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148 音読 斉読法のこと2 れいこまま


[148] 音読 斉読法のこと 2 投稿者:れいこまま 投稿日:2003/11/27(Thu) 11:44
1・2 と数えることは大成功でした。慌てず読めるようになってきました。でも、子供にどもりを治す為しているんだ ということを教えていいのか迷っています。学校では音読は1日2回やればよい事になっています。斉読法の4回を毎日続けたいのですが、「どうしてそんなに読まなくちゃいけないの?」と、やりたがりません。そして、録音したものを聞くと、「やっぱりどもってるし、変だ。」とがっかりしています。どのようにフォローしていったら良いのでしょうか? 一文字目がのびたり、2回繰り返したり、ゆっくり読んでもそうなる時があります。私は「全然変じゃないよ。」「はっきり聞こえてるよ」と言うのですが、受け入れてくれません。「いや、変だ」「もういい、わかったよ」 そんな調子で音読が終わります。どうしたらよいでしょうか?励まそう、自信をもってもらおう、そんな気持ちが空回りしています。

[Res: 148] Re: 音読 斉読法のこと 2 投稿者:漂泊鳥 投稿日:2003/11/27(Thu) 18:33
「こうすれば、楽に話せるよ」 「こうすれば、楽に読めるよ」 「こうすれば、楽に表現できるよ」 と、声をかけてから始めるとどうでしょうか。 やっぱり変だから、練習をいやがるんですね。 できないからいやがるんですね。 変じゃなくなれば、やると思います。 できれば、いやがらないんです。 うまく読めたという経験を積むことがたいせつです。 そのために、少し読む量を減らしてもいいと思います。 1文から始めてはどうでしょうか。 そのかわり、繰り返して練習します。 1回目は、お母さんもいっしょに読む。 2回目は、お母さんの声を小さくして読む。 3回目は、お母さんがハミングをして子どもが読む。 4回目は、お子さんが一人で読む。 そのとき録音して、テープを聞けばどうでしょうか。 「うまく読めたね」と声をかけておわればいいと思います。 後は、「音読を2回してね」ととなりで聞いてあげればどうでしょうか。 1文から始め、少しずつ斉読する量をふやしていけばどうですか。 うまく読めたと言う経験を積めば、子どもの方から「読みたい」と言うこともあるとおもいます。

[Res: 148] Re: 音読 斉読法のこと 2 投稿者:れいこまま 投稿日:2003/11/28(Fri) 08:55
緊張の場面に のコーナーにも書いてありますが、私たち親子もそれが一番知りたいんです。どうしたら気持ちが楽になるのか・・・・。 「何でも思った事そのまま話していいんだよ」 「家に居るようなあなたでいいんだよ」 「自信もって・・・」 私の声がけは子供の心を捉えていないからいつまでも治らないのでしょう・・・・。   まず一文からはじめてみます

[Res: 148] Re: 音読 斉読法のこと 2 投稿者:漂泊鳥 投稿日:2003/11/28(Fri) 20:59
そうではないと思います。 指導をする前に、 「この子にこの課題でいいのか」 と考えます。 前回の指導ではここまでできたから、今日はここをしよう。 この子はここができないから、こういう風に取り組ませよう。 こうすることで、できるかな。 ここに入る前に、確かめておかないと行けないことは何かな。 と考えるようにしています。 指導が終われば 「この方法でよかったのか」 と考えます。 こうしたほうがよかったのかも。 こうしなかったから、きっとよかったんだ。 できたことは何か。 と考えるようにしています。 できていないことで、少しがんばればできそうなことに取り組むようにしています。 「がんばって」 と言うはげましより、 「がんばったね」 と言うほめることばをかけてあげるようにしています。 実際にがんばってできたことだから、子どももうれしいと思います。

[Res: 148] Re: 音読 斉読法のこと 2 投稿者:れいこまま 投稿日:2003/12/01(Mon) 17:22
ありがとうございます。 このページを印刷して、迷ったり、不安になった時、いつも先生のコメントを見ようと思います。 「早く治したい」という私自身のあせりや、不安が余計子供のプレッシャーになってるんですね。  歌を歌っている時のように気持ちよさそうな顔で会話をしてくれる様、(どんな時でも歌はどもらないんですね。不思議です。)私もゆったりとした気持ちで子供に接する事を心がけていこうと思います。  斉読法も、あせらず、少しづつ続けてみます。


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