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中村茂史一級建築士事務所

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「今どきの家と違います
 

「シンプルな杉の家」は大工さんが手でこしらえるものです。
新建材の床のように接着剤でとめませんから少しは床が鳴ることもあります。

芯持ち材は割れてきます
悪く言うとヒビ割れだらけの家になります。

大きな台風が来れば壁から雨漏れすることもあります
土地探しではよくよく注意してください!

冬場の暖房は木の家にとってとくに注意が必要です。過乾燥状態になると割れがひどくなり床板の隙間は大きく広がります。現在「今どきの家」にお住まいで冬場に20度以上に暖房温度を設定されている様な方は注意して下さい。

二階の床板は一階の天井を兼ねていますから、二階で歩く音が一階に響きます。
「私は神経質な人間だ」と思われる方はよくよく納得されてから注文して下さい。)

「割れ」について
「シンプルな杉の家」ではシンプルな杉の家はそのあり方こそシンプルですが、構造材はかなり太いものを用います。その構造材は僅かの例外をのぞき全て芯持ち材・・・木の樹芯を含んだ材料です。芯持ち材は乾燥が進むにつれて内外の乾燥程度の差によって表面から割れてきます。

葉枯らし乾燥も含めれば数ヶ月に及ぶ天然乾燥期間も気乾状態には至らず、だいたい工事終了頃から割れが始まります。そして入居後一年近くは木のはじけるパシっという音が夜の静けさの中に響きわたります。
柱や梁に割れが入りますが構造的には心配いりません。

「雨漏れ」について
土地の西側を通る台風は要注意です。南・東の強烈な雨風に家の妻側がさらされ、雨漏れの危険性があります。
さらに見通しのいい谷筋に建つような立地条件では台風時に信じられないような強風が吹きます。雨は下から降りますからもうこうなると雨漏れは止めようがありません。
密集地ではこういった心配がないのですが、山沿いの新興の住宅地などでは注意が必要です。

サッシ周り、壁から突き出した/壁の取り合い部分には隙間があります。新建材の住宅でも同じコトですがこういった隙間はコーキングで埋めることで雨水の浸入を止めているのです。コーキングは早ければ数年で劣化し、確実に雨漏れしますが大壁の家では浸水部位が見えないためなかなか発覚しません。

真壁であれば雨漏れといってもそのときだけなのでじきに乾きますから心配無用です。

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