階段は一間で2階まで上がりきる急な勾配だが慣れればなんてことはない。天井懐がないので階高が低いから急といってもたいしたことはない。(ちなみに階高=2450ミリ。階段は11段で蹴上が約218ミリ、踏み面は185ミリ) 照明はガラスセードの古くて味のあるものを探して使っている。ここに越してきて近所の電気屋さんでなにげなくそんな話をしたら「ちょっと待てよ」とその店主は言って奥の倉庫から40年前のデッドストックを持ってきてくれた。 さっそくその二枚を当時の定価のような値段で購入して至極ご満悦。なにしろ京都の骨董品やで買えば1万円以上はするのだ! 家具は何も買っていない。越してきてすぐに偶然に知り合った山持ちさん兼材木屋さんに端材をたくさんいただき、さらに近所に無数にある製材所から切れ端をもらってきて収納をたくさん作った。 仕事場は2階の6畳間だが机やイスは置いていない。現場で余った材料でこしらえたテーブルと車のシート(ポルシェ911のシート)を座卓代わりに使っている。テーブルの下にはあんかが入っていて冬はコタツになるようにしてある。 浴室は一畳。狭いようだがこれも京間のおかげで小柄な女性なら調度ではないだろうか? なにしろ冬でも寒くないのがいい。天井なんかボールト状になっていてこれまたエレガント。これで薪で焚ければいうことないんだが・・・。 | ||||||||||
1階平面図 | ||||||||||
2階平面図 | ||||
写真左:1階北側和室(3畳) | ||||||