターとして活躍するためには、想像もできない努力をしてきたのだと思います。

     私たちは努力すれば結果が出ると思いがちですが、本当は「結果が出るまで努力しなければならない。」ということを忘れてはいけません。困難な中でも努力を続けてきたメッシ選手だからこその言葉だと思います。


     3学期は、3年生は自分の目標に向かって進む学期になります。今までの努力をしっかりと発揮できる学期となるように、1・2年生にとっては1年間のまとめの学期と同時に新しい学年に進むための準備の学期(0学期)としていいスタートを迎えられるように、冬休みを過ごしてほしいと思います。

     また、今年はインフルエンザも流行するという話もよく耳にします。感染症の予防も引き続き気をつけましょう。


  • 8月25日(木)2学期始業式

     長い夏休みも終わり、今日から2学期が始まりました。3年生はいよいよ進路選択を考える大切な時期になってきました。自分の将来の夢の実現に向けて努力しましょう。1・2年生は、1学期の三者懇談でアドバイスされたことを実行できる学期にしてほしいと思います。

     また、2学期は体育大会・合唱コンクールなど行事が多い学期です。クラスで協力して絆を深める学期です。そして、係の仕事をすることで自分の責任を果たすことの大切さを感じてほしいと思います。これらのことは、普段の教科の学習ではなかなか身につけることが難しいですが、「絆を深める」・「責任を果たす」というのは、みなさんが社会へ出たときにとても必要な力になります。

     将来、みなさんが職場のなかまと協力して難しい仕事を達成した充実感は、また仕事を頑張ろうという力につながっていきます。しかし、なかまと協力しない、自分の責任を果たさないとどうなるか少し考えてみてください。自分にとってプラスになることは何ひとつないのではないでしょうか。


     私は、みなさんに「よい生き方」をしてほしいと思います。

     その第一歩が、「なかまと協力すること」「責任を果たすこと」だと思います。行事のときだけでなく、普段の生活の中でもこの2つの行動ができるようにしていきましょう。


     最後に、最近見つけた言葉をみなさんに紹介しておきます。アメリカのハーバード大学の図書館に書いてある言葉です。


      ・勉強するのに足りないのは時間ではない。努力だ。

      ・勉強の苦しみは一瞬のものだが、勉強しなかった苦しみは一生続く。

      ・今居眠りをすれば、あなたは夢を見る。今学習すれば、あなたは夢が叶う。


  • 7月20日(水)1学期終業式

     「なぜ勉強するのか?」誰もが一度は思ったことではないでしょうか?

     私も中学生時代、大人に質問しても「高校(大学)受験があるから・・・」「いい会社に就職するため・・・」などの答えは何回も聞きましたが、納得できる答えをもらった記憶がありません。
     私は学生時代、社会科がとても苦手でした。苦手というか覚えることが多すぎて、どちらかというと嫌いでした。ところが最近、世界のニュースに関心を持つ様になりました。
    きっかけは書店で谷本真由美さんの著書「世界のニュースを日本人は何も知らない」との出会いです。今まであまり世界情勢など意識をしていなかったのですが、この本を手にとって少し読み続けると、今まで自分が世界のことを何も知らなかったことに気づかされました。そして、その本の中では暴動が起こっている危険な国でも、日本のファッション雑誌や旅行雑誌に書いてある素敵な一面だけを見て、その国へ旅行してみたいと考えている日本人の多いことが書かれてありました。
     たぶん私もその旅行雑誌を見ていたら、同じように旅行してみたいと思ったかもしれません。でも、この本を読んで感じたことは、新たな知識を得ること(学ぶこと)は自分の興味関心を見つけることだけでなく、自分の命を守ることにもつながっていくのだと感じました。

    今、みなさんはいろいろな教科の勉強をしています。それは、自分の興味関心を見つけ得意なことを伸ばすためだと思います。そのスキル(能力)を生かし、自立していく力をつけるためだと思います。そして、これらの力は最終的に自分の命を守る力になることを覚えておいて欲しいと思います。
     現代社会では、情報量が増え、たくさんの情報を処理する能力が必要となってきます。大人になっても学ぶことが今以上に必要となってきます。中学生の間に「学ぶ方法(勉強の仕方)」をしっかりと身につけていきましょう。

    最後になりますが、今日の新聞のコラムに次に様な文章が載っていました。
    「失敗したことがない人は新しいことに挑戦したことがない人だ」と有名な物理学者アインシュタインが言っていたそうです。

    35日間の夏休み、普段できないことに挑戦してみましょう。まずは自分の興味関心を見つけてみましょう。そして、自分の「学ぶ方法(勉強の仕方)」を少しでも身につけて、2学期よいスタートを切れるようにしましょう。

  • 6月23日(木)

