4 木取りのこと
『木取り』とは、一本の丸太からどんな材をとるのか、どう鋸をいれるのかを歩留まりよく考え、柱や板材など様々な製品となる部材をとっていくことです。
【製材のポイント】
大事なことは、無駄なく一本の木から価値のある製品を挽くということです。ただ単に、丸太の形からその寸法にあった製品をとればいいというのではなく、節の出やすそうなところや木の目などを見て、どんな品質の材を取るのかを見極めます。無駄なく、より高い価値のある部材を挽く。高い技術の問われるところでもあります。