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中村茂史一級建築士事務所

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上棟式

上棟(式)について

地域によって多少言葉の違いがあるようですが、概ね「棟上げ」といえば家の骨格が出来上がったことを感謝し祝う式典のことを言うようです。

柱、梁などで屋根を支え全体の骨格を作りこれに壁やら建具を入れていく古来から続く軸組構法の木造の場合、棟上げまでの大工さんの「墨付け/刻み」とよばれる作業が実は家の木工事のほぼ90%を占めている/決定づけているといっても過言ではありません。

したがって家の骨格の一番上にある「棟木」が無事に上がれば、家の本質が九割方完成したということになるわけです。

延べ床面積で30坪程度の「シンプルな杉の家」であれば、たいていは1〜2日目には棟が上がり上棟式となります。

上棟式は;
1 出来上がった駆体2階で無事に棟が上がったことを感謝する儀式
2 棟上げ作業にかかわった大工さん他職人さんらと喜びを分かち合い、作業に伴う労苦を慰労する宴会
3 ご祝儀

ということになりますが、
1については工務店さんにお願いすれば全て行ってくれますし費用も要らないようです。
2についてはお施主さん主催となりますが、場所はたいてい現場にコンパネ等で簡易な床をこしらえ、ライトを据えて行います。材料は工務店さんが用意してくれます。ただし季節的に寒い場合は店や近所の公民館の部屋などを借りて行うこともあります。
*昨今は飲酒について厳しくなってきましたので、アルコールについては工務店さんとよく相談の上「持ち帰り」とか運転手を決めておくとかしておいてください。

3については一般的に「棟梁に二万円」「大工さん他棟上げに手伝ってくれた方々に各一万円」とういうのが相場のようですが、もちろんこれは目安であり各人の判断で行って下さい。

ともあれ、棟上げの感動を大工さんと共に祝い楽しんで下さい。

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楽しい宴会風景

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