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発音






    ・発音は協調運動です。







   発音するために、左図の器官を
   使っています。
   もともとは
   呼吸するための器官であり、
   食べるための器官です。
   生きるためにはたらく器官を
   発音のためにも使っています。

   耳で聞いたことばは、脳で理解されます。
   脳の中で信号が伝えられ、ことばを探し、話すところに伝えられます。
   その信号によって、
   肺から息をだし、
   声帯の開き具合を調節し、
   軟口蓋をあげたり、さげたりし、
   舌を動かし、
   唇を動かして、ことばを話しています。
   構音器官が協調運動をして、ことばを話しています。

   早い時期に習得される[p]音の発音では,
   口唇を閉鎖し、
   軟口蓋を挙上し、舌を下顎につけておき、
   肺からの呼気を口腔にとどめておきます。
   一気に口唇を開いて、呼気を破裂させます。
   
   子音の1音を発音するだけで、これだけの協調運動をしています。
   
   日本語は子音と母音の組合せでできています。
   子音の[p]音につづけて、有声音の母音[a]音をつけると、[pa]音になります。
   
   動物の「パンダ」と発音しようとすれば、
   さきの[pa]音に続けて、
   舌先は上歯茎と接触し、口腔を閉鎖し、
   軟口蓋を下げ、鼻腔への通路をあけます。
   呼気を鼻腔に通し、
   声帯を振動させ[n]を発音します。
   軟口蓋をあげ鼻腔をふさぎ
   舌先を上歯茎にあてて、口腔を閉鎖します。
   肺からの呼気をとどめておき、
   いっきに破裂させ、
   声帯を振動させます。
   母音の[a]をつづけて[da]音になります。
   
   動物の「パンダ」と言うだけで、これだけの協調運動をしています。
   各器官の動きが少しずれると、誤った発音になります。
      


     ・発音の習得は・・・。

   生まれてすぐに、赤ちゃんは産声をあげます。
   はじめて空気を吸い、肺に空気を送り込み、はき出すときの声です。
   
   1週間もすると、赤ちゃんの泣き方に変化がでてきはじめます。
   
   舌は、吸ったり、なめたり、飲んだりしながらその機能をたかめていきます。
   「ブーブー」「ングー」とひとり言を話し、口をあけたり、閉じたり、舌を出したり、
   引っ込めたりしてことばを話すための準備をしていきます。
                                 
   1才にもなると、聞こえてくる音が何と結びついているのかわかるようになります。
   食べ物を指さし「まんま」と話しかけると、同じような音を出して答えるようになります。

   やがて、口唇を使って発音する音を習得していきます。
   そして奥舌と口蓋が触れ合って発音するカ行の音、
   次に前舌と口蓋が触れ合って発音するタ行の音
   さらに、前舌と口蓋にすき間を作りそこでに呼気を摩擦させて発音するサ行の音
   舌先を挙上させて弾くラ行の音
   を習得していきます。
   ラ行の発音を習得するのは、小学校の入学前後になります

   この時期に発音が誤っていれば、誤った運動パターンを覚えてしまっているといえるでしょう。

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