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サ行の発音練習
その1
サ行の呼気だけ、下にでて行きます。
それは、盛り上がった前舌部と上歯の裏のすき間を呼気が通るためです。
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サ行の発音練習 |
下唇の正中に、3センチくらいに切った透明のストローをたて、そこに息を通すのを見せます。
ストローに息が通れば、くもるのでわかりやすいです。
それを模倣させます。
息が通るようになると、ストローをはなし、母音の「ウ」をつけると、「ス」の音になります。
ストローなしで、息だけを出し、母音の「ウ」をつけます。
はじめは、間があっていいです。
次第に、一息でできるように練習してみてください。
その2
口をあけて、舌先を下前歯裏に軽くつけ、前舌部を盛り上げるのを見せます。
それから軽く歯を閉じ、前舌部と上の歯の裏にできた隙間に呼気を通します。
これが「かぜの音」です。
この「かぜの音」に母音の「ウ」をつけると、「ス」音になります。
その3
口をあけて、舌を出します。
そのままで、息をすったり、はいたりします。
次に、舌を出したまま、息を吸い、歯を軽く閉じ息を出します。
やさしく息を長く出します。
上前歯の裏あたりに息があたると、出している舌が冷たくなってくるのを感じます。
その音に、母音の「ウ」をつけると、「ス」の音になります。
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