    対話は言葉のキャッチボール

     私は、よく朝の会の時のみなさんの様子を見るために教室を回っています。これは、みなさんも気づいてくれているかと思います。そしていつも感じることがあります。前で担任の先生が話をしているのに、「ちゃんと先生の方を向いていない人」・「読書の本を見たり、宿題?勉強をしている人」を毎日何人か見かけます。

     担任の先生が、朝の会で話をされることには「みなさんが今日知っておかねばならない連絡」や「みなさんに気をつけておいてほしいこと」などがあると思います。聞き逃してしまうと指示されたことができなくて、先生から注意を受けたり友達に迷惑かけたりする場合もあります。

     「他のことをしていても話はちゃんと聞いています。」という人もいるかもしれませんが、話を聞いていれば何をしてもいいのでしょうか?


    私は以前、「対話は言葉のキャッチボールである。」と言う話を聞いたことがあります。

    キャッチボールは、お互い向き合って投げる人は相手の受け取りやすいところへ投げることが大切です。そして、受け取る人も投げる人とボールをしっかりと見て受け取ることが必要です。

     

     対話も同じで、話をする人は相手のことを思って話をしてくれています。だから、話を聞く人は話をしている相手をしっかりと見て、相手の思いをしっかりと受け止めて話を聞いてほしいと思います。

     自分が相手に大切なことを伝えたいのに、相手が違うところを向いていたらどう思いますか?やっぱり、いい気はしませんね。


     また、話をしっかり聞くことは教科の学習をすることと同じくらい大事なことです。私の時代と違って高校入試も面接が実施される学校が多くなってきました。就職するときは必ず面接が実施されます。面接でしっかりと答えるためには、もちろん相手の質問をしっかりと聞かねばなりません。
     話を聞くには集中力が必要です。すぐには身につきません。だからこそ、毎日の話を聞く時間を大切にしてほしいと思います。


  • 5月16日(月)沖縄復帰50周年
     昨日は、沖縄復帰50周年記念式典がありました。ニュースでもたくさん報道されていたので、知っている人も多いかと思います。この数日間、新聞でも特集の記事が組まれていましたが、その中で2005年8月の朝日新聞にロックバンド「THE BOOM」のボーカル宮沢和史さんが「島唄」という歌の誕生秘話を語っておられる記事を見つけました。以下が、宮沢さんが語っておられた内容です。
     『島唄』は、本当はたった一人のおばあさんに聴いてもらいたくて作った歌だ。1991年冬、沖縄音楽にのめりこんでいたぼくは、沖縄の『ひめゆり平和記念資料館』を初めて訪れた。
     そこで『ひめゆり学徒隊』の生き残りのおばあさんに出会い、本土決戦を引き延ばすための『捨て石』とされた激しい沖縄地上戦で大勢の住民が犠牲になったことを知った。捕虜になることを恐れた肉親同士が互いに殺し合う。極限状況の話を聞くうちにぼくは、そんな事実も知らずに生きてきた無知な自分に怒りさえ覚えた。
     資料館は自分があたかもガマ(自然洞窟)の中にいるような造りになっている。このような場所で集団自決した人々のことを思うと涙が止まらなかった。だが、その資料館から一歩外に出ると、ウージ(さとうきび)が静かに風に揺れている。この対比を曲にしておばあさんに聴いてもらいたいと思って、この曲を作りました。
       
     実際の「島唄」の歌詞  歌詞の意味
    でいごの花が咲き 風を呼び 嵐が来た 1945年春、でいごの花が咲く頃、
    米軍の沖縄攻撃が開始された。
    でいごが咲き乱れ 風を呼び 嵐が来た  でいごの花が咲き誇る初夏になっても、
    米軍の沖縄攻撃は続いている。 
    繰り返す 哀しみは 島わたる 波のよう  多数の民間人が繰り返し犠牲となり、
    人々の哀しみは、島中に波のように広がった。 
    ウージの森で あなたと出会い  サトウキビ畑で、愛するあなたと出会った。 
    ウージの下で 千代にさよなら  サトウキビ畑の下の洞窟で、
    愛するあなたと永遠の別れとなった。
    島唄よ 風にのり 鳥と共に 海を渡れ  島唄よ、風に乗せて、死者の魂と共に海を渡り、
    遥か遠い東の海の彼方にある神界
    "ニライカナイ" に戻って行きなさい。 
    島唄よ 風にのり 届けておくれ わたしの涙  島唄よ、風に乗せて、
    沖縄の悲しみを本土に届けてほしい。 
    でいごの花も散り さざ波がゆれるだけ  でいごの花が散る頃、
    沖縄戦での大規模な戦闘は終わり、平穏が訪れた。
     
