コーギーが住む発電所

太陽光発電

太陽光発電について

太陽光発電は屋根に太陽電池モジュールを乗せて、太陽の光から電気を作ります。 太陽電池モジュール設置の為に広い面積が必要となりますが、 発電にはCO2を排出しないクリーンな発電方法です。

昼間発電して余った電力は売る

当たり前の話ですが、太陽光発電では太陽が空に昇っている昼間しか発電できません。 また一般家庭では、昼間は消費電力が少ない場合が多く、せっかく発電した電力が余ってしまいます。

そこで、昼間発電して余った電力を電力会社に売り、夜間や発電電力が足らない時には、 電力会社から電力を購入するというようにします。これを系統連系と言います。 系統連系は太陽光発電システムが自動で行ってくれます。

下の図は、5月の晴れた日の実データを元に作成しています。

一日の発電電力と消費電力の図

太陽光発電システムの構成

太陽光発電では屋根の上に太陽電池モジュールが必要ということは知られていますが、 その他にも必要な機器があります。

太陽電池パネルで作られる電気は直流電力です。それを商用電力と同じ100Vの交流電力に変換するために、 パワーコンデショナーと呼ばれる装置が必要となります。 パワーコンデショナーは、発電の開始と停止や上述の系統連系など、発電所として必要な処理を行うもので、 言わばコンパクトな発電所というものとなります。

停電時の非常電源としての機能

電力会社からの送電が停止しているとき、太陽光発電システムを連系運転から自立運転に切り替えることができます。 天候に左右される非常に不安定な電源ですが、非常時には役立つ事があるかと思います。 なお、自立運転の場合は出力に制限があり、発電した電力の全ては使用できないようです。