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2018.04.19 金蓮寺
最終日は愛知県の2つの国宝建物の鑑賞です。まずは、西尾市吉良町にある金蓮寺の弥陀堂、東海地方で現存する一番古い建造物だそうです。
平面は平安期の阿弥陀堂の形式を基礎にしつつ、外観は蔀や疎垂木などに住宅風の意匠が用いられた特徴的な建築で、東海地方有数の古建築として貴重とのこと。
2018.04.19 永保寺の観音堂
最後は、多治見にある永保寺の観音堂、池の向こうにたたずむ姿が美しかったです。
一重裳階(もこし)付きの入母屋造檜皮葺きの仏殿で、南北朝時代 「水月場」とも称し、本尊の聖観世音菩薩坐像が安置されています。身舎は方三間(間口、奥行ともに柱間が3間)で、その周囲に裳階が設けられています。
国宝 開山堂、入母屋造檜皮葺き、南北朝時代の建立、永保寺開創の夢窓国師および開山仏徳禅師の頂相が安置されています。方一間(間口、奥行ともに柱間が1間)裳階付きの祠堂の前に方三間の昭堂(外陣、礼堂)が建ち、これらを相の間でつないで1棟とする特異な形式になっています。