中村茂史一級建築士事務所 | ||||||||||||||||
間取りの考え方 というわけで「シンプルな杉の家」では各部屋の有機的なつながりを大切にし、なるたけ1階で生活できるようにまとめています。そうすると2階は子供達や家族の趣味や納戸のスペースになるのですが、面積的には1階の方が2階よりも広くなるのが普通で、建物は総二階建てではなく下屋のあるタイプになることが多いです。 | ||
・・・暮らしやすい空間のつながり方 | ||
<北入りタイプ> | ||||||||
<南入りタイプ> | ||||||||
図左上:「回れるプラン」の例。 | ||
2階は間仕切りなしのワンルーム 中国に「小人閑居して不善をなす」という諺があります。 やはり子供の小さい間は眠る空間くらいを仕切る程度にとどめておくのがよいように思われます。食堂や居間をただご飯を食べてテレビを見るだけの場にするのではなく、勉強や作業・遊びの空間とすればいいと思います。 このような間仕切りの変化に対応するためにも初めは2階は間仕切りなしのワンルームにしておくことをおすすめしています。 | ||||||
間取りの打ち合わせ 「シンプルな杉の家」の設計打ち合わせでは「間取りの作成」の大半のエネルギーを注ぎます。反対に「設備の決定」には殆ど時間をかけません。 電気のスイッチやコンセント位置などはこちらで提案しますが、キッチン・浴室・洗面所に使用する設備機器はお施主さん自ら決めていただくことを原則としています。 | ||||||
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