いでい建築事務所・出井正夫氏が行った設計変更の結果です。 変更に工学的な理由はなく、田中氏が「設計変更があった、金物を変更した、工期の遅れは出井のせいだ」と騒ぐためです。 工期の遅れを設計者のせいにし、それを原因とした工事契約の解除は無効と言いたいのでしょう。
この変更の結果、建物の耐震力が25%減少しました。
大地震により建物が倒壊した場合、家人のみならず、隣家や通行人を巻き添えにし、死者が出る可能性はゼロではありません。 いつ遭遇するかもしれぬ巨大地震に対して設計を行っている事を1級建築士が理解していないはずがありません。
従って、これを発見した時、出井氏には死刑に相当すると申しました。
訴訟では「検査機関が、計算審査が面倒という指導で変更した」と出井氏が述べた が、検査機関は設計をしない。計算し説明を行うのが設計者です。 また、面倒という審査基準はありません。 法令・設計基準に適合するかの審査です。 裁判所が嘘を信じれば、どのような嘘も通用すると思い、再び愚行を繰り返します。 この事件を公開する所以の一つです。
ホールダウン金物工事の説明 1.
柱の引き抜き力に抵抗するために取り付ける @200は200mm間隔という意味。@はan
intreval 出井はこの耐力壁の接合釘間隔を200mmに変更して申請。壁は耐力壁でなくなり、柱引き抜き力が減少する。 だが接合釘は@150で施工し、壁は耐力壁となり、ホールダウン金物の耐力が不足し、前述の通り建物の耐震力が最大で25%減少した。 この金物耐力を回復する工事費を請求訴訟した。
地震力による柱の浮き上がり |
各種耐力のホールダウン金物 |
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| 2. 金物の施工説明図
1階のホールダウン金物 |
2階のホールダウン金物 |
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施工例 |
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 写真の左の金物の耐力を減少させた |
「ホールダウン金物は柱頭部、柱脚部は同一金物とする」 このことは国土交通省告示で定められています。 | 国土交通省告示第491号 耐力壁:合板の柱への接合

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