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中西の木になる話

源平造作材 枠材のこと
 うちが取引のある工務店さん、設計事務所さんは、造作材や枠材に杉の源平をよく使っていただいています。注文書には「源平上小」と指定されているのが多いですが・・・。
 弊社の源平造作材は8割以上「無地」で納材するよう心がけています。
 なぜかと言いますと、一般に「上小節」という等級は、節の大きさが小指の先で隠れるくらいの極々小さい節のある材をさします。しかし、一般に取引されるのは製材されたままの状態なので、その後モルダーなどで削ってさらに大工さんが鉋で仕上げると、節の大きさは小指の先が親指の先になってしまうことも少なくありません。せっかく吉野の材を使っていただくのだから、少しでも良材をお届けできたらと思います。
 また、「源平無地」は吉野しか出来ないわけではありません。他にも生産できる産地はたくさんあります。しかし、年輪の均一さや細かさ、赤身の色の美しさなどは吉野杉が最高級だと思っています。500年前から山を育ててくれた先人たちに感謝の想いでいっぱいです。



乾燥のこと

 弊社の造作材、枠材はすべて自然乾燥です。乾燥途中に割れたり曲ったり木は動きます。そういった材の癖を読み取りながら製材して反りを取ったり、小割りしたりします。
 一本一本選びながら造作材を作るってすごく楽しいですよ。