    ささやかな幸せは うたかたぬ波の花  平和な時代のささやかな幸せは、
    波間の泡の様に、はかなく消えてしまった。
     
    ウージの森で 歌った友よ  サトウキビ畑で、一緒に歌を歌った友よ。 
    ウージの下で 八千代に別れ  サトウキビ畑の下の洞窟で、
    永遠の別れとなった。
     
    島唄よ 風に乗り 鳥とともに 海を渡れ  島唄よ、風に乗せて、死者の魂と共に海を渡り、
    遥か遠い東の海の彼方にある神界
    "ニライカナイ" に戻って行きなさい。 
    島唄よ 風に乗り 届けておくれ 私の愛を  島唄よ、風に乗せて、
    彼方の神界にいる友と愛する人に
    私の愛を届けてほしい。 
    海よ 宇宙よ 神よ 命よ  海よ 宇宙よ 神よ 命よ 万物に乞い願う。 
    このまま永遠に夕凪を  このまま永遠に穏やかな平和が続いてほしい。 
    島唄は 風に乗り 鳥とともに 海を渡れ  島唄は、風に乗せて、死者の魂と共に海を渡り、
    遥か遠い東の海の彼方にある神界
    "ニライカナイ" に戻って行きなさい。 
    島唄は 風に乗り 届けてたもれ 私(わくぬ)の涙(なだば)  島唄は、風に乗せて、
    沖縄の悲しみを本土に届けてほしい。 
    島唄は 風に乗り 鳥とともに 海を渡れ  島唄は、風に乗せて、死者の魂と共に海を渡り、
    遥か遠い東の海の彼方にある神界
    "ニライカナイ" に戻って行きなさい。 

    島唄は 風に乗り 届けてたもれ 私(わくぬ)の愛を

     

    島唄は、風に乗せて、
    彼方の神界にいる友と愛する人に
    私の愛を届けてほしい。 

     ニライカナイ・・・海のかなたにある永遠不変の国のこと 

    私も、この記事に出会うまで普通のラブソングと思っていましたが、実は沖縄戦の悲しい過去を綴った歌であることを初めて知りました。最近、ニュースでは海外の国が他国へ侵攻する様子がテレビで放送され、その悲惨な状況を知っている人も多いと思います。自分たちの住んでいる街が破壊され、家族の命が奪われる。今の日本では少し想像できませんが、77年前の日本でも同じようなことがありました。だからこそ改めて「平和」の大切さを忘れずに生活していかねばならないと思います。

  • 5月 2日(月)

    学ばない者は人のせいにする。

    自分に何が足りないかを考えないから。

    学びつつある者は自分のせいにする。

    自分に何が足りないかを知っているから。

    学ぶことを知っている者は誰のせいにもしない。

    常に学び続ける人でいたい。


     これはサッカー選手の三浦知良さんの言葉です。


     みなさんは、自分の思い通りにならなかったり、失敗したときに人のせいにしたことはありませんか?自分のできなかったことを人のせいにしても、自分は何も成長しませんね。できなかったことに気づき、できるようになることが自分の成長になります。

     54歳までJリーグでプレーをし、世界最高齢での得点記録を持っている三浦さんだからこそ、学び続けることの大切さを知っておられるのでしょう。


     新学期が始まって、約1ヶ月が過ぎようとしています。5月26日から中間テストがあります。この三浦さんの言葉を忘れないで、自分の目標に向かって学び続けてほしいです。


    4月 6日(水) 1学期始業式
     いよいよ令和4年度がスタートしました。

     先ほどクラス発表もあり、この1年頑張ろうと新たな気持ちで今日を迎えてくれたかと思います。ひょっとしたら、仲のよかった友達とクラスが離れてしまった人もいるかもしれませんが、新しい友達を作るチャンスだとプラス思考で新しい生活を進めていってほしいと思います。


     令和3年度の修了式に「何もすることがない、何をすればいいかわからない、という人に伝えたいのは、やりたいことを見つければいい、それだけだ。」という話をしたかと思います。この春休み具体的に「自分はこのことを頑張ろう!」ということを見つけることができましたか?


     そんなみなさんに「頑張った失敗はだんだん小さくなるが、やらなかった後悔はだんだん大きくなる。」という言葉を贈りたいと思います。

     頑張って失敗したことは、次どうしたら失敗しないだろうかと考える力になります。また、次に成功した時の大きな自信につながります。しかし、やらなかったらこれらのことは自分には身につきません。やった人とやらなかった人との力の差はだんだん開いていくでしょう。苦手なこと、いやなことはなかなかやろうという気持ちが起こりにくいですが、そこは「失敗してもいいから、やってみよう。」と、自分の気持ちを切り替えてほしいと思います。


     先生方は、みなさんの頑張りを応援します。




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